こんにちは、天野愛菜です。

昨日のblogでは、こんなことを書きました。

では底値っていくらななの、と考えるわけですが、これは5日・火曜日のblogで書いた
11月1日発表・日銀短観 「大企業・製造業の想定為替レート・1ドル=108円68銭」。

今日はその近くに108.64円<Pivot Day・S2>があります。
午前11時半現在の価格は108.75円。
海外勢がとっても意識しています。

そして午後12時27分には、わたしのチャートでは108.645円に到達。
結局、108.64円がこの日の底値になりました。

それからは108.70円が上値。ようやく動き始めたのが午後2時30分。
株式相場から手を引いてきた日本の機関投資家さんたちの出動でした。

わたしはblogで書いたようなトレード。

今日は下値が確認された様子で、かつ15分足の移動平均線(13)が水平になるまでは、買いは控えようと考えています。

そして14時45分。移動平均線(13)が水平状態。
さぁ、買いエントリーと思ったら価格は下がってきましたが、ほとんどの場合はいったん下落してその後上昇するので、ここでの売りは絶対にダメ。

そしてこのあと、昨日の1回目のエントリーとなったわけですが、これがまたラッキートレードになりました。

1回目 15:51
108.75円<設定レンジ下限>→109.07円。「買い」32銭。

急騰したのは、午後4時18分。エントリーから27分後。

「米中が段階的な関税撤廃で合意」との午後4時17分のヘッドラインニュース。

その3分後の午後4時21分。
今度はロイターが中国商務省の話として
「米中が第一段階の通商合意に至れば、既存の関税を両国が合意の上、同時かつ同程度の撤廃が必要」と報道。

「なぁ~んだ、条件付きかぁ。」と109.12円(最高値)から108.96円<設定レンジ上限>まで16銭ほど戻しました。

わたしは売りエントリー出来ず。
最初の報道より英文が長く、複雑。すんなり単語が入ってこなくて、考えていたらエントリーの機会を失っていました。(笑)。

そして昨日の第二幕

ドル円が上昇した午後4時台に、ダウ先物も爆上げ。
その後は水平状態でしたが、それから7時間後の午後11時30分。
米国市場の開場とともに、米国株価が急騰。米国債権利回りも急伸。

そしてドル円は遅れること40分。急騰が始まりました。

そしてダウ平均株価は、史上最高値を更新しました。

昨日のトレード 利益72銭

☆達成ターゲット/
下限・第1ターゲット 上限・第3ターゲット越え

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.96円。下限は108.75円。

上限越えのターゲットは
109.02円、109.14円、109.24円。
下限越えのターゲットは
108.68円、108.55円、108.42円。

設定レンジ内のバランスラインは、108.89円。

―――日本時間―――

1回目 15:51
108.75円<設定レンジ下限>→109.07円。「買い」32銭。

決済は、1分足3MAが下がったところ。

―――欧米時間―――

2回目 17:50
108.96円<設定レンジ上限>→109.14円<上限・第2ターゲット>。「買い」18銭。

決済時刻は19時32分。18銭の長旅。
お食事&お風呂タイム。
その後は、CMEが開場する午後11時まで、109.10円と109.18円のレンジ相場になりました。
わたしは10銭越えのレンジ相場にならないと、お金がないとき以外はトレードしないのです。

3回目 0:11
109.14円<上限・第2ターゲット>→109.36円<Pivot Day・R1>。「買い」22銭。

ここは5分足の3MAで追随出来るほど、じっくり上昇してくれました。
実際は108.38円まで上昇しましたが、戻ったところのPivot決済。

2019/11/08(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.40円。下限は109.15円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.48円、109.60円、109.71円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.07円、109.00円、108.92円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、109.28円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の相場を考察する上でのポイント

①来週月曜日・11日は、ベテランズデー(服役軍人の日)で明日から米国は三連休。

②昨日の「中国の関税撤廃の発言は、トランプ大統領への罠」と海外トレーダーさんたちのコンセンサス。ここで「そんなことは言っていない。」と発言しようものなら、株価は暴落。つまり中国が関税撤廃の既成事実化を狙ったもの。

③関税を撤廃すれば、再び貿易赤字のスパイラル。政府内でも議会でも反対の声多数。

④今日の「24:00 米国 11月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値」では、ドル高予想。

⑤調整売りは108.15円付近で終了模様。

今日のわたしのトレードは、
①1時間足のローソク足の終値が、108.28円を越えてかつ一目均衡表の転換線の上方に位置したときに、その付近の1時間足Pivotで買い。
②第1ターゲット109.07円を下抜けて、上昇してから買い。
つまり「買い」戦略です。

しかしそれも、ここまで沈黙を保っているトランプ大統領と米国政府の発言による急落が怖いので、買いポジションを持っても売りポジションをセットして「両建て」しておきます。

急落したら買いのナンピンを仕掛けて、±0でOK!で収めます。
最近はまったくやっていなかったので、ちょっとドキドキです。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

もう金曜日。一週間って早いですね。
今週も、ありがとうございました。

秋はやっぱり寂しいね。

よい週末をお過ごしください。

天野 愛菜(まな)