猪八戒先生のトレーニング

こんにちは、天野愛菜です。

「相場で勝つためには、数々の対処方法を覚えることだ。」
とは、猪八戒先生の教え。

猪八戒先生と出会って最初の頃、一緒にチャートを眺めていて、上昇トレンドなのに
「さぁ愛菜、売りでエントリーだ。」
「はい。」とわたし。
しかしドンドン上昇していきます。
すると猪八戒先生は、わたしに言うのです。
「愛菜、さぁどうする?」と。

大きく動くと予想される経済指標の発表直前に、
「愛菜、買いだ。」
すると、いきなり大逆行。
猪八戒先生はいうのです。
「愛菜、さぁどうする?」と。

実際に当時は、なけなしのお金をつぎ込んでいたから、
なんてことさせるのよ!?と、よくムッとしていました。

ローソク足を想像する

「結果的に間違ったエントリーするなんてことは、ママあることだ。相場を予想することは難しいが、でも相場の動きのパターンを読めれば、負けなくなる。」と言われて
最初のトレーニングは、ローソク足をチャートから消されて、移動平均線(3・13・26・75)、基準線(21)、転換線(9)、遅行線(21)の動きから、ローソク足の形を推定することでした。
そこから、始値、終値、高値、安値の結果をローソク足にして紙に書かされました。

するとたった5分間の動きですら、わかっていなかった自分を知りました。
さらに陽線と思っていたのに、実際は陰線であったりと、その瞬間だけの価格を目だけで追っていて、頭のなかでローソク足を追走していなかったことを反省したのです。

そのあたりからかな、トレードが面白くなってきたのは。
だから今では、21本前のローソク足の形と価格まで言えるようになっています。

相場のパターンから、その対処法を会得する

それがクリアーした次のトレーニングは、80ティックチャートを使って、変動しているチャートのなかにある法則性の勉強。

たとえば上昇してから下降する際には、必ず移動平均線(21)で跳ね返りますが、その後、再度上昇するか、下降するかのパターンの見極め。
再上昇しても直近の高値に付いてから、少しだけ押し上げてから下降。そしてここまでの時間経過で移動平均線(21)が水平になっていたら、ここで跳ね返ってトリプルトップから上昇トレンドに向かうのか、移動平均線(21)の下に行って、直近の安値につけて、レンジ相場の下値を形成していくか、などのパターンの見極め実戦学習でした。

当然のこと、当初はポジションに入れなくなるほど、損失の繰り返し。
そのたびに、猪八戒先生はわたしに貸し付け。
新手の詐欺師か、と思いました。

「先生ね、こんなにわたしに貸してくれても返せない。カラダで払ってもムリだよ。」と言うほどまで、借入金が増大。
「そのうち天啓が来る。」というばかりで、毎日24時間チャートに奮闘していました。

余談ですが兄弟子たちは、どこでどんなエントリーをしても、最終的には利益を持っていきます。
「トレードは対処法だけ。それさえ会得すれは、いつ相場に入っても勝てるものだよ。」
と。

わたしも早く、そんな境地に立ちたいです。

お問い合わせメールをいただいて

設定レンジを越えても、戻った。
ターゲットまで届かなかった。
予想とは違ったけど。

などなど、たくさんの励ましのメールをいただきますが、それも相場、それが相場です。

相場に取り組むには、やはりスポーツと同じで上達することを目標にして、インディケーターやファンダメンタルズの分析の他に、やっぱり経験と勘も必要なのがトレードです。

わたしはトレードした翌日には、前日の結果を書いていますが、別に自慢したり嫌みなんかじゃないですよ。
やれば出来る、ということをお伝えしたくて、参考にしていただきたいのです。

最近のドル円は値幅が狭いので、利益は少ないけど、わたし失敗しないので、という感じですが、ドル円と並行してトレードしているユーロドルやポンド円では損切りだってあります。最悪なのがポンド豪ドル。

ため息は心を削るカンナかな、ーと言われますが、ため息ばかりで、心が削られすぎて「自己喪失」なんていうこともあります。

勝てない方へ

まずはドル円で勝てない方。最初は1銭でも0.5銭から取っていきましょう。
それを続けていくと、それが勝ち癖になって、猪八戒先生がいう「天啓」というか「勘」が芽生えて来ます。
車を運転していて、意識しなくてもブレーキを踏んだり、曲がったり、という同じような感覚がトレードでも養われていきます。

ポイントは、集中力を切らさないこと。
ボーと生きてんじゃねぇよーと、チコちゃんに言われないように、ささいなことにでも疑問を持って取り組んでいくことが大切と思っています。

必ず勝てるのが、相場です。

相手と戦うわけではないのです。

上手に追随すればいいだけです。

今日の最後に

今日は、生意気なこと書きました。ごめんなさい。

昨日は猪八戒先生のお母様に連れられて、歌舞伎座に行ったりお買い物をしたり、90歳にしては健啖家。
フレンチをいただいてワインも空けてと、お母様に比べたらまだまだ若いわたしが根を上げる始末でした。

そして今日も朝からお出かけ。
先ほど伊豆の温泉旅館に到着して、今blogを書いています。

今日の愛菜のひとり雑談も、自分のことになってしまいました。

猪八戒先生との出会いのblog→
https://follow-my-heart.jp/market-view/1127-2/

2019/11/22(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限108.70円。下限は108.56円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
108.77円、108.85円、108.95円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
108.50円、108.45円、108.36円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、108.65円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日注目されている経済指標は
「17:30 ドイツ 11月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)」
「18:00 欧州  11月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)」
「23:45 米国  11月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)」

とくに注目はドイツPMI。
景気の底が見えてきたら、ユーロ買いドル売り。
そしてその状況を念頭におきながら、米国のPMIで大きく変動が大勢のシナリオ。

今日の戦略は、設定レンジ&ターゲットと1時間Pivot重視の原点回帰。深追いは禁物です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日は更新が遅くなりました。

よい週末をお過ごしください。
わたしは、週末もお母様とご一緒です。
気を抜かないで頑張ります。

白いシュウメイギク。
こちらの方がポピュラーかな。

今週もありがとうございました。

天野 愛菜(まな)