【今日のドル円】FX生活・ブログ ~心のままに~ 天野愛菜(まな)

ドル急騰は「報道」好感。両政府の正式発表はなしー【ドル円 今日の予想・ターゲット】

こんにちは、天野愛菜です。

昨日はトランプ大統領のツィート
「中国との大きな取引。合意が非常に近づいている。」で大きな期待を持って上昇。

ウォール・ストリート・ジャーナルが報道した
「米交渉担当者は3600億ドル相当の中国製品に対し最大50%の関税引き下げを提案したもよう。」で、中国に球を投げて終了

わたしが目論んでいた「15日の追加関税延期」のトランプ大統領やホワイトハウスからの正式な発表がなく、
「噂(期待)で買って、事実(内容・確認)で売る(手仕舞う)」ことも現実にならず、
昨日の「売り」戦略がもろくも崩れてしまいました。

昨日のblogでは
「今日の買い転換は、108.72円<上限・第2ターゲット><Pivot Day・Key>からですが、急落注意です。」と書きましたが、108.72円に到達する前にトランプ大統領のツィートがあって、あっけなく突破されました。

取りあえず「買い」エントリーからの波に乗れて、わたし的には結果オーライで終了しました。

 

これからのポイントは、日経新聞の電子版の見出しに
「NYダウ200ドル高で推移 米中が原則合意との報道好感」
とありましたが、昨日のドル急騰の要因はあくまで「報道」であって、両国政府から正式な発言によるものではないことです。

午後からの中国政府の発表内容に要注意です。

昨日のトレード 利益89銭

☆達成ターゲット/上限・第4ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.57円。下限は108.46円。

上限越えのターゲットは
108.65円、108.72円、108.80円、108.93円。
下限越えのターゲットは
108.35円、108.24円、108.16円、108.01円。

設定レンジ内のバランスラインは、108.51円。

―――欧米時間―――
1回目 18:50
108.70円<Pivot 1H・R3>→108.57円<設定レンジ・上限>。「売り」13銭。

2回目 23:35
108.65円<上限・第1ターゲット>→109.28円<Pivot Day・R2>。「買い」63銭。

トランプ米大統領
「中国との大きな取引。合意が非常に近づいている」とツィート。
ここでの「買い」エントリーのポジション設定は、5分足チャートでダイバージェンスが発生していたため。

3回目 23:57→23:59
108.93円<上限・第4ターゲット>→108.91円<1分足・3MA>。「売り」2銭。

4回目 1:21
109.28円<Pivot Day・R2>→109.17円<Pivot 1H・Key>。「売り」11銭。

2019/12/13(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.57円。下限は109.35円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.60円、109.72円、109.80円、109.91円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.26円、109.18円、109.06円、108.93円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、109.44円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

英国下院総選挙の結果は、英国トレーダーさんたちの杞憂に終わりました。
これはこれで、よかったのではないでしょうか。
昨晩のトレードで疲れているし…。

今日注目の経済指標
22:30 米国 11月 小売売上高

値幅としては5~10銭程度が狙えるのですが、その前に「米中通商協議の第1段階の合意」内容いかんでは、かすんでしまうかも知れません。

25:00 米国 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、講演。

 

ここまで一気に上昇したので、今日は「上値余地を探る展開」
市場が意識している上値メドは、109.72円<上限・第2ターゲット/12月2日高値>。
ここを抜けると、上限・第4ターゲットを越えて、110.00円、110.10円に向かいます。

両国政府の「米中通商協議の第1段階合意」発表で、
「噂(期待)で買って、事実(内容・確認)で売る(手仕舞う)」ことが現実になれば、下落からの急落。

そして今日は週末。
今週は9日(月曜日)に最安値・108.42円をつけて、現在は1円以上の値幅で推移しているので、ある意味では高値圏。
利益確定売りがあっておかしくありません。

また米国株式相場では、「株価急落に備えたプットオプション買いのヘッジ急増」というヘッドラインニュースがありました。

 

どうしてもわたしの目線は、下方向のターゲットを意識してしまいます。
米中政府によるポジティブな会見があれば、条件反射的に上昇。
わたしは、その後の「売り」を狙います。
中国の球の返し方いかんで、急落もあり得ます。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

今週もありがとうございました。
メリーは、インフルエンザでした。
いつも一緒にいたので、ちょっと自分のことが心配になっています。

昨日に続き、玉川上水。
神様たちが、この世に姿を現すときに乗って来る「雲」に見えませんか?

よい週末をお過ごしください。

天野 愛菜(まな)