こんにちは、天野愛菜です。

昨日もお伝えした「新型コロナウィルス」についての続報。

ジュネーブで開催された世界保健機関(WHO)第2回目の会議では

「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態。」と一歩踏み込んだものの
「中国には感染を制御する能力があると確信している。」として
「中国に対する渡航や貿易の制限は勧告しない。」と習近平国家主席の要望に応えた結果となりました。

アメリカでは、
「WHO(世界保健機関)も、WTO(世界貿易機関)も、IMF(国際通貨基金)も、ユネスコも、国際機関のすべてが中国のお金の力に支配されている。」と、事実を検証しながら解説したコメンテーターの方の話がクローズアップされていました。

まぁ実際はどうであれ、取りあえず昨晩は米国株価は3指数とも上昇。
ドル円も世界保健機関(WHO)の会見後は上昇に転じました。

アメリカの経済サイトのコラムでは、
「世界保健機関(WHO)はそうはいうものの、有効なワクチンの開発成功や感染拡大の収束がなければ、市場に対する懸念は払拭されない。
中国の製薬会社がワクチンの開発に成功したという報道もあるが、生物兵器の漏洩瑕疵による拡散でなければ、2週間くらいでワクチン開発が成功するわけはない。
一層の注意を持って、これからの相場に対処すべきである。」とありました。

また別のサイトでは、新型コロナウィルスの関連記事のなかでドル円について次のように書いてありました。
「日本は、武漢からの帰国者に対して諸外国が行った隔離などを行わず解放。週末にかけて感染者が増えたとの報道があれば、円は下落していく。注意が必要だ。」とありました。

 

ドル円も、それはそれで大切ですが、やっぱり健康第一。
せめて今度の週末は、不要不急の外出は控えて、お家でゆっくりカラダを休めていてください。

昨日のトレード 利益68銭

☆達成ターゲット/下限・第3ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は109.06円。下限は108.86円。

上限越えのターゲットは
109.18円、109.26円、109.33円、109.48円。
下限越えのターゲットは
108.80円、108.74円、108.64円、108.51円。

設定レンジ内のバランスラインは、108.97円。

―――欧米時間―――

1回目 23:46
108.97円<バランスライン>→108.74円<下限・第2ターゲット>。「売り」23銭。

2回目 0:51
108.74円<下限・第2ターゲット>→108.66円<Pivot 1H・S2>。「売り」8銭。

3回目 2:08
108.74円<下限・第2ターゲット>→108.59円<Pivot 1H・S2>。「売り」15銭。

4回目 4:46
108.64円<下限・第3ターゲット>→108.86円<設定レンジ・下限>。「買い」22銭。

2020/01/31(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.13円。下限は108.87円です
(レンジ幅=26銭)

ターゲット

④109.43円 <1/10安値、適応型移動平均・転換線>
③109.35円 <Pivot Day・R2>
②109.25円 <1/29高値、1/23安値、FR=61.8(日足)、Horizon Line>
①109.18円 <12/17・12/19高値>

◆ 109.13円 設定レンジ・上限
■ 109.00円 <バランスライン>
◆ 108.87円 設定レンジ・下限

①108.80円 <適応型移動平均・転換線>
②108.74円 <1/28安値・Horizon Line>
③108.67円 <Pivot 1H・S1、適応型移動平均・転換線>
④108.59円 <1/30安値>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日注目の経済指標は

19:00 ユーロ 10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)
22:30 米国 12月個人消費支出(PCEデフレーター)
23:45 米国 1月 シカゴ購買部協会景気指数
24:00 米国 1月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値

ミシガン大学消費者態度指数は確報値ですが、前回値の修正があると動くとされています。

今晩のドル円。
このまま「新型コロナウィルスの関連記事」が沈静化すると、実際はどうあれ(ちょっとシツコイ_(._.)_)、ドル円は落ち着いてしまいます。
ボラティリティの低下。

とりあえず109円台は回復したので、109円を割ったら「買い場」を探ろうという消極的な展開が予想されます。

今日のトレードは、急落したら追随しますが、ゆっくりとした下落なら買い場を当てていこうと思っています。
設定レンジ内なら、1時間Pivotが最も有効です。
なんども書きますが、Pivotは全時間足に共通ですから。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

写真を整理していたら見つけました。
ニューヨークではなくて、昨年東京・武蔵野に行ったときに、狭山湖に続くサイクリングロードで撮りました。
道路に面した畑を耕す農家さんの自作。
道行く人たちに、微笑みを与えてくれています。

 

今週も、ありがとうございました。

今日で1月もおしまい。
わたしは、なんの進歩もなかった…。悲しい。

よい週末をお過ごしください。
わたしは、ニューヨークで寝ています。(笑)。

天野 愛菜(まな)