こんにちは、天野愛菜です。

春節明けの中国株価は、中国人民銀行の「1兆2000億元(約18兆7000億円)を供給」で、ドル円もパニック相場にはなりませんでした。
日本の機関投資家の方々は一安心。

そしてわたしは、
1回目 10:32
108.47円<Pivot 1H・Key>→109.57円<Pivot 1H・R1>。「買い」10銭。

しかし完全横ばい推移の上海総合株価にビクビクしていたので、20分少しで決済しました。

 

この時間は、米国では2日日曜日の夕方なのに、わたしの知り合いのトレーダーさんたちには、会社から集合が掛かっていました。
「急落したら、底を見て買い。目標は金曜日の安値(108.31円)」。
そんな方針だったらしいです。
滅多に目標価格が提示されることはないので、「何かあるのか?と緊張した。」と書いてありました。
そして、日本時間正午。
「こっちは午後10時。これから帰って寝る。」とメールがありました。

他のトレーダーさんからは、
「金曜日の為替は、株価の暴落に引っ張られたけど、基本的にドルの強さに変化はない。」
ので、「安易に売りでエントリーするな」と忠告をいただきました。

別のトレーダーさんは、
「ドル円の下値は108.00円付近。その価格より下がってもすぐに立ち直る。実需筋のドル買いが全力で始まるから。」

現状の「新型コロナウィルス」に対する海外の認識は、
「感染率は高いが、致死率は低い」
今日は、この認識が悪化すれば、108円を割ってしまうかも知れません。

ドル円は米国次第。
今晩はしっかりとついて行きたいです。

先週金曜日(31日)のトレード 利益50銭

☆達成ターゲット/下限・第4ターゲット

先週金曜日(31日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は109.13円。下限は108.87円。

上限越えのターゲットは
109.18円、109.25円、109.35円、109.43円。
下限越えのターゲットは
108.80円、108.74円、108.67円、108.59円。

設定レンジ内のバランスラインは、109.00円。

―――欧米時間―――

1回目 23:15
109.87円<設定レンジ・下限>→108.37円<Pivot 1H・S1>。「売り」50銭。

今週、ドル円に影響を与えそうな経済指標

2月3日(月)
EU EU欧州委員会、対英交渉方針案公表

24:00 米国 1月ISM製造業景況指数

2月4日(火)
米国 トランプ米大統領、一般教書演説

24:00 米国 12月製造業新規受注

2月5日(水)

22:15 米国 1月 ADP雇用統計
22:30 12月 貿易収支
24:00 米国 1月ISM非製造業景況指数

2月6日(木)
日本 トヨタ決算

経済指標は特にありません

2月7日(金)
中国 1月 貿易収支(時間未定)

22:30 米国 雇用統計


IMFが世界各国に、金融政策の緩和を求めました。
それを受けて、米国の政策金利の「利下げ」が、昨晩から話題になっています。
当然のことですが、銀行の親分であるFRBは、これ以上の銀行経営の悪化は避けたいので、「現状維持か、出来れば利上げして収益を改善したい。」
今週から、また綱引きが始まるかも知れません

2020/02/03(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.58円。下限は108.31円です
(値幅=27銭)

ターゲット

④108.94円 <日間レンジ・上限>
③108.88円 <Pivot Day・R1>
②108.73円 <1/28安値・Horizon Line>
①108.64円 <適応型移動平均・転換線>

◆ 108.58円 設定レンジ・上限
■ 108.42円 <バランスライン>
◆ 108.31円 設定レンジ・下限

①108.26円 <1/7安値>
②108.16円 <適応型移動平均・転換線>
③108.06円 <Pivot 1H・S1>
④108.01円 <日間レンジ・下限>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

20200203_1uy_p

愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日、注目の経済指標は
「24:00 米国 1月ISM製造業景況指数」
結果が悪くても、108円を割るほどのインパクトはない、と思っています。

世界情勢のなかで「悪化懸念材料」には事欠きませんが、直近のドル円のファンダメンタルズは、午前中の「パニックなし」で改善されたのではないでしょうか。

テクニカルは「売り」傾向なのですが…
今日のわたしのトレードは、108.58円<設定レンジ・上限>を越えたら「買い」スタンス。

買った後に、何度も±0円決済になったら、休憩して様子見。
108.00円を割るまでは、「買い」にこだわってみようと思っています。
ただし急落の兆候を感じたら、即刻「売り」に転向します。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

日本に帰って来ました。
刺激的だったアメリカから、一変して静かな山の麓。
しかし別荘地から風に乗って森林を包む薪ストーブの煙のニオイが、わたしには心地よいです。

真っ先に春の予感を魅せてくれる「ロウバイ」。
「ロウ」はローソクの「蝋」。
名前の由来には、ローソクのような透明感があるからだそうです。確かに…。

 

今週も頑張りましょう。

天野 愛菜(まな)