こんにちは、天野愛菜です。

海外から匿名メール。
「武漢肺炎」「中国新型肺炎」ではなくて「新型コロナウィルス」と書きなさい、ーと強いご指摘。
わぁー怖いと思って、日本語のblogはわたしが、そして他言語に翻訳されている部分は、それぞれ引用している方が、昨日中にすべて「新型コロナウィルス」に書き換えました。
だからもう、スパム攻撃はしないでね!(笑)。

さて先週は、その「新型コロナウィルス」の報道によってドル円も動きました。

そして週末の経済コラムは、「新型コロナウィルス」が拡大すればするほど、各国は金融緩和に向かうのではないか、という意見に盛り上がりを見せていました。

そのようななか、今週は「FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに再度舵を切るのか」が国内外の経済ニュースを盛り上げて、そしてパウエル議長をはじめとするFRBボードメンバーの発言に対する思惑で、ドル円も動いていくのではないかと思っています。

 

「新型コロナウィルス」の感染拡大のニュースが出れば、本来は「ドル売り・円買い」。
しかし最近は、逆にドルの需要が増してきています。
「安全通貨のドル」といった様相です。

ところが、今月は2月…。(愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法へ続く)

 

先週金曜日(7日)のトレード 利益1円3銭

☆達成ターゲット/下限・第2ターゲット

先週金曜日(7日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は110.10円。下限は110.80円。

上限越えのターゲットは
110.09円、110.15円、110.29円、110.36円、110.52円。
下限越えのターゲットは
109.69円、109.55円、109.47円、109.38円、109.32円。

設定レンジ内のバランスラインは、109.92円。

―――欧米時間―――
1回目 18:24
109.92円<バランスライン>→109.69円<下限・第1ターゲット>。「売り」23銭。

2回目 19:18
109.69円<下限・第1ターゲット>→109.92円<バランスライン>。「買い」23銭。

3回目 22:30 「愛菜の経済指標トレード」
109.97円<Pivot 1H・R3>→109.76円<Pivot 1H・S3>。「売り」21銭。

*********
1月 非農業部門雇用者数変化(前月比)
結果:22.5万人 予想:16万人 前回:14.7万人
1月 失業率
結果:3.6% 予想:3.5% 前回:3.5%
1月 平均時給(前月比)
結果:0.2% 予想:0.3% 前回:0.1%
1月 平均時給(前年同期比)
結果:3.1% 予想:3.0% 前回:3.0%
**********

4回目 23:11
109.80円<設定レンジ・下限>→109.55円<下限・第2ターゲット>。「売り」25銭。

5回目 0:42 「ロンドンフィキシング・トレード」
109.65円<Pivot 1H・Key>→109.76円<Pivot 1H・R1>。「買い」11銭。

今週、ドル円に影響を与えそうな経済指標

2月10日(月)
22:15 米国 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事
※米国銀行協会会議(フロリダ州チャンピオンズゲート)

2月11日(火)
24:00 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
※米下院金融サービス委員会「金融政策報告」(もう公開済み)
26:30 米国 クォ―ルズ米連邦準備理事会(FRB)副議長、発言
※イェール大学ロースクール学部講演

2月12日(水)
24:00 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
※上院銀行委員会

2月13日(木)
22:30 米国 1月消費者物価指数

2月14日(金)
19:00 ユーロ圏 10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)
22:30 米国 1月小売売上高
23:15 米国 1月鉱工業生産・企業在庫
24:00 米国 2月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

 

2020/02/10(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.86円。下限は109.60円です
(値幅=26銭)

ターゲット

③110.09円 <1/22高値>
②110.01円 <2/7高値 Pivot Day・R1>
①109.94円 <適応型移動平均・転換線>

◆ 109.86円 設定レンジ・上限
  ■ 109.73円 <バランスライン>
◆ 109.60円 設定レンジ・下限

①109.53円 <2/7安値、Horizon Line>
②109.45円 <適応型移動平均・転換線、Pivot Day・S2(GMT)>
③109.39円 <11/29,12/18,12/27安値、適応型移動平均・転換線>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

金曜日のblogでは
「今日は停滞から下落、そして上昇の予想でトレードします。」と書きました。
一応そのような流れになりましたが、110円を上抜けることはありませんでした。
しかし109.50円を割ることもなく、「上値は重く、下値は堅く」。

 

そして今日からのトレードで注意すべき点は、ちょっと早いかも知れませんが、日本の年度末に向けた毎年2月の「円高」

3月には株式の「配当」があったり、「利払い」の確定などがありますが、多くの企業の財務・経理部は2月末で仮決算を行います。
今期の概算見通しをまとめるためにも、必要な作業です。

現在の不安定要因である「新型コロナウィルス」は終息の兆しがまだありません。
米国経済は堅調とはいうもののギリギリまで待って、円が暴落したら大変です。
これが4月であれば、あと11ヶ月もあるのでなんとかなるでしょうが、残りが1ヶ月ともなると、安全第一となってきます。

現状では、110円以上伸びる可能性に掛けるにはリスクがあります。

海外トレーダーさんたちの見立てでは、110円付近にドル売り、円買いの「予約」が入っていると考えるのが妥当ではないか、ということです。

「ドル買い」は欧米勢にお任せして、日本の実需勢は「ドル売り」のタイミングを待つ。
そしてー
この時期は、円買いが始まったら、欧米勢は静観。
そして価格が落ち着いてきたら、「もういいかい?」という感じで買い上げるそうです。

そんな状況を視野に入れて、今週はトレードしていきたい、と思っています。

今日のわたしのトレードは「売り」目線です。
何度か売りでエントリーしてみて、下値が切り上がってきたら「買い」への転向です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

アイスチューリップ。
5年ほど前から流行りはじめました。
透明な空気のなかで、元気を貰いました。

これからから沖縄に行くので、明日のblogはお休みします。

天野 愛菜(まな)