こんにちは、天野愛菜です。

昨日のドル円、ぶっ飛びましたね。
心地よいトレードでした。

「売り」からの「買い」なんて書いてしまったけど、「売り」は1回だけ。

17時の欧州市場の開場から上昇。
といっても最初の5分間は上がったり下がったり。
「どうせ今日はドル買いなら、はじめから買っちゃえ」みたいな同意を得て上昇。
昨今ではEU内のドイツとフランスが主導権争いが激化していて、ドル買いにも全力投球出来ない雰囲気がありました。

そして上昇の火蓋を切ったのが、米商務省が発表した「1月住宅着工件数」。
予想の142.8万戸を上回って156.7万戸。
そして住宅着工件数の先行指標となる「1月住宅建設許可件数」は、これも予想を上回って、前月比+9.2%の155.1万戸。2007年3月以降で最高。
同時刻には「1月 卸売物価指数(PPI)」もありましたが、blogで書いた通りに、海外トレーダーさんたちの注目は「住宅着工件数」からの米国個人消費の見極めでした。

中国の対米対応に市場は不信感

昨晩のドル上昇で一息ついたかな、と思っていたら、
「中国、WHOに同行希望の米国専門家による武漢視察を正式に断る」
「ウォール・ストリート・ジャーナルは中国に対する不適切な報道をしたので、記者3人の会見場への入場を拒否」とヘッドラインニュース。

今回の新型コロナウィルスは、「アミノ酸の配列から観察すると人工的に作られたもの」という見方が欧米では広まっています。

だから中国は「そうではない」と主張するなら、米国の専門家集団の視察を認めたり、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者の取材を認めればいいのに、逆に断ってしまったことで疑惑がますます膨らんでしまいました。

昨晩の「ドル高い」には、こんな「リスク回避」の裏事情があったそうです。
日本円からしたら「リスク選好」ですが、ドルから見たら「リスク回避」です。
資金の引き上げです。

ちなみにこの「新型コロナウィルス」については、 世界的の権威を持つ学術雑誌「ネイチャー」に、武漢の女性研究員が2015年の「論文」で発表してしまっていたのです。
怖いことに免疫抗体は研究中、とおまけが付いていました。

昨日のトレード 利益1円27銭

☆達成ターゲット/上限・第4ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は110.11円。下限は109.85円。

上限越えのターゲットは
110.18円、110.29円、110.35円、110.58円。
下限越えのターゲットは
109.78円、109.72円、109.61円、109.53円。

設定レンジ内のバランスラインは、109.93円。

―――日本時間―――
1回目 14:56
110.06円<Pivot 1H・R1>→110.02円<Pivot 1H・S1>。「売り」4銭。

―――欧米時間―――
2回目 16:11
110.04円<Pivot 1H・Key>→110.11円<設定レンジ・上限>。「買い」7銭。

3回目 17:36
110.09円<Pivot 1H・Key>→110.22円<Pivot 1H・R1>。「買い」13銭。

4回目 18:39
110.18円<上限・第1ターゲット>→110.35円<上限・第3ターゲット>。「買い」17銭。

5回目 20:10
110.35円<上限・第3ターゲット>→110.38円<Pivot 1H・R1>。「買い」3銭。

6回目 20:40
110.38円<Pivot 1H・R1>→110.58円<上限・第4ターゲット>。「買い」20銭。

7回目 22:32
110.58円<上限・第4ターゲット>→110.76円<22:45始値>。「買い」18銭。

8回目 0:11
110.79円<Pivot 1H・Key>→111.24円<Pivot 1H・R3>。「買い」45銭。

2020/02/20(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.35円。下限は111.11円です
(レンジ幅=24銭)

ターゲット

④111.95円 <Pivot Day・R1>
③111.56円 <Pivot Day・R1(THV)>
②111.48円 <適応型移動平均・転換線>
①111.42円 <適応型移動平均・転換線>

◆ 111.35円 設定レンジ・上限
■ 111.22円 <バランスライン>
◆ 111.11円 設定レンジ・下限

①111.02円 <適応型移動平均・転換線>
②109.92円 <Pivot Day・Key>
③110.85円 <FR=61.8>
④110.63円 <FR=50.0>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

弱気なわたしはここで調整と考えています。
下限③110.85円<FR=61.8>まで割り込んでから、上昇と考えているのですが、海外トレーダーさんたちは、そこまで下落する意味がわからない、と言う。
時間経過を考えないわたしの「ターゲット・トレード」ではそうなんだけど…。

今晩の経済指標は、
21:30 欧州 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
を経てから
22:30 米国 2月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
24:00 1月 景気先行指標総合指数

注目は、「2月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数」。
2/18(火)の「2月 ニューヨーク連銀製造業景気指数」がとってもよかったので、「同じ銀行系の発表だから利下げ阻止の意向あり」とドル円の高値更新期待がありますが、結果が悪ければ本格的な調整(=ドル売り)が始まります。

今日のわたしのトレード戦術は、「売り」からの「買い」、からの「売り」。
なんだそれ?って感じですが、上昇基調のなかで、どこかのタイミングで調整はある、と考えています。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

アウトレットで見つけました。
スエードのサンダル。だから夏では履けません。
モデル撮影で使用した同種の製品、と書いてありましたが、意味不明。
大特価だったから買ったけど、「安物買いの銭失い」かな…。

今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)