こんにちは、チーム・ヴァーゴンです。

愛菜の体調は、お陰様でどんどん回復しています。
こちらの病院にはレストランが併設されていて、そこのメニューを見て注文すれば病室まで届けてくれます。
昨晩の愛菜は、ステーキを注文したくらい元気になりました。
本当は今日にも退院予定でしたが、日本で猛威をふるっている「新型コロナウィルス」が終息するまで、愛菜を日本に返さないという元彼の意向があるように思えてなりません。

こちらに入院する際に、愛菜は日本人なのでデポジットを要求されて、5万ドルを預けました。
愛菜が「全部、使う気だよ。」と言いましたが、これだけの設備と部屋で、アメリカでも屈指の名医が担当したので、まぁそんなものというか、逆に安いくらいです。

アメリカでは、絶対に病気に罹ってはいけないのです。

ということで、愛菜が復活するまでの間、先週に引き続き今週も、私たちがみなさまのトレードをサポートさせていただきます。

さて、今週のドル円

こちらでの経済の話題は「利下げ」。すでに「利下げ率」の論争に発展しています。
「悪いことほど飯の種」。狩猟系民族の牙が研がれています。
怖い人たちです。

「利下げ」になれば「株高、ドル安」なのですが、金融政策面だけをみると
3/12(木) 21:45 欧州中央銀行(ECB)・政策金利
で一旦のドル高を誘発してから、
3/18(水) 27:00 連邦準備制度理事会(FRB)・政策金利発表
でドル安というシナリオですから、今週から一気にドル安とは限りません。

それと現時点では、今までのセオリーであった「リスク回避の円買い(ドル安)」が、色褪せて来つつあるということです。

誤解がないように書きたいのですが、日本国内の感染者が二百数十人ほどであるのに、小中学校の休校、イベントの中止、アトラクション施設の休園、企業のテレワークの実施などを日本政府が国民に要請しましたが、それに至るデータの開示がなく、根拠が乏しい。
そこから海外では、日本政府は何か隠しているのではないか、と疑念を持ちはじめていることが、円売りドル買いを助長する可能性があるのです。

もっとも、105.51円(19/8/6安値)、105.05円(19/8/12安値)、104.42円(19/8/26安値)まで円は買われるという意見もありますので、今週が日本円にとっては正念場となるでしょう。

経済指標からドル円を見立てると、今週の重要イベントは次の3つ。
・2月 ISM製造業景況指数(2日)
・2月 ISM非製造業景況指数(4日)
・2月 雇用統計(6日)

3指数ともネガティブ・サプライズを前提にして、その場合、発射台まで戻らなければ、ドル円は更に下落するという見立てです。

日本人の渡航制限

現在アメリカのディーラーが注視しているのは、「新型コロナウィルス」に関連して、日本人の入国渡航制限。

その口火を切ったのが、なんと中国。2月26日のこと。
中国は世界にパンデミックを広げているのは「日本」の感染症対策のお粗末さが原因、といって、原則日本人の中国への入国制限を発表しました。

それに呼応して、現在はイスラエル、イラク、モンゴル、サウジアラビア、カザフスタン、パレスチナ、タイ、ベトナム、コロンビア、スーダンが日本人の入国禁止措置を行っていて、今週にも欧州の一部が実施し、そしてここアメリカでも現在、検討中です。

どうしても国賓として習近平国家主席を日本に呼びたい親中派・親分の自民党の2Fさんが中心となって、人道支援の名の元、東京都の災害備蓄用のマスクを中国に送ってから、その行動が日本中の都道府県・市町村に広がりました。

その後、アメリカは日本に警告しました。
「中国の罠にはまるな。中国にマスクを送ってから中国海軍による尖閣諸島の領海侵犯が激増している。」

そして2月29日中国外交トップの楊潔篪(ヤンチエチー)共産党政治局員が日本を訪問して2Fさんと面会して、断ればいいものを、2Fさんはいい気になって、日本は中国から「マスク10万枚と防護服5千着」を支援されてしまいました。

中国はその一部始終を動画にして、世界に配信しました。
アメリカでもニュースになりました。
中国は感染を厳格に封じ込めたけど、パンデミックを引き起きしたのは日本という印象が世界に広まった瞬間でした。
中国シンパのWHOがそれに合わせて、「パンデミック」という言葉を使いはじめました。

タイトルは、「日本は終わった?」

日本の一部マスコミは、中国の支援に対して感謝とか言っていましたが、これは究極のマスゴミ。
日本はもっと世界から見た自国の有り様を、客観的に見るべきです。

消費税増税の翌年はドル安

今日の最後に面白いデータを掲載しておきます。

これは愛菜のパソコンの「備忘録」フォルダにあったもの。
ドル円相場は過去3回の消費税引き上げを受けて円安となったことのメモでした。
昨年10月の消費増税(10%)で、今年は円安となる可能性が高いということです。

1989年4月(竹下内閣)消費税(3.0%)を導入。ドル円は、翌年160円35銭まで上昇。
1997年4月(橋本内閣)消費税を3.0%→5.0%。ドル円は、翌年147円64銭まで上昇。
2014年4月(安倍内閣)消費税を5.0%→8.0%。ドル円は、翌年125円86銭まで上昇。

今週、ドル円に影響を与えそうな経済指標

3/2 (月)
24:00 米国 2月 ISM製造業景況指数

3/3 (火)
19:00 ユーロ 2月 消費者物価指数(HICP、速報値)

3/4 (水)
09:30 英国 10-12月期 四半期国内総生産(GDP)
10:45 中国 2月 Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
22:15 米国 2月 ADP雇用統計
24:00 米国 2月 ISM非製造業景況指数
28:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

3/5 (木)
24:00 米国 1月 製造業新規受注

3/6 (金)
22:30 米国 2月 雇用統計

先週金曜日(28日)のトレード 利益4円25銭

☆達成ターゲット/下限・第5ターゲット

先週金曜日(28日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は109.68円。下限は109.29円。

上限越えのターゲットは
109.74円、109.89円、110.00円、110.12円、110.20円。
下限越えのターゲットは
109.20円、109.06円、108.97円、108.75円、108.63円。

設定レンジ内のバランスラインは、109.48円。

―――日本時間―――
1回目 12:04
109.29円<設定レンジ・上限>→108.97円<下限・第3ターゲット>。「売り」32銭。

2回目 13:02
109.17円<Pivot 1H・Key>→108.79円<Pivot 1H・S1>。「売り」38銭。

―――欧米時間―――

3回目 16:29
109.06円<下限・第2ターゲット>→108.63円<下限・第5ターゲット>。「売り」43銭。

4回目 19:32
108.75円<下限・第4ターゲット>→108.55円<Pivot 1H・S1>。「売り」20銭。

5回目 20:54
108.75円<下限・第4ターゲット>→108.67円<Pivot 1H・Key>。「売り」8銭。

6回目 21:11
108.67円<Pivot 1H・Key>→108.86円<Trend Line>。「買い」19銭。

7回目 21:23
108.86円<Trend Line>→108.49円<Pivot 1H・S2>。「売り」37銭。

8回目 23:40
108.63円<下限・第5ターゲット>→107.93円<Pivot Day・S4(THV)>。「売り」70銭。

9回目  1:10
107.93円<Pivot Day・S4(THV)→108.49円<Trend Line>。「買い」56銭。

10回目 1:49
108.33円<Pivot 1H・R1>→108.04円<Pivot 1H・Key>。「売り」29銭。

11回目 3:30
108.24円<Pivot 1H・R1>→107.81円<Pivot 1H・S2>。「売り」43銭。

2020/03/02(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.04円。下限は107.35円です
(値幅=69銭)

ターゲット

⑤109.02円 <Pivot Day・R1(THV)、FR=50.0>
④108.62円 <FR=61.8>
③108.41円 <Pivot Day・Key>
②108.30円 <2/1安値、Horizon Line>
①108.13円 <Pivot Day・R1(THV)>

◆ 108.04円 設定レンジ・上限
■ 107.50円 <バランスライン>
◆ 107.36円 設定レンジ・下限

①107.24円 <Pivot Day・S1(THV)>
②107.14円 <Pivot Day・S1>
③107.05円 <19/6/21,10/2安値>
④107.00円 <大台>
⑤106.69円 <Pivot Day・S2(THV)>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の午前中の日経平均の上昇は、企業業績が好転したという事実は確認できませんので、日本のクジラ「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」連合の力技と考えた方がよさそうですね。
ということはドル円も…。
ただしクジラさんは、夜になると寝ちゃうので、今日の本番は欧米勢が参入してきてからでしょう。

こちらの時間で今日1日夕方の経済速報で、
「3月18日には50bpの大幅利下げが予定されており、場合によっては、3月4日にも臨時のFOMCが開催され、前倒しで実施される可能性がある」
という情報が流れてきました。

そして日本時間の今晩、東部時間の午前中から、トランプ米大統領の「金融市場作業部会」とムニューシン米財務長官の「株価急落阻止チーム」が始動すると言われています。

そうなると今晩注目の経済指標は、いうまでもなく
「24:00 米国 2月 ISM製造業景況指数」で、その結果でディーラーたちが期待していたネガティブ・サプライズは霧の中に包まれてしまいました。

テクノカルは間違いなくドル売りですが、今晩は米国株価下落阻止の動きが始まるとドル高になりますので、ドル買い目線でトレードした方がよさそうです。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

王冠部分までの354段の階段を、ヒールを脱いで上がったよ。
ミニスカートもなんのその。
らせん階段は、狭くで急勾配。一方通行。
年配の方に「先に行って」と言われても、その人は岩のように太かったので、渋滞発生。
到達したクラウンは狭くて、風に揺れて怖かったです。

写真と文章は、愛菜のパソコンのなかにあったものを使用しています。
ですから今まで、写真に託していた愛菜の気持ちとは少し違うかも知れません。
ご容赦ください

 

今週も、宜しくお願い致します。

天野 愛菜(まな)&チーム・ヴァーゴン