こんにちは、天野愛菜です

昨日のわたしは、トレードをすることもなくよく寝ていました。
猪八戒先生にトレード禁止令が出ていましたが、実はこっそりタブレットでトレードしようと思っていたのです。
ところが、猪八戒先生が病室から帰るときに
「あっ、そうだ。タブレットも預かって帰んなきゃ。」と言うのです。
「メールの返信とかあるので、これだけはご勘弁を。」と抵抗しましたが、
「愛菜の魂胆は見え見えだからダメ。」ということで、昨日のわたしのトレードは不戦敗でした。

昨日のblogで、
チャートのセオリーでは、昨日の動きを「1番底」のリバウンドと考えると、これからは「2番底」の形成にかかっていきます。
と書きましたが、「2番底」どころの話ではなくて、底が抜けちゃった。
まさかの下限・第5ターゲット(107.35円)を割り込みました。

わたしは「 G7 財務相・中銀総裁電話会議」で『協調緩和』がアピールされると思っていましたが、「新型コロナウィルスに一丸となって対処しよう。」などど、金融的には訳のわからない結論になってしまって、「ならば売りっしょ。」と市場は「全会一致」でドルを売り込んだことが「底抜け」の原因でした。

わたしはそのニュースを見ていて、そういうものか、と思ったのは
「日本以外の各国には、ドル建ての借金が溢れているから、ドルが安くなると自国通貨をドル転するのが楽になる。株価下落よりも借金価値の下落を優先したのか。」ということでした。

その後は、3月4日に緊急のFOMCを経て「利下げ」という噂が前倒しされて、昨日、FRBは、50bpの緊急利下げに踏み込みました。
その前の時間には、オーストラリアが25bpの利下げをしていて、今日は、カナダが25bpの利下げを実施すると言われています。

スーパーチューズデー

日本ではサンダース候補が優勢といわれていますが…。

ただいまアメリカでは民主党大統領候補の開票速報に、テレビは大騒ぎ。
日本のメディアは、日本時間の4日正午に大勢が判明といっていましたが、「No.No.」。
14州のうち、開票率が50%以上は5州だけ。

日本時間で正午現在の当選確実は
バイデン候補 7州
サンダース候補 2州

ドル円の安定には、穏健派のバイデンさん。
わたしたちトレーダーにとっては、為替が大混乱して値幅が大きく動いてくれる急進左派のサンダースさんがいいな。(スミマセン)。

サンダースさんの主張は、国民皆保険制度、公立大学の無償化、エネルギー事業の国有化、法人税率引き上げ、富裕層への増税、銀行・証券分離の復活などなど。

大借金国のアメリカがこれを実施したら、企業と金融、お金持ちはアメリカから脱出するので、そうなるとアメリカは潰れるでしょう、という意見が多いです

2020/03/04(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.51円。下限は106.85円です
(値幅=66銭)

ターゲット

⑤108.06円 <Pivot Day・R1>
④107.94円 <適応型移動平均・転換線>
③107.84円 <1/3安値>
②107.77円 <1/6安値、適応型移動平均・転換線>
①107.64円 <1/8安値、FR=50.0%>

◆ 107.51円 設定レンジ・上限
■ 107.41円、107.29円 <バランスライン>
◆ 106.85円 設定レンジ・下限

①106.80円 <19/10/8安値>
②106.72円 <適応型移動平均・転換線>
③106.66円 <19/10/7安値>
④106.55円 <Pivot Day・S2(THV)>
⑤106.48円 <19/10/3安値、ピボット1stサポート>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日は原則的には、「戻り売り」の戻り(リバウンド)の日。
ドル円市場は、噂の0.5%の利下げで売って、昨日その事実が確認出来たので今日は買いましょう、と考えます。
「噂で買って事実で売り戻す」の逆バージョン。
今のところは、バイデン候補が優勢なので、ちょっとした安心感も出てきています。

そして昨日の米国市場は、業績見通しを引き下げる企業が続出して米国株価は3指数とも前日比でマイナスでしたが、
「よいと言って悪い結果になるよりも、悪いと言っておいてよい結果になった方が、株主から頑張ったね、と受けがよくなる」から、取りあえず下方修正しておこうか、的な話だ、と米国では言われています。

アメリカの企業は、わたしの印象でも堅調です。
何よりも、今回の利下げによって、借り入れコストも減るので大喜びです。
笑いをこらえながら、業績下方修正の話をしていた感じでした。
住宅ローンの金利も下がるので、住宅関連の広告が夜から増えてきました

今日も急落はあると思いますが、その戻しの勢いをみて、次のステージから参入した方がいいのではないでしょうか。
底値を再度確認してから、上昇してくれると分かり易いのですが…。

今日もわたしは、ノートレード。スミマセン。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

マンハッタンのカフェ。
別盛りサラダが付いて、これで一人前。12ドル。塩バター味。
美味しくで完食。だからこっちに来ると太るのです。

日本の天気予報を聞いていたら、今日は寒いようですね。
体調にはくれぐれも用心してください、ね。

天野 愛菜(まな)