こんにちは、チーム・ヴァーゴンです。

昨日の欧州株価は、序盤は下落しましたが米国市場が開場してからは米国主要3指数株価に引っ張られるように、上昇。
そしてほとんどの銘柄の株価は、前日の終値よりプラスで取引を終了しました

あの言葉

「少し様相が変わってきたかな。」とは米国の市場関係者。
「中国を中心に動いていた欧州が、あの言葉で少しは目が覚めた。」

あの言葉とは、中国が「新型コロナウィルスは米軍が武漢に持ち込んだもの」とツィートしたことに対して、米国は反撃。「責任転嫁も甚だしい。」

そして昨日トランプ大統領は、新型コロナウィルスを「チャイナ・ウィルス」とツィートしたあとの記者会見で、中国人記者が、不適切な表現を使ったことに関してどう思うか、との質問に、トランプ大統領は
「中国が『ウイルスは米軍が持ち込んだ』と偽情報を全世界に流すことの方が問題だ。だから発生した場所の名前で呼ぶべきだ。」反論しました。

ダメなんです、米国の軍隊を批判しては。
米国では、米国に命を捧げる軍隊や軍人には最大限の敬意を払っています。
そして軍隊は米国の守護神であり、その名誉を傷つけることには許しがたい怒りを感じるのがアメリカ人です。

一方の中国というか中国共産党は、すべてが正しく世界唯一強大な存在と誇示しています。
MarsやSARSも中国から発生したにも関わらず、WHO(世界保健機関)に働きかけて、発生源の国名はその国の名誉のために名称には使わない、と内規を変更させました。
そして今回の「新型コロナウィルス」についても成功

事実、国連は今や中国の顔色を伺いながら運営されています。
愛菜が当初、「○○肺炎」と欧州でいわれていた表現を使ったことで、このblogがスパムの総攻撃にあったことは読者の方ならご存知だと思いますが、人海戦術で中国にやられたら企業であれば恐怖の淵に立たされる気分でしょう。
愛菜が「わたしは中国から飴はもらってなくてムチばかりだね。」と言っていましたが、企業は飴をもらえるからいいのでしょう。

しかしトランプは、真っ正面から中国と戦う。
この姿勢がアメリカの国民には頼もしいのです。

そして、今回のトランプの発言に対して、中国を擁護する発言が欧州からまったく聞かれなかったことで、前出の「少し様相が変わってきたかな。」につながるのです。

今日の米国市場は、原油価格見合い。
1バレル30ドルを切りました

愛菜が今週の月曜日に投稿するつもりで書いていた「原油価格とドル円」という原稿が残っているので、明日投稿させていただきます。

2020/03/18(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.71円。下限は107.08円です

ターゲット

⑤108.49円 <3/13高値>
④108.28円 <3/17押し目、Horizon Line>
③108.12円 <適応型移動平均・転換線>
②108.00円 <大台>
①107.85円 <3/17高値>

◆ 107.71円 設定レンジ・上限
107.63円 <Horizon Line>
107.18円 <3/17 設定レンジ・上限>
◆ 107.08円 設定レンジ・下限

①107.00円 <大台、適応型移動平均線>
②106.70円 <3/17押し目>
③106.50円 <節目>
④106.33円 <Pivot Day・S1>
⑤105.87円 <Pivot Day・S2(THV)>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

昨日は、107.76円<上限・第3ターゲット>を越えて107.85円が高値。
昨日のドル需要からの「ドル買い」、いかがでしたか?

本日もその状況は根底にあるのですが、原油先物価格の下落がその勢いに水を差しています。

わたしは愛菜の原油価格の原稿を読んでいるので、早朝のドル円下落に対して合点がいっているのですが、トランプが先週末に戦略石油備蓄(SPR)の補充を指示したにも関わらず、米エネルギー省が「早ければ2週間以内に原油の買い取りを開始する可能性がある。」と先延ばしの発言に原油先物市場は落胆したことが、 昨日の高値を付けたあとの下落の要因です。
これは金融業界が多額の資金を貸し付けているシェールオイル産業のデフォルト危機が想起されるのです。

今日は、ドル需要のドル買いと、原油先物下落からのドル売りの綱引き。
日本時間の午前3時過ぎから、通常のアルゴリズム取引に裁量取引が対抗しています。

こういったときは、愛菜でもトレードしません。

今日は原油関係の報道に注意して、上に動いたら押し目、下に動いたら戻りからエントリーした方がいいと思います。
愛菜流に言えば、原油について価格上昇、ポジティブな報道が出るまでは、今日の戦略は「売り」目線です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

シャンパン大好きでも「クリュッグ」しか飲まない愛菜
こだわりがトレードにも表れていて、自分がよしとしない限りはエントリーしません

そういったところも大切なのかな、と思っています

 

 

今日も、頑張りましょう。

天野 愛菜(まな)&チーム・ヴァーゴン