こんにちは、天野愛菜です。

03/24 18:18
GPIF、外債比率引き上げへ
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は外債比率を15%から25%に引き上げ、国内債比率を35%から25%に引き下げると発表した。

このニュースは、各国の取引所のヘッドラインニュースを次々と駆け巡りました。
アメリカに到達したのは、遅れること12分。

なんといっても年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2001年度以降65兆円余りの収益をあげた総資産169兆円の世界最大のファンド。

年金積立金管理運用独立行政法人と聞くと、お役人さんがやってて大丈夫なの?と大きな不安を感じますが、主力の実行部隊は、野村證券。
野村證券は、三井住友銀行よりも更に荒っぽいけど綿密細心。
損失を出しても、必ず穴埋めして利益に持っていくことで国際金融界では有名です。
海外には「GPIFウォッチャー」で生計を立てている情報屋さんもいるくらいで、国際金融に与えている影響力はすごいものがあります。

その年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、来月から「外債比率を15%から25%に引き上げる」と発表したので、コロナで揺れる金融界にとって、大きな希望の光となりました。

3月末の年度末決算に向けたレパトリエーション(国外滞留資金の本国環流)が終わってから本格稼働です。
日本はこの先、円高になって経済低迷期に突入かと言われていましたが、これでドル円も底堅い展開になると思います。

実際には30日に開催される社会保障審議会で正式に決まりますが、お役人さんや学者さんたちは現実がわかっていないんだから、余計なことは言わない方かいいかなって、わたしは思っています。ハイ!

昨日のトレード 利益1円57銭

☆達成ターゲット/上限・第4ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.28円。下限は110.08円。

⑤112.68円 <2/24高値>
④111.58円 <3/23高値、Horizon Line>
③111.52円 <Horizon Line>
②111.48円 <Horizon Line>
①111.36円 <Horizon Line>

◆ 111.28円 設定レンジ・上限
110.82円 <Pivot Day・Key(THV)>
110.62円 <適応型移動平均・転換線>
110.50円 <節目>
110.45円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 110.08円 設定レンジ・下限

①110.00円 <大台>
②109.82円 <3/23押し目>
③109.67円 <3/23安値>
④109.57円 <適応型移動平均・転換線>
⑤109.32円 <3/20安値>

―――欧米時間―――

1回目 20:21
110.62円<バランスライン>→110.82円<バランスライン>。「買い」20銭。
※この日の売り買いの分岐点はblogに書いた通り。設定レンジ内にあったので分かり易かったのではないでしょうか。

2回目 22:18
110.62円<バランスライン>→111.00円<バランスライン>。「買い」38銭。
※ローソク足の動きそのものより、スプレッドが開いたり閉じたりして面白かったですね。
こういう時は、あらかじめ決済ポジションを設定しておくに限ります

3回目 22:45
111.00円<バランスライン>→110.88円<Horizon Line>。「売り」12銭。
※このトレードは「押し目買い」の準備段階の売りの流れに乗ってみました。

22:45 米国
3月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:49.2 予想:42.8 前回:50.7
3月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:39.1 予想:42.0 前回:49.4

この前の時間に発表されたドイツ・ユーロ圏・英国の製造業も好調な結果でした。

4回目 22:51
110.88円<Horizon Line>→111.36円<上限・第1ターゲット>。「買い」48銭。
※「押し目買い」。23:00 3月リッチモンド連銀製造業指数の好結果にもビックリ!

23:00 米国
2月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]*
結果:76.5万件 予想:75万件 前回:80.0万件
2月 新築住宅販売件数 [前月比]*
結果:-4.4% 予想:-2.0% 前回:7.9%
3月 リッチモンド連銀製造業指数
結果:2 予想:-15 前回:-2

5回目 0:30
111.19円<Pivot 1H・S1>→111.58円<上限・第4ターゲット>。「買い」39銭。
※ドル買い需要の強さを感じました。

2020/03/25(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.52円。下限は110.75円です

ターゲット

⑥112.23円 <2/20高値>
⑤112.00円 <大台>
④111.93円 <Pivot Day・R1>
③111.85円 <適応型移動平均・転換線>
②111.71円 <3/24高値>
①111.66円 <Pivot Day・R1(THV)>

◆111.52円 設定レンジ・上限
111.28円 <3/24 設定レンジ・上限>
111.03円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
110.90円 <適応型移動平均・転換線>
◆110.75円 設定レンジ・下限

①110.57円 <適応型移動平均・転換線>
②110.41円 <Pivot Day・S1(THV)>
③110.31円 <Pivot Day・S1>
④110.09円 <3/24安値>
⑤109.95円 <適応型移動平均・転換線>
⑥109.81円 <3/23押し目>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

午前中のドル円の流れは、どうしても円が欲しいという昨日と違って緩やかな下降。

1時間足では、昨日心配しいた下降トレンドはまだ形成されていません。

米国10年債利回りは低下していますが、ドル円との相関関係は解消された感じ。

コロナ関連では、米国がこれからピークを迎えるといわれていて、市場には警戒感。
正午現在、ダウ先物はマイナス圏に軽く沈んでいる状態。

昨日の原油価格は、19:18の25.08をピークに下落。
その時点で、今日もドル需要相場になるのかな、って意識されました。

2 兆ドルの大型景気対策法案が可決されて、内容如何ですが、好感されると、今日の上値目標は112.23円<上限・第6ターゲット>。
ネガティブアプローチになると、110.57円<下限・第1ターゲット>や109.95円<下限・第5ターゲット>が意識されます。

今日のわたしのトレードは、売り買いの基点価格を、設定レンジ内の110.90円<適応型移動平均・転換線>におきます。
110.90円を越えたら「押し目買い」。下抜けたら「戻り売り」。
上下とも設定レンジを越えたら、それぞれの方向で勢いが付くのではないでしょうか。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

パンケーキというか、パンクリーム。でもこれは序の口。
10枚重ねのパンケーキのクリーム量は、洗面器一杯くらいあるんだって。
”警告 5000キロカロリー超”の立て札。ヤバい…。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)