こんにちは、天野愛菜です。

トランプ大統領が、「2兆ドル規模のインフラ投資計画」を提案。
内容的なことではもめるでしょうが、これには民主党は反対しません。

この2兆ドルのインフラ投資は、トランプ大統領が秋に向けた大統領選挙の切り札として温存していたもの
しかしここで問題発生。

さきの2兆2000億ドルの大型景気対策で、2兆ドルの隠し球予算を先付けしてしまったので、後がない。
そこで今度は、巨額の国債発行となるわけです。

そうなると米国長期金利が上昇するのは当然で、ドル円も上昇、と思っていたら、
FRBによる「イールドカーブ・コントロール」の話が早速出てきました。
これは結果的には、強烈な「ドル安政策」となるのです。

トランプ大統領の「インフラ投資」は、メキシコ国境の「壁」建設も含めた選挙公約。

実施はまだ先のことですが、米国の債権・為替市場は、今晩から「イールドカーブ」の発言に敏感になります。
ファンドのAI君たちは、その単語だけで速攻「売り」で反応するそうです。

わたしが「買い」でエントリーしてる最中にそんな事態が起こりませんように。
くわばら、くわばら。

昨日のトレード 利益2円36銭

☆達成ターゲット/下限・第3ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.93円。下限は107.25円。

ターゲット
⑤108.53円 <Pivot Day・R1(欧米式)>
④108.36円 <Pivot Day・R1>
③108.13円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
②108.08円 <3/31 Horizon Line>
①108.00円 <大台、OP1日NYカット>

◆ 107.93円 設定レンジ・上限
107.75円 <4/1 Horizon Line>
107.59円 <銀行仲値>
107.50円 <節目、Pivot Day・S1(THV)、OP1日NYカット>
107.45円 <3/31安値>
◆ 107.25円 設定レンジ・下限

①107.11円 <3/30安値、Horizon Line>
②107.00円 <大台、OP1日NYカット>
③106.93円 <3/3安値>
④106.71円 <Pivot Day・S3(THV)>
⑤106.45円 <FR=50.0(101.18⇒111.71)>

―――日本時間―――
1回目 9:50
107.35円<Pivot 1H・S1>→107.55円<Pivot 1H・Key>。「買い」20銭。
※仲値に向けたトレード。昨日は初動が遅かったです。

2回目 14:24
107.69円<Pivot 1H・S1>→107.32円<TL上>。「売り」37銭。
※同時刻にユーロドルが上昇。ドル円も反応してドル売り。

―――欧米時間―――
3回目 16:10
107.68円<Pivot 1H・R1>→107.48円<Pivot 1H・Key>。「売り」20銭。
※15時台のPivot 1H・R1の価格が、16時台になってもほぼ同じ。
Pivot 1H・Keyが下がって設定されたので、これは売りと考えました。

4回目 17:28
107.75円<4/1 Horizon Line>107.50円<節目>。「売り」25銭。
※ユーロドルが、下ヒゲが伸びて上昇開始。ユーロ買いドル売り。
ドル円も、ドル売りで反応しました。

5回目 21:29
107.55円<Pivot 1H・Key>→107.31円<Pivot 1H・S3>。「売り」24銭。
※結果的には20:05/107.65円からの下降でしたが、その時点では上昇トレンドラインに乗っていたので、エントリー出来ず。
それから待つこと1時間25分で、やっと「売り」で入れました。

6回目 22:09
107.45円<3/31安値>→107.12円<下限・第1ターゲット>。「売り」33銭。
※下降トレンドラインに沿った「戻り売り」。
途中「23:00・3月ISM製造業景況指数」がありましたが、わたしは無視していました。

7回目 23:52
107.28円<Pivot 1H・Key>→107.09円<Pivot 1H・S1>。「売り」19銭。
※107.38円から10銭下がったところからの「売り」エントリー。
昨日と同じでロンドンフィックスに向けて売りでした。

8回目 0:16
107.25円<設定レンジ・下限>→107.00円<下限・第2ターゲット>。「売り」25銭。
※107.25円<設定レンジ・下限>付近でもみ合い。15分足移動平均線(21)がしっかり下降中。
「売り」エントリーのタイミングがうまくとれました。

9回目 3:30
107.25円<設定レンジ・下限>→106.93円<下限・第3ターゲット>。「売り」33銭。
※米国勢の独壇場となる米国市場の終盤にかけての「売り」。最近は多いですね。
ターゲットはピッタリでした。

2020/04/02(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.56円。下限は107.00円です

ターゲット

⑤108.00円 <大台>
④107.93円 <4/1高値>
③107.86円 <3/17高値>
②107.77円 <Pivot Day・R1>
①107.65円 <適応型移動平均・転換線>

◆ 107.56円 設定レンジ・上限
107.40円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
107.32円 <Horizon Line>
107.25円 <4/1 設定レンジ下限>
◆ 107.00円 設定レンジ・下限

①106.93円 <4/1安値、Horizon Line>
②106.85円 <3/4安値>
③106.75円 <Pivot Day・S1、3/18安値>
④106.63円 <適応型移動平均・転換線>
⑤106.45円 <FR=50/101.18⇒111.71>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

20200402_1uy_p

愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

午前中の日本勢によるドル買いは、トレンドにはなりません。

今晩の欧州勢はドル買い、米国勢はドル売りと言われています。

その予想が崩れる要因としては、欧米のディーラーさんたちは、みんな自宅トレード。
システム自体がパーソナルで、ネット環境もイマイチ。
その結果としてサボってる人が多いので、相場に歯止めが効かなくなっていることです。

余談ですが

世界を動かしている人たちのコロナに対する考え方は、

①完全な収束はない。

②新薬を開発して、多くの人たちに接種できる態勢を整える。

③それが出来たら、インフルエンザと同様に、「コロナにかかっても病院に行って注射して貰えばいいや」というように一般市民の思考を誘導する

この話は、海外トレーダーさんたちの間で広まっています。

 

今日のわたしのトレード戦略

設定レンジ内のバランスライン、107.40円<Pivot Day・Key(欧米式)>が今日の下値と意識されて、上限・第1ターゲット107.65円<適応型移動平均・転換線>を上抜けたら「買い」と「押し目買い」で、目指せ108.00円。

そして同じく設定レンジ内のバランスライン、昨日の107.25円<4/1 設定レンジ下限>は今日も健在です。
下抜けたら「売り」目線。
しかし107.00円<設定レンジ・下限>を下抜けても、下限・第1ターゲット106.93円<4/1安値、Horizon Line>は強いサポートで機能しそうなので、「戻り売り」でも浅めにリカクです。抜けたら売り三昧。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

真っ暗なお部屋に幻想的に浮かぶ器。
まるで発光体。
周りに光りが洩れないの。不思議。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)