こんにちは、天野愛菜です。

昨日は、米国時間の開始前から、「追加追加中小企業救済策」の合意期待でドル円は上昇気運でした。

民主党のシューマー民主党上院院内総務が、アメリカ市場の開場早々に、「追加中小企業救済策法案を巡り、本日採決へ」とコメント。
その後、トランプ米大統領が
「新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業向け追加支援で議会と暫定合意した」と発表。
民主党の先行発言は、自分たちの成果だよって、アピールしたかったわけですが、共和党は、「大事なことは実行出来ること。まっ、いっか。」と大人の対応でした。

その前の時間では、原油先物6月限が30%安で取引されていましたが、トランプ大統領が「石油・ガス会社の資金援助計画、策定」を発表して、一昨日マイナスで取引されていた5月限はプラスに転じ、6月限も下げ止まりました。

昨日のわたしは、原油先物と米国株価指数の「チャート」、米国10年債利回り、ユーロドル、ポンド円を、見ながらトレードしていたので、吐きそうになるくらい緊張していました。

迅速なアメリカ政府の対応

それにしても、トランプ大統領とアメリカ政府の行動は素早い!
そして力強さも備わっています。
原油先物価格も昨日の今日で、一発逆転。
ニュースを見ていても爽快感があります。

先週末、3490億ドル(37兆円超)の中小企業救済策金の枯渇が確認されると、昨日火曜日には早速、さらに4,840億ドル(52兆円超)規模の追加対策。

 

本当に、本当に、本当に自分の国が、情けなくなります。
アメリカは「休業してね」と言った言葉に責任を持って、国民が「苦しいよぉ」と訴えれば、「わかった。何とかする。」と言って、資金投入の結果で応えます。
財政赤字の批判をマスコミから受けても、
「市中に回した資金は、企業と個人が再生することで必ず戻ってくる。だから大丈夫だ。」と堂々と主張しています。

どこかの財務相が、「国民に12,000円くれてやったけど、意味がなかった。」と発言したことがアメリカでも報道されたけど、アメリカの政府高官だって笑ってた。
そんなケチなお金で感謝しろ、って日本は言うんだね、と。

日本なんて、「休業してね」と言うだけ。
そして「最終的な責任は、休んだ自分たちにあるんだよ。」って厚顔無恥。

「そもそも金がない。」とか言うのなら、年間の国家予算の一般会計100兆円の他にある、国民への説明責任が全くなく、官僚の采配で自由に使える毎年実質250兆円もの別会計の話が、古きメディアは押さえ込めていても、新時代のネットユーザーのなかから出て来るよ、ってこと。

使途内訳が明るみになれば国民が大激怒して、それこそ国家転覆になりかねないのに、ってわたしは心配してしまいます。
「母屋でおかゆをすすっているときに、離れですき焼きを食べている」とは、このことを例えてよく言ったもので、「母屋」が国民で、「離れ」がお役人さまとそれに群がる政治家たち。

仄聞すれば、やむにやまれぬ事情もあるようですが、でもそろそろ、今回のコロナ有事の機会に、はっきりさせた方がいいのではないのでしょうか。

昨日のトレード 利益1円66銭

☆達成ターゲット/下限③・Target、上限①・Target

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.79円。下限は107.50円。

ターゲット
⑤108.19円 <4/9 安値、Horizon Line>
④108.08円 <4/17 高値、Pivot Day・R2(欧米式)>
③108.00円 <大台>
②107.94円 <4/20 高値>
①107.86円 <Pivot Day・R1(欧米式)>

◆ 107.79円 設定レンジ・上限
B.L① 107.72円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
B.L② 107.59円 <4/20 押し目基点>
◆ 107.50円 設定レンジ・下限

①107.43円 <適応型移動平均・転換線>
②107.36円 <Pivot Day・S2(欧米式)>
③107.29円 <4/17 Horizon Line、Pivot Day・S3(THV)>
④107.16円 <4/16 Horizon Line、Pivot Day・S3(欧米式)>
⑤107.04円 <適応型移動平均・転換線>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点

―――日本時間―――
1回目 15:37
107.50円<設定レンジ・下限>→107.32円<Pivot 1H・S3>。「売り」18銭。

―――欧米時間―――
2回目 17:12
107.43円<下限①・Target>→107.29円<下限③・Target>。「売り」14銭。

3回目 18:41
107.31円<Pivot 1H・S1>→107.50円<設定レンジ・下限>。「買い」19銭。

4回目 19:17
107.50円<設定レンジ・下限>→107.36円<下限②・Target>。「売り」14銭。

5回目 21:03
107.36円<下限②・Target>→107.79円<設定レンジ・上限>。「買い」43銭。

6回目 23:45
107.79円<設定レンジ・上限>→107.52円<直近安値>。「売り」27銭。

7回目 0:50
107.59円<B.L②>→107.79円<設定レンジ・上限>。「買い」20銭。

8回目 2:25
107.79円<設定レンジ・上限>→107.83円<Pivot 1H・R1>。「買い」4銭。

9回目 2:42
107.79円<設定レンジ・上限>→107.86円<上限①・Target>。「買い」7銭。

2020/04/22(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.86円。下限は107.66円です

ターゲット

⑤108.25円 <Pivot Day・R2>
④108.19円 <4/9 安値、Horizon Line>
③108.08円 <4/17 高値>
②108.00円 <大台>
①107.94円 <4/20 高値>

◆ 107.86円 設定レンジ・上限
B.L① 107.79円 <4/21 設定レンジ上限>
B.L② 107.73円 <適応型移動平均・転換線>
◆ 107.66円 設定レンジ・下限

①107.59円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
②107.52円 <直近安値>
③107.41円 <Pivot Day・S1>
④107.35円 <Pivot Day・S1(欧米式)>
⑤107.29円 <4/17 Horizon Line>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

昨日のドル円は上昇。
しかし、今日の上限・第4ターゲット108.08円<4/17 高値>を抜け切れない限りは、ドル高傾向というには時期尚早。

そして108.00円から上には、続々と日本企業の「売り」観測。
原油先物価格が、しっかりとした上昇をみせてくれれば、108.00円台で推移しそうです。
また今晩は「23:00 ユーロ圏 4月 消費者信頼感(速報値)」が注目されはじめていて、この時間でサプライズがあるかも知れません。

昨日の「追加追加中小企業救済策」に似たポジティブな事案報道があれば「買い」で追随しますが、今日のトレードは、それまでは「売り」目線で挑戦してみます。
理想は、上限ターゲットからの売り参入です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

なぜか、なぜか、この時期に、ここではロングブーツとミニスカで歩く女子を見かけます。
昔日本では、夏でもブーツがあったけど、足が蒸れて臭かった。
帰国出来ない美香姉が買ってきてくれたけど、1回履いて「もう、いらない。」となりました。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)