こんにちは、天野愛菜です。

昨日のblogでは次のようなことを書きました。
「もしドル円市場が、上値を一目均衡表(日足)の雲上限を意識しているのなら、今日の上値展望は107.80円(先行スパン1)。
俄然、やる気が出て来ます。」と。

ですからわたしは、blogを書き終えてそれからシャワーを浴びたりして午前0時(日本時間午後1時)に寝て、起きたのが午前2時(日本時間午後3時)。
そしてパソコンの電源を入れたのが、午前2時半(日本時間午後3時半)。

そのやる気が本気になったのが、午前5時(日本時間午後6時)過ぎからでした。
日本時間で午後6時の経済指標
・ドイツ 5月 ZEW景況感調査
・ユーロ 5月 ZEW景況感調査
それらを待つまでもなく、日銀が5/22に臨時会合を開催との報道で、クロス円は上昇していました。

ドル円は、クロス円の動きに連れ高となってもいいのに沈黙。
そして、やっと動き出した午後6時から米国市場の開場前までは、一気に上昇していきました。
昨日は大きく動くと思っていたので、第6ターゲット・107.80円(先行スパン1)まで書いておきましたが、それも軽々突破していきました。

昨日のドル円の上昇について考えると、いろいろな市況情報からわかったことは、「売り」ポジションの損切りで相場が軽くなって上昇し、それが「押し目買い」との相乗効果となって表れたようでした。
「売り」ポジションの損切りは、相場的には「買う」ことにつながっているのです。
これが「損切り」の妙です。
損切りに限らず、ポジションの精算は反対のポジションを持つことと同じです。

損切りは、誰もが経験していることですし、トレードしている限りは宿命です。

昨日の相場では、たくさんの人がバシバシ損切りをしている様子が感じられました。
そして落胆もあったでしょうが、気持ちを切り替えて「押し目買い」。
昨日の1回目のトレードでは、エントリーした後はそのまま4時間もやることがなかったので、そんな空想をしていました。

やっぱり損切りは、グチャグチャ考えないで、さらっと早めに致しましょう。
ヤバいと思ったあなたの勘は、きっと当たっているのです。

昨日のトレード 利益1円11銭

☆達成ターゲット/上限・第6ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.45円。下限は107.25円。

ターゲット

⑥107.80円 <一目均衡表(日足)・雲上限>
⑤107.76円 <5/11 高値、Pivot Day・R2(欧米式)>
④107.68円 <5/12 高値>
③107.59円 <Pivot Day・R1(欧米式)>
②107.56円 <Pivot Day・R2(THV)>
①107.50円 <5/18 高値>

◆ 107.45円 設定レンジ・上限
B.L①107.43円 <5/15 Horizon Line>
B.L②107.31円 <NYクローズ>
◆ 107.25円 設定レンジ・下限

①107.20円 <5/18 Horizon Line>
②107.12円 <適応型移動平均・転換線>
③107.03円 <一目均衡表(日足)・基準線>
④106.88円 <一目均衡表(日足)・転換線、Pivot Day・S2(欧米式)>
⑤106.72円 <一目均衡表(日足)・雲下限>
⑥106.68円 <5/18 安値、Horizon Line>

―――欧米時間―――
1回目 18:14
107.45円<設定レンジ・上限>→108.07円<Pivot 1H・R2>。「買い」62銭。
※ここで決済した理由は、昨日のターゲットには書かなかったけど、<Pivot Day・R3(欧米式)>に近い1時間Pivotだったから。

2回目 22:30
107.99円<Pivot 1H・R1>→107.80円<上限⑥・Target>。「売り」19銭。

3回目 0:36
107.92円<Pivot 1H・Key>→107.62円<Pivot 1H・S3>。「売り」30銭。

2020/05/20(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.98円。下限は107.62円です

ターゲット

⑤108.49円 <Pivot Day・R2>
④108.29円 <3/30 高値、Pivot Day・R1(欧米式)>
③108.16円 <適応型移動平均・転換線>
②108.08円 <5/19 高値、Horizon Line>
①108.01円 <適応型移動平均・転換線>

◆ 107.98円 設定レンジ・上限
B.L① 107.76円 <Pivot Day・Key(欧米式)、5/12 Horizon Line>
B.L② 107.68円 <Pivot Day・Key、NYクローズ>
◆ 107.62円 設定レンジ・下限

①107.50円 <5/18 高値>
②107.43円 <5/15 Horizon Line>
③107.33円 <5/19 押し目基点>
④107.27円 <5/19 安値>
⑤107.15円 <一目均衡表(日足)・転換線>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

午前11時の時点での通貨の強弱は
ポンド>スイスフラン>ユーロ>ドル>日本円です。

欧州委員会が、融資と交付金による1兆ユーロ超の新型コロナウイルス復興計画を5/27に提示する発表
ドイツ5月ZEW景況感調査(結果51.0、予想32.0)の力強い結果などを支えに総じて、欧州通貨は堅調で、昨日はクロス円が上昇しました。

今日は米国の経済指標は深夜3時の「連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4/28.29開催分)」まではないので、為替市場は欧州の経済指標に注目です。

15:00 英 国 4月/消費者物価指数(CPI)・4月 小売物価指数(RPI)
      ドイツ 4月生産者物価指数(PPI)
18:00 ユーロ 4月消費者物価指数(HICP、改定値)
22:30 英 国 ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言

午後3時には、現時点での最強通貨ポンドの「英国」の経済指標があります。

昨日のユーロドルは、心理的節目1.1000を前に下落しました。
今日の経済指標やファンダメンタルズで1.1000を突破出来れば、クロス円も上昇。
つられてドル円も上昇すると考えられます。

今日はユーロ円、ポンド円などを眺めながらトレードします。

長い時間軸で考えると、しっかりとした再上昇は、107.15円<下限・第5ターゲット>付近からでもおかしくありません。

ドル円は上値目線ですが、上方からのエントリーはわたし的には怖いので、バランスライン、設定レンジ下限、下限ターゲットからの「買い」でエントリーが基本戦略。
ただしクロス円が下落傾向になったら、わたしも「売り」に転向です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です

ビオラです。上から撮ったのではなく横から。
みんなこっちを向いてくれていて、
わたし見られてる、って思わせてくれました。
普段ないことなので、ちょっぴり嬉しかったです。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)