昨日のblogでは、110円を前にしてポジション調整と書きました。

それはそれでよかったのですが、わたしとしては欧州時間で上がって、米国時間からの下落と思っていましたが、それは外れ。
プロの方でも買い上げることに躊躇があったのでしょうか。
言うなれば見切り売りで、米国勢は参入してきました。

そして昨日の下⑤108.82円<6/3 Horizon Line>を下回って、買いのロスカットが、自動的に執行されて、売りが売りを巻き込んでいきました。

そのようななかで、米国のディーラーさんたちは、「米国ファンドが海外の投資先を物色し始めた」との感触を掴んでいます。
結構、当たるんです、彼らの勘。
ということで、「ドル安」警戒警報の発令です。

わたしはパソコンを持って来ていないので、残念ながらトレードは出来ませんでしたが、あなたはうまくいきましたか?

2020/06/09(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.55円。下限は107.92円です

ターゲット

⑥109.35円 <Pivot Day・R1>
⑤109.14円 <Setting range・R3
④108.90円 <Pivot Day・Key(欧米式)
③108.84円 <Setting range・R2、6/3 Horizon Line>
②108.80円 <Pivot Day・Key>
①108.60円 <Setting range・Fib=0.618、6/4 Horizon Line> 

◆ 108.55円 設定レンジ・上限
B.L① 108.51円 <Setting range・R1
B.L② 108.44円 <NYクローズ>
B.L③ 108.21円 <Setting range・P.Key
B.L④ 108.13円 <Pivot Day・S1(欧米式)
◆ 107.92円 設定レンジ・下限 <一目均衡表(日足)・基準線

①107.88円 <Setting range・S1、Pivot Day・S1>
②107.82円 <Setting range・Fib=0.618
③107.70円 <Pivot Day・S2(欧米式)
④107.58円 <Setting range・S2
⑤107.53円 <一目均衡表(日足)・雲上限
⑥107.25円 <Setting range・S3

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

ドル安警報を発令といっても、一日単位でかんがえると、上昇しないわけではありません。
しかも昨日の急落からの反騰を、虎視眈々と狙っている方も多いはず。

その点を考慮すると、上③108.84円<Setting range・R2、6/3 Horizon Line>を上抜けると、再度109円台が視野に入ります。
それまでは、108.55円設定レンジ・上限を抜けても戻り売りで対処します。
また、下⑤107.53円<一目均衡表(日足)・雲上限>を抜けると、下⑥107.25円<Setting range・S3>が下値の目安となります。

今日のドル円
上値抵抗線は、上③108.84円<Setting range・R2、6/3 Horizon Line>
下値支持線は、下⑤107.53円<一目均衡表(日足)・雲上限>

いずれにしても、昨日の極端な急落はドル円だけ。
今後危険な何かがあるの?と、こちらも警戒が必要です。

このようなときは、逆バリは危険です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

夏を予感させる「タチアオイ(立葵)」。
梅雨入りの頃、茎の下の方から花が咲きはじめて、段々に上の方の花が咲いていきます。
一番上の花が咲くと、梅雨が明けるといわれているのです。
八ヶ岳の農家さんにとっては、秋野菜を植えるタイミングを教えてくれる予報花です。
だから1本では信用ならんと、たくさん植えられていました。
早めに種まきして、戻り梅雨になって、種が腐ったら元も子もないから。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)