こんにちは、天野愛菜です。

昨日の起床が、午前9時(日本時間午後10時)。
出遅れちゃったかな、と恐る恐るパソコンを起動。
「えっ? まだ設定レンジ内?」と、ビックリするやら安心するやら。
そして正直言うと、あれほど頑張ってターゲットを計算したのに、っていう落胆気分もちょっとだけ。

わたしのトレード・ルールに、
日間Pivotと見比べながらですが、「1時間PivotのKeyより上では買わない。下では売らない」というのがあって、昨日の最初で最後のトレードのときは、

日間Pivot R1=107.62円。
23時台・1時間Pivot R3=107.62円。

これはPivot信奉者のわたしとしては、絶好の狩り場でした。
この場合、ほとんどがこの価格前後から下げて行くのです。

念のため、
②107.68円 <5/14,3/4 高値>
③107.79円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
④107.83円 <FR=38.2%(109.85⇒106.58)>
にも「売り」指し値。
FXの教科書ではやってはいけません、と書いてある俗にいう「ナンピン」覚悟トレード。

昨日は、108円台に乗り上げるだけのパワーを感じなかったので、上がったって戻るでしょう。最悪でもナンピンでプラマイゼロ、とリスクを取ってトレード開始しました。

なぜ108円台に乗り上げるだけのパワーを感じなかったのか、ということですが、これは20年の勘。
と言いたいのですが、昨日は相場のスピード観を表すTickメーターを見ていました。
午後10時台では、12000Tick/時間。
23時台になって、最初のうちは16000Tick/時間でしたが、そのうち11000Tick/時間までスピードが落ちたので、わたしとしては安心の指し値でした。

このTickメーターのことは、何回かこのblogに登場していますが、チャートの動きよりも先行してTickメーターが速度を上げていくので、だいだい初動でトレンドに乗れる利点があります。
日本のAIエンジニアの方が作ったMT4仕様。
海外のプロトレーダーさんたちがよく使っていますが、いかんせんプロ御用達なのでお高いのが難点。

そんなことで、オススメするつもりは毛頭ありませんが、Tickメーターがなくても、ある程度の相場の速度がわかる数値があります。
それは、「日経平均株価 リアルタイムチャート」の「為替」を選択して出て来るドル円チャートの「出来高」です。
若干遅延気味ですが、おおよその相場のスピード観がわかりますので、出来高も参考にしてトレードすることもオススメです。

昨日のトレード 利益73銭

☆達成ターゲット/上限・第1ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.50円。下限は107.23円。

ターゲット

⑥108.08円 <Pivot Day・R3(欧米式)>
⑤107.89円 <Pivot Day・R2>
④107.83円 <FR=38.2%(109.85⇒106.58)>
③107.79円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
②107.68円 <5/14,3/4 高値>
①107.57円 <6/15 高値、Horizon Line、Pivot Day・R1(欧米式)>

◆ 107.50円 設定レンジ・上限
B.L①107.42円 <適応型移動平均・転換線>
B.L②107.30円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 107.23円 設定レンジ・下限

①107.19円 <適応型移動平均・転換線>
②107.10円 <Pivot Day・S1(欧米式)、Pivot SR・S2>
③107.04円 <Pivot Day・S1>
④106.99円 <6/15 安値>
⑤106.80円 <Pivot Day・S2(欧米式)>
⑥106.72円 <Pivot Day・S2>

―――欧米時間―――

1回目
①23:19⇒1:22
107.62円<Pivot 1H・R3>→107.23円<設定レンジ・下限>。「売り」39銭。

②23:38⇒1:22
107.57円<上限①・Target>→107.23円<設定レンジ・下限>。「売り」34銭。

2020/06/17(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.43円。下限は107.17円です

ターゲット

⑥108.21円 <一目均衡表(日足)・基準線、転換線>
⑤108.00円 <Pivot Day・R3(欧米式)>
④107.82円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
③107.65円 <Pivot SR・R3>
②107.57円 <6/15 高値、Horizon Line、Pivot Day・R1(欧米式)>
①107.50円 <節目>

◆ 107.43円 設定レンジ・上限<Pivot Day・Key(欧米式)>
B.L①107.30円 <NYクローズ>
◆ 107.17円 設定レンジ・下限<Pivot Day・S1(欧米式)>

①107.12円 <Pivot SR・S1>
②107.07円 <5/29 Horizon Line>
③107.01円 <Pivot SR・S2>
④106.97円 <Pivot Day・S2(欧米式)>
⑤106.85円 <Pivot SR・S3>
⑥106.73円 <Pivot Day・S3(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

昨日は、トランプ大統領が「1兆ドル規模のインフラ整備計画を準備している」との報道で米国市場は盛り上がりましたが、一方で、財務省が15日に公表した4月の国際資本統計・証券投資状況で、海外投資家による米財務省証券の売り越し額が過去最大を記録した3月の 2,989.10 億ドル、4月の1,767.03 億ドルと、膨大な売り越しが続いていることが、にわかに注目を集めましした。
「膨大な売り越し」というセンチメントで、ドル円は上値は重くなっています。

というか、今ここで保有してるドルを売ってもいいのか、という思考も働いていて下げ渋っている、という見方の方が的確かも知れません。

今日の午前中のドル円の下げは、海外投資家の円買いだったそうです。
何に使うのでしょうか。
今、米国で囁かれている、日本の中小企業買いに使うのかな…。

今日のトレードの目安は、
「設定レンジ&ターゲット」トレード的には、設定レンジを越えて

上③107.65円<Pivot SR・R3>からは、「買い」追随。
それまでは、ターゲットからの「売り」で指し値。
そして、上⑥108.21円<一目均衡表(日足)・基準線、転換線>から反落。

下⑤106.85円<Pivot SR・S3>からは、「売り」追随。
それまでは、ターゲットからの「買い」で指し値。
下げの目安は、一目均衡表(日足)・雲下限の106.47円と考えます。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

キュウリの花。
夜行性で夜になると動き回るヒトデみたいですが、キュウリに限らず植物も、実は夜行性。
夜になってから、水分を根から吸い上げて、日中の太陽の光で作った養分と結合して、成長して実を作るのです。
これ八ヶ岳の農家さんの受け売りです。(^_^)v

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)