こんにちは、天野愛菜です。

今晩注目の経済イベントは、
同時刻に、イングランド銀行(BOE)金利発表がありますが、
「20:00 英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨」

英国はただいま、ブレグジットが合意なきものとなるか市場も関心を高めていますが、そのなかで、今回の議事要旨のなかで「マイナス金利」について議論があったとすると、英国は本格的な景気低迷期に入るとして、急落が予想されているのです。
ポンド円が急落したら、ユーロ円に伝播して、ドル円も下落する、と見られています。

またアジア市場では、北朝鮮の暴発の恐れが懸念材料。
朝鮮半島の統一を目指す韓国政府は、北朝鮮の暴発をテコにして「核兵器を保有したまま北朝鮮の経済封鎖の解除し、将来は核保有国になる」ことを目論んでいる、と見られていて、ドル円にとっては地政学的リスクが顕在化しそうです。

株式市場も次第に下押し圧力が強まってきていて、ドル円は買いにくい展開となっています。

昨日のトレード 利益91銭

☆達成ターゲット/下限・第6ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.43円。下限は107.17円。

ターゲット

⑥108.21円 <一目均衡表(日足)・基準線、転換線>
⑤108.00円 <Pivot Day・R3(欧米式)>
④107.82円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
③107.65円 <Pivot SR・R3>
②107.57円 <6/15 高値、Horizon Line、Pivot Day・R1(欧米式)>
①107.50円 <節目>

◆ 107.43円 設定レンジ・上限<Pivot Day・Key(欧米式)>
B.L①107.30円 <NYクローズ>
◆ 107.17円 設定レンジ・下限<Pivot Day・S1(欧米式)>

①107.12円 <Pivot SR・S1>
②107.07円 <5/29 Horizon Line>
③107.01円 <Pivot SR・S2>
④106.97円 <Pivot Day・S2(欧米式)>
⑤106.85円 <Pivot SR・S3>
⑥106.73円 <Pivot Day・S3(欧米式)>

―――欧米時間―――

1回目 21:08
107.43円<設定レンジ・上限>→107.12円<下限①・Target>。「売り」31銭。

22:30の戻りにはちょっと焦りましたが、15分足のローソク足の終値が少しずつ下がっていたので、安心の追随継続。決済は、瞬間急落でタッチ。
107.12円は、設定レンジのS1と日間PivotのS1が重なっていて、周辺には1時間PivotS3(107.11円)、1時間Pivotの下方1.382(107.14円)があったので、ここまでは到達するよね、と思っていたのが当たりました。
blogで書いた通り、しっかり「買い」の指し値もしておきました。

2回目 23:29
107.12円<下限①・Target>→107.30円<B.L①>。「買い」18銭。

決済は1:27。この価格には下降トレンドラインがしっかり被さっていました。
1銭上の107.31円<Pivot 1H・R1>には届かず。
これからは「売り」局面かな、と思いました。

3回目 3:26
107.17円<設定レンジ・下限>→106.97円<下限④・Target>。「売り」20銭。

この回のエントリー前の2:51に107.17円<設定レンジ・下限>に到達しましたが、このときの価格は1時間Pivotの<Pivot 1H・S3>の下。ですからここでのエントリーは下降局面であっても上昇の可能性があるので危険なのです。
結果は上昇して、25分後には戻ってエントリーできました。

4回目 8:00
107.01円<下限③・Target>→106.73円<下限⑥・Target>。「売り」22銭。

ガツンと始まりました。東部時間午後7時。下落開始。
米国ディーラーのレギュラーメンバーが付けた106円台を、アジア市場対応メンバーが引き継いだかのようでした。
よくあるんです。ここまでやったから後は任せた!みたいな感じがアメリカでは…。
106.73円に付けたのが、日本時間の9:08。
106.73円の第6ターゲットは、欧米式PivotのS3。
日本勢もここまではガマンしていましたが、「これ以上はダメだよ」と逆襲の買い。
しかしここで米国勢が決済したら一気に上昇したはずですが、107円には戻らず。
つまり彼らは、この時点でも「売り」ポジションをキープしているのです。

今日最初の見所は、これから日本勢が買い上げて、それに抗しきれなくなった米国勢が売りを決済して相場が軽くなって上昇していくか、米国勢が更に売り込みを開始して上値を抑えて、反対に日本勢が買いを決済して、価格が急落するか、というところではないでしょうか。

ちなみにわたしの知り合いの米国ディーラーさんたちは、今晩は寝ないで翌朝始動のレギュラーチームにバトンを渡す、と元気いっぱいです。

彼らたちの願望は、ドル売りです。

2020/06/18(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.05円。下限は106.70円です

ターゲット

⑥107.57円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
⑤107.44円 <6/19 昨日高値>
④107.32円 <Pivot Day・R1(欧米式)>
③107.27円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
②107.17円 <6/17 Horizon Line>
①107.10円 <Pivot Day・S1(欧米式)>

◆ 107.05円 設定レンジ・上限
B.L①107.02円 <NYクローズ>
B.L②106.97円 <Pivot Day・S2(欧米式>
B.L③106.80円 <Pivot Day・S3(欧米式)>
◆ 106.70円 設定レンジ・下限

①106.65円 <Pivot Day・S2>
②106.56円 <6/12 Horizon Line>
③106.47円 <一目均衡表(日足)・雲下限>
④106.35円 <4/29 安値、Pivot Day・S3>
⑤106.22円 <5/8 安値>
⑥105.98円 <5/6,7 安値>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日も設定レンジの攻防戦を予想。特に下限の106.70円。
ここを下抜けると、<Pivot Day・S3(欧米式)>107.80円の下方ということもあって、下③106.47円<一目均衡表(日足)・雲下限>付近まで下落するのではないでしょうか。

昨夜の1回目のトレード 21:08/107.43円<設定レンジ・上限>から、1時間PivotのR1を越えたのはたったの2回だけ。
その後の時間では、下落トレンド再開となっていますので、今日のわたしの戦略は、「売り」。
R2を価格が上抜けるまでは、売り戦略を継続します。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

ティートリー。
マヌカの木にに咲く「花の蜜」から作らる高価なマヌカハニーがありますが、そのマヌカのお仲間です。
撮影しながらこの木をよく観察すると、たくさんの蜂がいるではありませんか!
1枚撮って逃げました。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)