【ドル円　今日の予想・ターゲット】雇用統計は大幅改善　失業率は戦後最悪水準のまま

こんにちは、天野愛菜です。

昨日の雇用統計は、
発射台が、107.48円＜Pivot SR・Key＞
高値が、107.71円＜Pivot SR・R2＞＋1
収束が、107.48円＜Pivot SR・Key＞。

設定レンジPivotで始まり、設定レンジPivotで終わりました。

利益は値幅

その値幅に時間軸を加味したものが移動平均線。
それは今まで人生で、何をしてきたか、という絵巻物のようです。
そして、その歩みの延長線で未来を占います。

わたしの「設定レンジ＆Pivot・ターゲット」は、航海の地図。
寄港地を表しています。
一日で到着出来そうな場所を表しているのが、日々お伝えしているPivot・ターゲット。
1週間・1ヶ月・1年用の「設定レンジ＆Pivot・ターゲット」も存在しています。

わたしのトレードは、「どこまで行くか」という挑戦ではなく、「どこまで来たか」という達成重視。
スタンプラリーのようなので、楽しくやっています。

そうそう「最近、設定レンジPivotが登場してきたね」とメールをいただきました。
そうなのです。
この設定レンジPivotは、海外のある会社と独占契約をしていました。
先月、その契約が切れて更新をお断りしたので、こうしてお伝えすることが出来るようになりました。

昨日のトレード　利益1円5銭

☆達成ターゲット／上限・第4ターゲット

昨日の「ドル円／今日の設定レンジ」
上限は107.56円。下限は107.33円。

ターゲット

⑥108.00円　＜Pivot Day・R1(欧米式)＞
⑤107.86円　＜Pivot SR・R3＞
④107.71円　＜Pivot SR・R2＞
③107.68円　＜Pivot Day・Keｙ(欧米式)＞
②107.63円　＜Pivot SR・R1＞
①107.60円　＜7/1 Horizon Line＞

◆ 107.56円　設定レンジ・上限
B.L①107.48円 ＜Pivot SR・Key＞
B.L②107.40円 ＜Pivot SR・S1＞
B.L③107.36円 ＜7/1 昨日安値＞
◆ 107.33円　設定レンジ・下限

①107.25円　＜Pivot SR・S2＞
②107.20円　＜Pivot Day・S1(欧米式)＞
③107.16円　＜Pivot SR・S3＞
④107.12円　＜一目均衡表(日足)・転換線＞
⑤106.87円　＜Pivot Day・S2(欧米式)＞
⑥106.80円　＜6/26 安値、Horizon Line＞

★

―――欧米時間―――

1回目　21:51
107.56円＜設定レンジ・上限＞→107.71円＜上限④・Target＞。｢買い」15銭。
※
ドラマティックな動きをシミュレーションしていたのに拍子抜け。
「これが雇用統計かぁー」とブツブツ言いながら、方向性が出てきてからエントリーしました。

2回目
22:08　107.71円＜上限④・P.SR.S3＞→107.48円＜B.L①・P.SR.Key＞。「売り」23銭。
22:10　107.68円＜上限③・P.SR.S2＞→107.48円＜B.L①・P.SR.Key＞。「売り」20銭。
22:15　107.68円＜上限③・P.Day.P＞→107.48円＜B.L①・P.SR.Key＞。「売り」20銭。
22:18　107.63円＜上限②・P.SR.S1＞→107.48円＜B.L①・P.SR.Key＞。「売り」15銭。
22:30　107.60円＜上限①・Target1＞→107.48円＜B.L①・P.SR.Key＞。「売り」12銭。
※
blogで書いた通りのエントリーでしたが、あまりにも上昇の値幅が少なかったので、売りは5枚投入。
「設定レンジPivotのS3」からのスタートで、「設定レンジ・Key」での決済。
同時に他の通貨ペアもトレードしていたのでムリだったけど、1銭毎にエントリーしてもよかったくらい。
クロス円も、ほとんど設定レンジPivotでトレードできました。

2020/07/03(金曜日）
ドル円／今日の設定レンジ
上限は107.57円。下限は107.44円です

ターゲット

⑥108.16円　＜7/1 高値、Horizon Line＞
⑤107.97円　＜一目均衡表(日足)・基準線＞
④107.95円　＜Pivot Day・R2(欧米式)＞
③107.78円　＜Pivot Day・R1(欧米式)＞
②107.72円　＜Pivot SR・R3、7/3 昨日高値、Horizon Line＞
①107.64円　＜Pivot SR・R2＞

◆ 107.57円　設定レンジ・上限 <Pivot Day・Keｙ(欧米式)、Pivot SR・R1>
B.L①107.51円 ＜Pivot SR・Key＞
◆ 107.44円　設定レンジ・下限 <Pivot SR・S1>

①107.39円　＜Pivot Day・S1(欧米式)＞
②107.37円　＜Pivot SR・S2＞
③107.33円　＜7/2 昨日安値、Horizon Line＞
④107.31円　＜Pivot SR・S3、一目均衡表(日足)・雲下限＞
⑤107.16円　＜Pivot Day・S2(欧米式)、一目均衡表(日足)・転換線＞
⑥107.00円　＜Pivot Day・S3(欧米式)＞

※B.L＝Balance Line　設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR＝Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※｢愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ（変動）を考慮していますが、オーバーシュート（行き過ぎた動き）する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円／今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円／今日の設定レンジ」1時間足

20200703_1uy_p

愛菜の実戦トレード　今日の予想・攻略法

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

特にありません。
米国の株式と債権市場はお休みなので、急変注意です。

今日の戦略

雇用統計は就業者数が480万人増と、統計開始以降で最多の伸びで「大幅改善」となりました。
しかし失業率は11.1%でしたが、「雇用されているが休職中」の人数が正確ではないので、労働省はこうした問題を勘案すると6月の失業率は12.1％になる、と解説しました。
これにより、失業率は戦後最悪水準のままであることが印象付けられました。

今晩のドル円市場は、緩やかな回復に留まっている米国の雇用環境と、コロナ感染再拡大による新たな制限措置の開始、長期金利の低下、などが意識されると上値の重い展開となります。

設定レンジ＆ターゲット・Pivot サマリー

わたしのトレードで重要視している＜Pivot Day・Keｙ(欧米式)＞。

6/29(月）107.12円
6/30(火）107.54円
7/01(水）107.75円
7/02(木）107.68円
7/03(金）107.57円

今月に入ってから下がってきていますが、
下値反発の目安で使う＜Pivot Day・S2(欧米式)＞は
7/02(木)  106.87円
7/03(金）107.16円
と、今日は上昇しています。

つまりドル円相場は、下落傾向にあるものの、次の爆発に向けてエネルギーを貯め始めたことが伺えます。

このような時のわたしのトレードは、上限ターゲットからの｢売り」、下限ターゲットからの｢買い」で対応します。

 

今日は米国のトレーダーさんたちはお休みです。
しかし、AI君たちは働きます。
この子たちは、ちょっとのことで過敏に反応します。
一台が動いて、それが連鎖反応を起こすと、即座に暴発を止める「人」がいないので、15分Pivotが変わるまで、その方向に大きく流れて行きます。

要人発言やフェイクニュースには、要注意です。
取りあえず、ヘッドラインニュースは、こまめにチェックしましょう。

★

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時～午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

★

 

 

今週も、わたしの拙いblogにお付き合いくださり、ありがとうございました。

素敵な週末をお過ごしください。

天野 愛菜(まな)