こんにちは、天野愛菜です。

昨日のアメリカ市場で、リスク要因と言われたのが、以下のふたつ。

①上海株8連騰 2018年2月以来の高値
中国経済は、海外輸出と外資導入の両輪で経済を回しています。
輸出を増やすには時間が掛かりますが、外資の呼び込みは、見せかけでも株価を上げれば、海外の証券会社が個人投資家への勧誘がしやすくなって、即効性があります。
いつまでこの株価高騰のショーを続けられるのかと、不安心理が働きます。

②米最高裁 トランプ大統領の財務記録の開示命令
大統領選挙に向けたトランプ大統領下ろしの一環と言われています。
米国金融界も、実はグローバル企業も国内産業も、トランプ大統領を支持しています。
バイデン候補が当選したら、金融統制と企業増税の復活、中国優遇政策の再構築が既定路線。
米国のマスコミは、別に民主党を応援しているわけではなく、アメリカが壊れたら面白いなって、思っているだけ。
日本のマスコミもそうだけど、政治と経済と国民の混乱が大好きで、それを高見の見物をしていたい。
近年はネットが隆盛となって、政治家も財界人もマスコミに対して媚びへつらわなくなったので、トランプ大統領の財務記録の開示命令は米国大手マスコミが仕掛けた、と言われています。
市場が恐れているのは、マスコミの挑発に乗ってしまうトランプ大統領の暴発です。

昨日のトレード 利益52銭

☆達成ターゲット/上限&下限・第1ターゲット

昨日のblogでは、次のように書きました。

あるいは再度、以下の下値確認からの上昇かな、と考えています。
設定レンジ下限・107.18円・
下限①・107.10円 <Pivot Day・S3(欧米式)、Pivot SR・S2>

そしてわたしのトレードはそれだけ。
もっとも上昇といっても、その上を狙っていたんですけど…。

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.36円。下限は107.18円。

ターゲット

⑦107.83円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
⑥107.71円 <7/8 昨日高値>
⑤107.66円 <Pivot Day・R1(欧米式)>
④107.57円 <Pivot SR・R3>
③107.54円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
②107.47円 <Pivot SR・R2>
①107.38円 <Pivot Day・S1(欧米式)、Pivot SR・R1>

◆ 107.36円 設定レンジ・上限
B.L①107.28円 <Pivot SR・Key>
B.L②107.25円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
B.L③107.20円 <7/8 昨日安値、Pivot SR・S1>
◆ 107.18円 設定レンジ・下限

①107.10円 <Pivot Day・S3(欧米式)、Pivot SR・S2>
②107.02円 <Pivot SR・S3>
③106.88円 <Pivot Day・S2>
④106.56円 <Pivot Day・S3>
⑤106.07円 <6/23 安値、Horizon Line>

―――欧米時間―――

1回目 19:55
107.38円<上限①・Target>→107.10円<下限①・Target>。「売り」28銭。

朝の5時に起きて、朝食をしっかりといただいて、6時からはじめたトレードでした。
欧州勢の勢いのなさから、彼らも下値を気にしているのね、と思いました。
やっぱり、王様(アメリカ)を忖度するのです。

2回目 23:10
107.10円<下限①・Target>→107.34円<Pivot 1H・R1>。「買い」24銭。

ここは思惑通りというか、海外勢の誰もが考える下値確認値。
そして「ロンドンフィキシング」となったわけですが、その勢いを持ってしても、107.36円・設定レンジ上限に届かず。
それで、今日はもうないな、とトレード終了。

それから何をしたか?
英語の本の読書。つまり瞑想の時間を過ごしました。 (笑)。

2020/07/10(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.27円。下限は107.01円です

ターゲット

⑥107.79円 <7/7 高値、Horizon Line>
⑤107.73円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
④107.63円 <一目均衡表(日足)・転換線>
③107.48円 <Pivot Day・R1(欧米式)、Pivot SR・R3>
②107.37円 <Pivot SR・R2>
①107.29円 <Pivot Day・Key(欧米式)>

◆ 107.27円 設定レンジ・上限
B.L①107.22円 <Pivot SR・R1>
B.L②107.11円 <Pivot SR・Key>
B.L③107.06円 <Pivot Day・S1(欧米式)>
◆ 107.01円 設定レンジ・下限

①106.96円 <Pivot SR・S1>
②106.85円 <Pivot Day・S2(欧米式)、Pivot SR・S2>
③106.76円 <Pivot Day・S3>
④106.70円 <Pivot SR・S3>
⑤106.62円 <Pivot Day・S3(欧米式)>
⑥106.07円 <6/23 安値、Horizon Line>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日は午前9時過ぎに107.26円を付けてから下降。
9時55分の銀行仲値を前にしても上昇せず。
そして銀行仲値は、107.13円。
通りで下がるはず。機関投資家の方たちは事前に仲値を知っていたから。
わたしも知りたいなぁ。

つまり日本としては、リスク回避の円高方向を考えている、ということ。
下々の者には知らされない、何か「不吉」なことでもあるのかな…。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

21:30 米国 6月 卸売物価指数(PPI)

改善は期待出来るのですが、ドル円を大きく動かす力は、余程の好結果でなければ出て来ないはずです。

設定レンジ&ターゲット・Pivot サマリー

今日の見通しは3つ。

(1)
106円台に突入しても
下限②・106.85円<Pivot Day・S2(欧米式)、Pivot SR・S2>で支えられて、再度107円台へ浮上。
設定レンジ上限・107.27円
上限①107.29円<Pivot Day・Key(欧米式)>をめざす。

(2)
下限②・106.85円<Pivot Day・S2(欧米式)、Pivot SR・S2>を下抜けて、
下限⑤・106.62円<Pivot Day・S3(欧米式)>を更に抜けて、
下限⑥・106.07円<6/23 安値、Horizon Line>を視野にいれて、来週につなぐ。

(3)
欧米時間になって持ち直す。
B.L③・107.06円<Pivot Day・S1(欧米式)>から
上限①・107.29円<Pivot Day・Key(欧米式)>と進み
上限③・107.48円<Pivot Day・R1(欧米式)、Pivot SR・R3>を目指して、現時点で適温相場と言われている107.50円付近で、今週を終える。
107.30円でも悪くないよ、という声もあります。

今日の戦略

今日は、
下限②・106.85円<Pivot Day・S2(欧米式)、Pivot SR・S2>からの「買い」が理想と思っています。
欧米時間になって、その下からの指し値は危険です。

現在の下値は、以下の価格が欧米では考えられているからです。
⑥106.07円<6/23 安値、Horizon Line>

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

ランチの広告。これ一人前。
10ドルで、コーヒーと更にアイスクリーム付き。
とにかくアメリカの食事は、量が多いのです。
甘いものは、その気になれば食べられるから、外でのランチは厳禁です。
いつの間にか、カラダが全体的に膨らんでいるのです。

 

今週も、ありがとうございました。
豪雨の被害を心配しています。
ご自愛の週末となりますように…。

天野 愛菜(まな)