こんにちは、天野愛菜です。

先週はお休みさせていただきました。
今日から再開。
お見舞いや励ましのメールをいただき感激していました。
本当に、ありがとうございました。

そして昨日、日本に帰ってきました。
と言っても、9月には再びニューヨークへ。
今度は元気なカラダになって、渡米しようと思っています。

今週のドル円に影響のありそうな経済指標

にわかに注目が集まっているのが、
「香港 4-6月期 四半期域内総生産(GDP、速報値)」で、
サプライズ期待が
「米国 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)」です。

7/29 (水)
17:30 香港 4-6月期 四半期域内総生産(GDP、速報値)

相手国があるので集計の締め日の誤差はあるものの「輸入収支」では誤魔化しがきかないので、その変動幅でドル円にも影響があると言われています。

7/30 (木)
21:30 米国 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)

市場コンセンサスは、前回値-5%に対して、予想値-35%。
アトランタ連銀の「GDPNow」では、-34.7%。

最近の経済指標は、結果はどうあれ、変動の切っ掛けに使われています。
とくに月末の締めが掛かる今週の経済指標では、発表時点はスクエアで臨み、第二波を見極めてからエントリーした方が、安全により近いのではないでしょうか。

7/27 (月)
21:30 米国  6月 耐久財受注

7/28 (火)
22:00 米国  5月 ケース・シラー米住宅価格指数
23:00 米国  7月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
                   7月 リッチモンド連銀製造業指数

7/29 (水)
17:30 香港  4-6月期 四半期域内総生産(GDP、速報値)
23:00 米国  6月 住宅販売保留指数
27:00 米国  米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30 米国  パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

7/30 (木)
15:00 ドイツ 4-6月期 国内総生産(GDP、速報値)
21:30 米国  4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)・他

7/31 (金)
10:00 中国  7月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
18:00 ユーロ 4-6月期 四半期域内総生産(GDP、速報値)
21:30 米国  6月 個人消費支出(PCEデフレーター)・他
22:45 米国  7月 シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米国  7月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値

2020/07/27(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.06円。下限は105.55円です

ターゲット

106.88円 <上限⑥・Pivot Day・R1(欧米式)>
106.67円 <上限⑤・Horizon Line>
106.40円 <上限④・Pivot SR・R3>
106.28円 <上限③・Pivot Day・Key(欧米式)>
106.23円 <上限②・Pivot SR・R2>
106.12円 <上限①・Horizon Line>

◆ 106.06円 <設定レンジ上限> 
105.90円 <B.L①・Pivot SR・R1>
105.72円 <B.L②・Pivot SR・Key>
105.31円 <B.L③・適応型移動平均・転換線>
◆ 105.55円 <設定レンジ下限>

105.53円 <下限①・Pivot Day・S1(欧米式)>
105.50円 <下限②・節目>
105.40円 <下限③・FR・112.22⇒101.18/38.2%>
105.22円 <下限④・Pivot SR・S2>
105.00円 <下限⑤・大台>
104.93円 <下限⑥・Pivot Day・S2(欧米式)>
104.89円 <下限⑦・Pivot SR・S3>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

21:30 米国 6月 耐久財受注

注目は、輸送用機器除く耐久財受注の前月比です。
ポジティブサプライズが期待されています

設定レンジ&ターゲット・Pivot サマリー

午前中のドル円の下落は
105.53円 <下限①・Pivot Day・S1(欧米式)>で、持ちこたえました。
なので日本勢としては、ドル買いの援軍を待っている状態。

今日は、この
105.53円 <下限①・Pivot Day・S1(欧米式)>を、1時間PivotのKeyが上回っている限りは、上昇余地があります。
そして、1時間Pivotの抵抗帯がこれを下回ってくれれば、安心の「売り」となります。

一方の「買い」は、
106.06円 <設定レンジ上限>を、上抜けてから。
ファンダメンタルズの改善があれば、
106.28円 <上限③・Pivot Day・Key(欧米式)>が、大きな吸引力を発揮してくれます。

今日の戦略

現状のドル円の深読みは、「中国人投資家の米ドルからの退却資産が、日本円に向かっている。」というものです。

今までなら中国のいいなりになっていた欧州の「ユーロ買い」でしたが、最近は中国に味方する国はなく、せいぜいメルケル首相ぐらいなので、勢い中国にとって情報統制の効いている日本の円が安全通貨という考えです。

現在米国は、中国共産党と中国人民の分断作戦を行っています。
富豪集団の中国共産党を潰す、というアピールですから、中国人民の「トランプ頑張れ!」の声が大きくなっています。

また現在、米英の空母及び打撃軍団が南沙諸島に展開中ですが、米国識者の見方は台湾海峡での偶発的な軍事衝突からの部分開戦です。

中国は有史以来、外国との戦争に勝ったことはないし、まして現在は一人っ子政策の影響で、親が反対していることもあって、中国人民解放軍のなかで真剣に闘う軍人はいません。

中印国境戦闘だって、インド軍は軍人ですが、中国軍は日払い格闘家民兵です。

そのような情報から米国では、中国と開戦しても米国への被害はほぼ皆無と考えられているので、大多数の米国人は中国への制裁、中国との衝突に異を唱えていません。

開戦ともなると、米国は中国人資産を一斉に封鎖するので、中国人投資家及び中国共産党の人たちが、米ドルから日本円へ転換の流れがありと分析されています。

そのような事情を加味して、今日のわたしの戦略は、「売り」と「戻り売り」で挑戦です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

日本に到着して、出迎えてくれた積乱雲。
梅雨明けラッキーと思っていたら、東京はまだ先だそうです。
でももうすぐ夏ですよね。ワクワク感満載。
今からとっても楽しみなニッポンの夏です。

 

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

今日はとってもヒドい時差ボケ。
太陽の光を浴びて体内時計を調整すればいいと聞きますが、今日の東京は曇り雨。
太陽に嫌われているわたしです。

でも頑張ります。

天野 愛菜(まな)