こんにちは、天野愛菜です

先週金曜日のドル安継続の考えは大間違いでした。スミマセン。
その前日にお話した欧米勢のシュートカバーが、ここで来たか!って感じでした。

15:45から、続伸していたユーロドルが下がり始めました。
でも、「一息ついたら上がるよね」と、ドル円関係者は思っていました。
当然、わたしもそうでした。

ドル円は30分ほど様子見。わたしも。
そして案の定、16:15にユーロドルが上昇して、ドル円は下降。
このままドル売りが進行していくのかな、と思っていたら、ナンと104.30円で急ブレーキ。
えっ!?

金曜日のドル円上昇は、ここから始まりました。
16:30:04からユーロドルは、ヒゲを付けて下落開始。
16:30:18。ドル円は2.5銭上昇して「104.34円」。これはわたしの経験からするとAI君。
裁量トレーダーさんたちが、一斉にこの瞬間での買い上げはムリ。
そして16:31:04から16:36:53までの時間を使って、機関投資家さんたちは「買い」の体勢に入りました。

ニューヨークで助っ人していたディーラールームでの声が聞こえて来るようでした。
「愛菜、買いだ。何枚積む?」
「わたしは、いつも通りで次の押し目から全力投球。」
「幸運を祈る!」
アメリカ人は、明るい。

そして、わたしは自分のトレード手法を踏襲して
104.35円 <B.L⑥・適応型移動平均・転換線>から「買い」でエントリーしました。

この日のわたしは、70Tickチャートでトレードしていました。
1回目の下値104.30円も、2回目の下値の104.55円も、ワイルダーの平滑化移動平均線の期間数200で跳ね返りました。
そして、23:03の下値105.49円と23:19の下値105.56円は、ワイルダーの平滑化移動平均線の期間数200の水平シフト0.3%のライン。

ここを見ると、やっぱりドル円相場はAI君が主導しているな、って思います。

2回目以降のトレードは、下記の「金曜日のトレード」に書いておきました。

先週金曜日(7/31)のトレード 利益2円58銭

☆達成ターゲット/上限・第6ターゲット

先週金曜日(7/31)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は104.81円。下限は104.19円。

ターゲット

105.28円 <上限⑥・Pivot Day・R1(欧米式)、Pivot SR・R3>
105.24円 <上限⑤・7/29 高値>
105.11円 <上限④・7/16 Horizon Line>
105.03円 <上限③・Pivot Day・Key(欧米式)、Pivot SR・R2>
104.99円 <上限②・3/6 安値>
104.90円 <上限①・Pivot Day・Key>

◆ 104.81円 <設定レンジ上限> 
104.76円 <B.L①・Pivot Day・S1(欧米式)>
104.67円 <B.L②・昨日安値>
104.65円 <B.L③・Pivot SR・R1>
104.50円 <B.L④・Pivot Day・S2(欧米式)>
104.42円 <B.L⑤・Pivot SR・Key>
104.35円 <B.L⑥・適応型移動平均・転換線>
104.23円 <B.L⑦・Pivot Day・S3(欧米式)>
◆ 104.19円 <設定レンジ下限>

104.09円 <下限①・3/11 安値>
104.03円 <下限②・Pivot SR・S1>
104.00円 <下限③・大台>
103.90円 <下限④・Pivot Day・S3>
103.80円 <下限⑤・Pivot SR・S2>
103.40円 <下限⑥・Pivot SR・S3>

1回目 16:35
104.35円 <B.L⑥・適応型移動平均・転換線>
104.81円 <設定レンジ上限>
「買い」46銭。

2回目 18:23
104.81円 <設定レンジ上限>
104.56円 <Pivot 1H・S1>
「売り」25銭。

「18:00 ユーロ 4-6月期 四半期域内総生産(GDP、速報値)」は、予想値より悪くてユーロ売りドル買いでしたが、ドル円への反応は限定的でした。
その後、ユーロドルが持ち直して、ドル円は下降しました。

3回目 19:32
104.56円 <Pivot 1H・S1>
104.99円 <上限②・3/6 安値>
「買い」43銭。

押し目買いがうまくいきました。
もっともPivotがサポート(S1)だったので、ここで買わなくてどうする、って感じです。
決済後、この日のドル円の本番はこれからでしたが、わたしは一旦休憩。

4回目 21:20
104.86円 <18:16 Horizon Line、Pivot 1H・Key>
105.62円 <<Pivot 1H・R3>
「買い」76銭。

日本にいるので情報がないのでその理由はわかりませんが、21:15からユーロドルが停滞。
そして、104.83円から反転開始。
その上の104.86円に、先ほど出来たHorizon LinenとPivot 1H・Keyがありました。
そこでわたしはエントリー。
21:24にユーロドルは、1分足で窓を開けて下落開始。
なので、わたしにとっては安心の押し目買いとなりました。
21:30の「米国 6月 個人消費支出(PCEデフレーター)」は、市場はガン無視で上昇を続けました。

5回目 0:15
105.65円 <Pivot 1H・Key>
106.04円 <Pivot 1H・R3>
「買い」39銭。

ロンドンフィキシングに向けて「ドル売り」とblogの書いてしまいましたが、この状況で売りはありませんでした。
そして、ユーロドルの再下落。またダウ平均株価の下落が再び始まり、ドル円は上昇しました。
どちらかと言うと、ここからはダウと見合い始めたドル円という印象となりました。

6回目 1:39
106.04円 <Pivot 1H・R3>
105.75円 <Pivot 1H・S1>
「売り」29銭。

ダイバージェンスが発生していたので、迷わず「ドテン」。
しかし段々と動きが鈍くなって来ました。
決済したのが、3:16。
海外のトレーダーさんたちから、「今週もお疲れ。」というメールが入り始めたので、わたしのトレードも終了しました。

今週のドル円に影響のありそうな経済指標

8/3 (月)
23:00 米国 7月 ISM製造業景況指数

8/4 (火)
特にありません

8/5 (水)
21:15 米国 7月 ADP雇用統計(前月比)
23:00 米国 7月 ISM非製造業景況指数

8/6 (木)
21:30 米国 前週分/新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者数

8/7 (金)
21:30 米国 7月 雇用統計


今週の経済指標は、8月7日(金曜日)の「21:30 米国 7月 雇用統計」がメインイベントとなりますが、経済指標よりもファンダメンタルズや価格調整の動きに右往左往させられそうです。
先週のblogで今週から夏休みの人が多いと書きましたが、早速、アメリカのトレーダーさんから反論メールが来ました。
「今年はコロナの影響で自宅にいて、それを有給休暇と言われて休暇が減った。そうなると残りの貴重な休暇時間数を、11月最終木曜日のサンクスギビングデーからクリスマスまでのホリデーシーズンに回さなくてはならないから、自ずと今年の夏休みは少なくなる。」と。

そういうことでイライラしている人が多いので、今年の8月は荒れ模様になる恐れが出てきました。
用心しましょう。

2020/08/03(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は 106.43円。下限は105.68円です

ターゲット

107.24円 <上限⑦・Pivot Day・R2(欧米式)>
107.05円 <上限⑥・Pivot SR・R3>
107.01円 <上限⑤・6/22 高値>
106.89円 <上限④・7/24,5/5,4/29 高値>
106.75円 <上限③・Pivot SR・R2、5/8 高値>
106.65円 <上限②・5/7 高値>
106.56円 <上限①・Pivot Day・R1(欧米式)>

◆ 106.43円 <設定レンジ上限> 
106.18円 <B.L①・一目均衡表(日足)・基準線>
106.05円 <B.L②・7/31 安値>
106.00円 <B.L③・Pivot SR・Key>
105.83円 <B.L④・適応型移動平均・転換線>
105.75円 <B.L⑤・一目均衡表(日足)・転換線>
◆ 105.68円 <設定レンジ下限>

105.56円 <下限①・Pivot SR・S1>
105.45円 <下限②・適応型移動平均・転換線>
105.38円 <下限③・Pivot Day・Key(欧米式)>
105.29円 <下限④・Horizon Line>
105.25円 <下限⑤・Pivot SR・S2>
105.11円 <下限⑥・Horizon Line>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

21:15 米国 7月 ADP雇用統計(前月比)
23:00 米国 7月 ISM非製造業景況指数

ISM非製造業景況指数では50を下回ると急落でしょうが、それはないでしょう、が一般論。
しかし発表直後はわかりませんが、内訳の雇用部門の悪化が顕著であると下落する、と言われています。

設定レンジ&ターゲット・Pivot サマリー

今日の午前中は久しぶりに、アメリカ勢が参入する午後10時前後から午前1時頃までに大きく動く出来高と同じくらいの活発な取引がありました。

その時に106.24円の高値をつけましたが、
106.56円 <上限①・Pivot Day・R1(欧米式)>には届かず。
ここは日本時間なので仕方ありません。
Pivotサマリーとしては、ドル安になるとしても、
106.56円 <上限①・Pivot Day・R1(欧米式)>を再度試してからにしたいところです。

今日の戦略

午前中に106.24円の高値をつけた後、106円台が崩れて105円後半で推移している正午現在。
金曜日のドル高を振り返ると、わたしが思うに勢いにみんなで乗っただけで、特に理由なんてなかったのではないかな、って思ってしまいます。
相場って、理由付けをしない方が流れにうまく乗れることが多くて、今日はその傾向が強いかな、って思っています。

アメリカでは、実需筋さんがファンド筋さんに「どうですか?」とサウンドして来ることが多いのですが、最近はファンド筋さんが実需筋さんに「取引ありますか?」と聞くくらい貿易の取引に悪影響を与えないようにしているらしいです。
それだけ投機的な為替変動は望んでいない、ということで、流れに乗った方がいいかな、と考える理由です。

今日のわたしのトレードは
106.00円 <B.L③・Pivot SR・Key>を中心に考えて、
ドル高に推移すれば
106.56円 <上限①・Pivot Day・R1(欧米式)>。
ドル安に動けば
105.38円 <下限③・Pivot Day・Key(欧米式)>
を視野に入れて臨みます。

出来れば高値からの「売り」で参入したいです。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

色合いからすると、世界で約200種、日本でも80種はあると言われているタツナミソウの仲間でしょうか。
埼玉県の正丸峠で見つけました。
何をしに行ったか、って?
日焼け止めを分厚く塗って、5年ぶりにロードバイクでヒルクライム。
形から入る私は、格好はいいけど、目を覆うような走りというか、動きだったと思います。
途中、電チャリのおばさんに抜かされた。(‘-‘*)

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。
全国的に蒸し暑い日が続きそうです。
冷房はケチらず、健康第一で頑張りましょう。

天野 愛菜(まな)