こんにちは、天野愛菜です。

昨日のblogで、次のように書きました

明日のジャクソンホールを前に、ドル安を織り込む動きになってくると予想。
105.87円 <下限⑧・昨日安値>は、今日明日には到達するかな、って思っています。

そして今日の朝には、105.87円 <下限⑧・昨日安値>を達成。
本当はね、今日の午前中では日本勢がドル買いを進めて、欧州時間から下げが始まって、ジャクソンホールで105.87円をつけてから、上昇と思っていたので、戦略の見直し。残念。

さて今日は注目の「ジャクソンホール経済政策シンポジウム」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演。
シンポジウムのテーマは「今後10年間の指針」
そしてパウエル議長の講演タイトルは、「金融政策の枠組み見直し」。

わたしたちとしては、パウエル議長がシンポジウムのテーマに合わせて「今後10年間の指針」について語られても…、と思うところだけど、巷では、議長がインフレ目標の見直し(平均物価目標)に言及する、と言われていて、そうなれば為替も動くのでいい感じ。

この噂を素直に信じれば、結論としては「当面は利上げはない」ということなので、株高・ドル売りというシナリオになります。

しかしよく聞く「市場は織り込んでいた」ということが、昨日の下落からも考えられるので、そうなると下げても少しで、その後の戻りに勢いがついて、結果的には「ドル買いで反応した」ということになります。
その根拠は、先日の「7月FOMC議事要旨」の過度な金融緩和に対する期待の調整が、今晩の講演で示されるからです。

今日の講演は、オンラインで公開されるので、市場の反応はリアルタイム、つまり大きく変動することが想定されます。

そして米系ファンドは、ユーロと長期金利の変動も合わせて見ながら動いてくるので、今日は細心の注意で臨む必要があります。

昨日のトレード 利益75銭

☆達成ターゲット/下限・第6ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は106.55円。下限は106.34円。

ターゲット

107.01円 <上限⑥・Pivot Day・R2(欧米式)>
106.92円 <上限⑤・適応型移動平均・転換線>
106.84円 <上限④・適応型移動平均・転換線>
106.77円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米式)、Pivot SR・R3>
106.65円 <上限②・8/17 高値、Pivot SR・R2>
106.58円 <上限①・昨日高値、Pivot SR・R1>

◆ 106.55円 <設定レンジ上限> 
106.46円 <B.L①・Pivot SR・Key>
106.36円 <B.L②・Pivot SR・S1>
◆ 106.34円 <設定レンジ下限>

106.31円 <下限①・Pivot Day・Key(欧米式)>
106.24円 <下限②・Pivot SR・S2>
106.21円 <下限③・Horizon Line>
106.14円 <下限④・Pivot SR・S3>
106.07円 <下限⑤・Pivot Day・S1(欧米式)>
106.00円 <下限⑥・大台>
105.94円 <下限⑦・8/17 安値>
105.87円 <下限⑧・昨日安値>

1回目 18:28
106.31円 <下限①・Pivot Day・Key(欧米式)>
106.21円 <下限③・Horizon Line>
「売り」10銭。

2回目 21;44
106.46円 <B.L①・Pivot SR・Key>
106.21円 <下限③・Horizon Line>
「売り」25銭。

3回目 23:10
106.29円 <Pivot 1H・Key>
106.14円 <下限④・Pivot SR・S3>
「売り」15銭。

4回目 0:15
106.18円 <Pivot 1H・Key>
106.07円 <下限⑤・Pivot Day・S1(欧米式)>
「売り」11銭。

5回目 0:57
106.14円 <下限④・Pivot SR・S3>
106.00円 <下限⑥・大台>
「売り」14銭。

2020/08/27(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は 106.08円。下限は105.80円です

ターゲット

106.74円 <上限⑧・Pivot Day・R2(欧米式)>
106.55円 <上限⑦・昨日高値>
106.44円 <上限⑥・Pivot Day・R1(欧米式)>
106.39円 <上限⑤・Pivot SR・R3>
106.27円 <上限④・Pivot Day・Key(欧米式)>
106.23円 <上限③・Pivot SR・R2>
106.21円 <上限②・8/20 高値、Horizon Line>
106.12円 <上限①・Pivot SR・R1>

◆ 106.08円 <設定レンジ上限> 
105.97円 <B.L①・Pivot Day・S1(欧米式)、Pivot SR・Key>
105.88円 <B.L②・一目均衡表(日足)・転換線>
105.85円 <B.L③・Pivot SR・S1>
◆ 105.80円 <設定レンジ下限、Pivot Day・S2(欧米式)>

105.69円 <下限①・Pivot SR・S2>
105.63円 <下限②・一目均衡表(日足)・基準線>
105.57円 <下限③・Pivot SR・S3>
105.50円 <下限④・Pivot Day・S3(欧米式)>
105.44円 <下限⑤・8/21 安値、Horizon Line>
105.32円 <下限⑥・8/5 安値>
105.28円 <下限⑦・8/18 安値>
105.21円 <上限⑧・適応型移動平均・転換線>
105.10円 <上限⑨・8/19 安値、Horizon Line>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

・今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

21:30 米国 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)、他
22:10 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
    ■ジャクソンホール経済政策シンポジウム
23:00 米国 7月 住宅販売保留指数

・設定レンジ&ターゲット・Pivot サマリー

米国時間に更新された欧米式Pivotで、今日の午前中
105.80円 <設定レンジ下限、Pivot Day・S2(欧米式)> に到達。
その後、
105.97円 <B.L①・Pivot Day・S1(欧米式)、Pivot SR・Key>
まで戻しているので、Pivotサマリーでは、
106.27円 <上限④・Pivot Day・Key(欧米式)> まで到達してもおかしくない展開です。

そして、戻りに反発しながら
106.44円 <上限⑥・Pivot Day・R1(欧米式)
106.55円 <上限⑦・昨日高値> が視野に入ります。

一方のドル売りは、
105.80円 <設定レンジ下限、Pivot Day・S2(欧米式)> を下抜けてからのエントリーが無難で、下値目標は
105.50円 <下限④・Pivot Day・S3(欧米式)>

そして更に下落が続くようでも
105.28円 <下限⑦・8/18 安値>
105.10円 <上限⑨・8/19 安値、Horizon Line> 付近からは反発するのではないでしょうか。

・今日の戦略

わたしとしては、いろいろと考えて、ユーロ、金先物、米国株価、原油などの動きをみていると、今日は巷でいうほど動かない、というか動けないかも知れない、と思ってしまいます。

そうであれば、今日のわたしの理想のトレードは
106.44円 <上限⑥・Pivot Day・R1(欧米式)>からの売りなのです。

パウエルFRB議長の講演後からの値動きに連動してエントリーしてみます。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

オリーブの花と実。
わたしははじめて拝見しました。実際に見てみたい、です。
背景の青空にオリーブの白い花が、雲のようでステキです。
(撮影:ルイアさん)

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)