こんにちは、天野愛菜です。

昨日の「売り」目線は、blogに書いた通りの展開になってくれて、アリガタヤー!

さて今日は、雇用統計ですね。まずは基礎データ
(アテにならないADP雇用統計は除外、笑。)

新規失業保険申請件数 (雇用統計基準日12日該当週 2020年08/09-15)
結果:110.6万件 前回:97.1万件

9/1 8月 ISM製造業景況指数 【雇用部門】
結果:46.4 前回:44.3 +2.1

9/4 8月 ISM非製造業景況指数【雇用部門】
結果:47.9 前回:42.1 +5.8

今日の「8月 非農業部門雇用者数変化(前月比)」の市場予想値は、夏休みシーズンということもあって、前回値176.3万人 に対して140.0万人。
この予想値は、今日に至るまで、どんどん上方修正されてきました。

そしてわたしが信頼をおいている「第一生命経済研究所」の予想値は156万人。

そもそも「8月なんだから100万人台なら幸先よし」と言う声も含めて、雇用統計発表直後のドル円の値動きは、ドル高 という声が、海外トレーダーさんたちの間では言われています。

ただドル高と言っても、それが継続されるわけではなく、元の発射台まで戻る あるいは、ここを基点として下落トレンドが形成される とも言われています。

つまり依然として、円高傾向が強いということです。

余談

その理由として、巨大マネーを米国で運用していた中国共産党が「国内の潜在的経済悪化」のため、また中国人投資家は「米国の制裁」を恐れて、米ドルの金融資産を他の通貨に転換することに躍起になってることがあげられています。

かつて日本が調子に乗って米国資産を買いまくって、あげくの果ては「プラザ合意」を強制されて極端な円高になったように、今は中国が1ドル=3元という強烈な人民元高への為替レート調整を余儀なくされるのではないか、と言われています。

そのことを含めて、中国資金が米国回避行動に出ているので、それがドル円の下落要因になっていると、日本のエコノミストさんたちは口が裂けても言えないことですが、海外ではそう思われています。

しかしその反面、米国株価や10年債利回りが下がっても、金先物・原油先物が下がっても、ドル円は上昇したりしていますので、とにかく注意が必要なことは確かです。

今日の雇用統計では、細心の注意で挑んでいきましょう、ね。

昨日のトレード 利益92銭

☆達成ターゲット
上限・第6ターゲット/下限・第3ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は106.26円。下限は106.13円。

ターゲット

106.72円 <上限⑦・Pivot Day・R3(欧米式)>
106.54円 <上限⑥・Pivot Day・R2(欧米式)>
106.50円 <上限⑤・節目>
106.47円 <上限④・8/3 高値>
106.42円 <上限③・Pivot SR・R3>
106.35円 <上限②・Pivot Day・R1(欧米式)、Pivot SR・R2>
106.30円 <上限①・昨日高値、Pivot SR・R1>

◆ 106.26円 <設定レンジ上限、一目均衡表(日足)・雲下限> 
106.21円 <B.L①・Pivot SR・Key>
106.16円 <B.L②・Pivot SR・S1>
◆ 106.13円 <設定レンジ下限>

106.10円 <下限①・Pivot Day・Key(欧米式)>
106.08円 <下限②・一目均衡表(日足)・転換線、Pivot SR・S2>
106.03円 <下限③・Pivot SR・S3、適応型移動平均・転換線>
106.00円 <下限④・大台>
105.90円 <下限⑤・Pivot Day・S1(欧米式)>
105.85円 <下限⑥・昨日安値>
105.65円 <下限⑦・Pivot Day・S2(欧米式)>

1回目 21:14 「売り」
106.54円 <上限⑥・Pivot Day・R2(欧米式)>
106.30円 <上限①・昨日高値、Pivot SR・R1>
*24銭

2回目 23:19 「売り」
106.42円 <上限③・Pivot SR・R3>
106.13円 <設定レンジ下限>
*29銭

3回目 0:00
106.26円 <設定レンジ上限、一目均衡表(日足)・雲下限>
106.00円 <下限④・大台>
*26銭

4回目 0:20 「買い」
106.03円 <下限③・Pivot SR・S3、適応型移動平均・転換線>
106.16円 <B.L②・Pivot SR・S1>
*13銭

 

2020/09/04(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.22円。下限は106.06円です

ターゲット

106.93円 <上限⑨・Pivot Day・R3(欧米式)>
106.74円 <上限⑧・Pivot Day・R2(欧米式)>
106.65円 <上限⑦・8/27 高値>
106.55円 <上限⑥・昨日高値>
106.48円 <上限⑤・Pivot Day・R1(欧米式)>
106.43円 <上限④・Pivot SR・R3>
106.32円 <上限③・Pivot SR・R2>
106.29円 <上限②・Pivot Day・Key(欧米式)>
106.27円 <上限①・Pivot SR・R1>

◆ 106.22円 <設定レンジ上限> 
106.16円 <B.L①・Pivot SR・Key>
106.11円 <B.L②・Pivot SR・S1>
106.08円 <B.L③・一目均衡表(日足)・基準線/転換線>
◆ 106.06円 <設定レンジ下限、Pivot Day・S1(欧米式)>

106.00円 <下限①・昨日安値、Pivot SR・S2>
105.98円 <下限②・一目均衡表(日足)・雲下限>
105.95円 <下限③・Pivot SR・S3>
105.86円 <下限④・Pivot Day・S2(欧米式)>
105.70円 <下限⑤・Pivot Day・S2(日本式)>
105.60円 <下限⑥・Pivot Day・S3(欧米式)、Horizon Line>
105.39円 <下限⑦・Pivot Day・S3(日本式)>
105.19円 <下限⑧・8/28 安値、Horizon Line>
105.10円 <下限⑨・8/19 安値、Horizon Line>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

・今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

21:30 米国 8月 雇用統計

・設定レンジ&ターゲット・Pivot サマリー

正午時点の価格は、106.21円
106.06円 <設定レンジ下限、Pivot Day・S1(欧米式)>のサポートが、しっかり効いています。

今日の雇用統計は事前のコメントなどでも堅調であることと、これから発表されるファンド各社の予想も堅調であれば、それらに連れてドル円は少しずつ上昇していきます。

Pivotセオリーでは、
106.29円 <上限②・Pivot Day・Key(欧米式)>付近が、安定均衡価格。

日本円も強いことを考えれば、今日の第1上値目標は
106.48円 <上限⑤・Pivot Day・R1(欧米式)>
106.55円 <上限⑥・昨日高値>

さらに伸びしろが感じられたら、次なる目標は
106.65円 <上限⑦・8/27 高値>
106.74円 <上限⑧・Pivot Day・R2(欧米式)>

そして高値警戒感がMAXになるのが、
106.93円 <上限⑨・Pivot Day・R3(欧米式)> という状況です。

一方で、ネガティブサプライズとなれば、
105.86円 <下限④・Pivot Day・S2(欧米式)>
105.70円 <下限⑤・Pivot Day・S2(日本式)>
105.60円 <下限⑥・Pivot Day・S3(欧米式)、Horizon Line> が下値目標です。

・今日の戦略

雇用統計には、「非農業部門雇用者数変化」とは別に「失業率」や「平均時給」などなど、調査項目も多岐にわたっています。
今日は一瞬の上下の振れにも注意です。

わたしは、発表直前の価格に対して、基本は上下に約15銭以上離れたターゲットや、1時間Pivotの抵抗線、支持線からの指し値を並べるナンピン覚悟の「愛菜の経済指標トレード」で挑みます。
1時間Pivotは、従前の時間に動きがないと、極端に狭いレンジを表示しますから、そのときは無視しています。

そして来週の7日・月曜日は、米国市場は Labor Day(勤労感謝祭) ておやすみ。

つまり、持ち高調整のドル売りが控えている可能性は十分にあるので、雇用統計後は ドル売り を念頭に入れてトレードします。

今日のわたしのトレードは、昨日と同じ高値からの「売り」目線です。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

カンナ。
元々は熱帯地方の花という説明に合点がいく、風合いと優雅さがあります。
マキちゃんと暮らしていた沖縄の家の裏庭には、赤色の野生のカンナが溢れていました。
(撮影:ルイアさん)

 

今週もありがとうございました。
週末から月曜日にかけては、台風、またその余波、気温・湿度などに気を付けてください。
よい週末をお過ごしになられますように…。
また、来週。(^_^)v

天野 愛菜(まな)