こんにちは、天野愛菜です。

新型コロナウイルス感染急拡大により3月と4月には改定値換算で、雇用者数が合計で2155.7万人の記録的減少。
しかし5月から8月までの4か月間で、合計・改定値換算で1059.5万人増
コロナショックによる失業の凡そ半数を回復したことになって、FRBが重視している雇用者数は、着実に回復してきています。

データ期間   非農業部門雇用者数 増減
2020年03月   -87.0万人
2020年04月  -2068.7万人  累計 マイナス 2155.7万人
2020年05月   269.9万人
2020年06月   479.1万人
2020年07月   173.4万人
2020年08月   137.1万人    累計  プラス 1059.5万人   回復率 49.1%

先週金曜日のblogでも書きましたが、今回の8月の雇用統計は夏休み期間なので、プラス100万人でok でした。

トレードでは、ドル高で元の位置 という予想通りでしたが、発表直後に上がってすぐに発射台まで戻ったものの、そしてすぐに上昇 という少し笑えた値動きでしたね。
わたしは、安全安心の「売り」エントリーでまとめてみました。

今週もドル円をトレードされている海外トレーダーさんたちは、ユーロの動きからのドル円に注目しているのですが、いかんせん、ECBの方々のいうことが、ユーロ高牽制なのか、ユーロ高容認なのか、よくわかりません。
FRBの内部は意思統一されていますが、ECBはスタンドプレーが多いので、とりあえず
「9/10 (木) 21:30 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見」までは極端な動きはない、と見られています。

そうなると週明けから俄然注目されるのが、米国10年債利回りの動向です。

ここにもレンジがあって、
上限は、8月28日高値0.79%
下限は、8月6日 安値0.50% となっています。

上限を越えると、ドル高。下限を割り込むと、ドル安と言われています。

今週も、米中対立に関するヘッドラインニュースに注意しながら、頑張ってトレードしていきましょう。

今週のドル円に影響のありそうな経済指標

9/7 (月)
・米国、カナダ休場

9/8 (火)
08:50 日本  4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)
18:00 ユーロ 4-6月期 四半期域内総生産(GDP、確定値)

9/9 (水)
10:30 中国  8月 生産者物価指数(PPI)/消費者物価指数(CPI)

9/10 (木)
21:30 米国  8月 卸売物価指数(PPI)
        前週分 新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
    ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

9/11 (金)
21:30 米国  8月 消費者物価指数(CPI)

先週金曜日(4日)のトレード 利益64銭

☆達成ターゲット/上限・第5ターゲット

先週金曜日(4日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は106.22円。下限は106.06円。

ターゲット

106.93円 <上限⑨・Pivot Day・R3(欧米式)>
106.74円 <上限⑧・Pivot Day・R2(欧米式)>
106.65円 <上限⑦・8/27 高値>
106.55円 <上限⑥・7/4 高値>
106.48円 <上限⑤・Pivot Day・R1(欧米式)>
106.43円 <上限④・Pivot SR・R3>
106.32円 <上限③・Pivot SR・R2>
106.29円 <上限②・Pivot Day・Key(欧米式)>
106.27円 <上限①・Pivot SR・R1>

◆ 106.22円 <設定レンジ上限> 
106.16円 <B.L①・Pivot SR・Key>
106.11円 <B.L②・Pivot SR・S1>
106.08円 <B.L③・一目均衡表(日足)・基準線/転換線>
◆ 106.06円 <設定レンジ下限、Pivot Day・S1(欧米式)>

106.00円 <下限①・昨日安値、Pivot SR・S2>
105.98円 <下限②・一目均衡表(日足)・雲下限>
105.95円 <下限③・Pivot SR・S3>
105.86円 <下限④・Pivot Day・S2(欧米式)>
105.70円 <下限⑤・Pivot Day・S2(日本式)>
105.60円 <下限⑥・Pivot Day・S3(欧米式)、Horizon Line>
105.39円 <下限⑦・Pivot Day・S3(日本式)>
105.19円 <下限⑧・8/28 安値、Horizon Line>
105.10円 <下限⑨・8/19 安値、Horizon Line>

1回目 21:30 「売り」ー指し値ー
①106.32円 <上限③・Pivot SR・R2>
②106.43円 <上限④・Pivot SR・R3>
決済
106.22円 <設定レンジ上限>
*①10銭 ②21銭

2回目 22:54 「売り」
106.48円 <上限⑤・Pivot Day・R1(欧米式)>
106.29円 <上限②・Pivot Day・Key(欧米式)>
*19銭

3回目 1:17 「売り」
106.36円 <Pivot 1H・Key>
106.22円 <設定レンジ上限>
*14銭

2020/09/07(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.38円。下限は 106.21円です

ターゲット

106.75円 <上限⑥・Pivot Day・R2(欧米式)>
106.65円 <上限⑤・8/17 高値>
106.55円 <上限④・Pivot SR・R3、9/3 高値、Horizon Line>
106.50円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米式)、9/4 高値>
106.46円 <上限②・Pivot SR・R2>
106.41円 <上限①・適応型移動平均・転換線>

◆ 106.38円 <設定レンジ上限、Pivot SR・R1> 
106.29円 <B.L①・Pivot SR・Key>
106.25円 <B.L②・Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 106.21円 <設定レンジ下限>

106.18円 <下限①・Pivot SR・S1、Horizon Line>
106.10円 <下限②・Pivot SR・S2、Horizon Line>
106.06円 <下限③・7/4 安値>
106.00円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米式)、Horizon Line>
105.96円 <下限⑤・一目均衡表(日足)・雲下限>
105.85円 <下限⑥・9/2 安値>
105.75円 <下限⑦・Pivot Day・S1(欧米式)>
105.60円 <下限⑧・8/27 安値、Horizon Line>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

・今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

・米国休場・Labor Day(勤労感謝祭)
・経済指標は、特にありません

・設定レンジ&ターゲット・Pivot サマリー

正午時点の価格は、106.27円。

1時間足のトレンドラインは、上昇6本。下降なし。
遅行スパンも、ローソク足上、上昇推移。

午前中に
106.25円 <B.L②・Pivot Day・Key(欧米式)> を試しましたので、
Pivotセオリーでは、
106.50円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米式)> を目指す展開となっています。

しかし、これから
米国10年債利回りの低下、ユーロ買いドル売りが再燃してくると、
106.21円 <設定レンジ下限> を下抜けて、
106.18円 <下限①・Pivot SR・S1、Horizon Line>
106.10円 <下限②・Pivot SR・S2、Horizon Line> という強い抵抗線を試していきます。
そして下値の第1目標
106.06円 <下限③・7/4 安値>
106.00円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米式)、Horizon Line>が視野に入ってきます。

・今日の戦略

本日は、米国がレイバー・デーの祝日。
日本と欧州勢が、鬼の居ぬ間にドルを買いだめておくか、明日からの米国勢の出方待ちで様子見を決め込むか、ではないでしょうか。

今日は、ネガティブな報道がない限りは、ユーロ売りドル買いからの ドル高傾向 を少し意識しながら、トレードしてみます。
設定レンジ下限を下抜けても、
106.00円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米式)、Horizon Line> までは「押し目買い」狙いと考えています。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

ポーチュラカ。
花木であるの百日紅が主役の夏に、一年草のポーチュラカは貴重な苗花。
多肉質な葉は乾燥に強いので、夏のガーデニングでは人気者です。
数十種類の種を混ぜた「ワイルドフラワーガーデン」でもポーチュラカは、育苗しなくても種から翌年花を咲かせます。
(撮影:ルイアさん)

 

わたしが小さかった頃は、台風一過の晴れた空、台風が通過するたびに、秋の趣になっていく彩りが好きでしたが、いまでは台風一過で見えてくる災害の悲惨さに目を覆いたくなってしまいます。
せめて、せめてわたしのblogを読んでくださっている方々が、ご無事であったことを願うばかりです。

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

天野 愛菜(まな)