こんにちは、天野愛菜です。

今日の午前中、米国・副大統領候補の討論会がありました。
それを観戦していたわたしの勝手な感想。

極左派特有の夢想論を展開し、国民統制への誘導願望が垣間見えた民主党・ハリス副大統領候補。
しかし、余裕を演出する笑顔は素敵でした。

コロナパンデミックがなければ順調にいっていたはずなのに、決してよいとは言えない現実を追求されて四苦八苦していた共和党・ペンス副大統領。
しかし、全体的な討論内容を俯瞰して、論理的に述べられていたのはよかったです。

そしてもうひとりの立役者。
ハリス副大統領候補寄りの進行に腐心し、何度も「Thank you」と言ってペンス副大統領の話を遮っていた司会者・米紙USAトゥデーのワシントン支局長を務めるスーザン・ページさん。
ハリス副大統領候補が返答に困ると、「次の討論会でバイデン氏が答えればいいでしょう。」と助け船を出したのは決定的でした。

個人的にも気になっていた対中政策についてハリス副大統領候補は、「米国は貿易戦争に負けた。」と言い放って外交問題にすり替えてしまいました。
そして印象的だったのは、形勢が悪くなると「トランプのせいで、(コロナで)21万人が亡くなった。」と何度も叫んだハリス副大統領候補でした。

今回の討論会で、後になってアメリカ国民の心情に残るような質問が最後にありました。
「毎日テレビをみると、民主党と共和党が口げんかしている。」という中学生の意見にどう思うか、と両候補に尋ねました。

最初に答えたペンス副大統領は、「アメリカは昔から自由で公開された討論によって成り立ってきました。そしてそのことでアメリカは世界で最も繁栄して最も自由な国を築き上げてきました。(中略)。アメリカでは意見が違って激しい討論をしても、その討論が終わったらアメリカ人と団結するんです。お互いのために団結するんです。」

一方のハリス副大統領候補は、「そのように考えられるのは健全なリーダーシップを持っているからです。バイデン大統領候補も同じです。意見の違いをまとめられるのはバイデン候補なのです。バイデン候補は、痛みを苦しみをそして愛を知っています。」
「リーダーシップのあるバイデン候補に投票しましょう。」と呼びかけていました。

今回の副大統領候補の討論会の勝敗は、
国民に対して心情的に訴えていたハリス副大統領候補の方が一般受けしたでしょう。
しかし現政権の実績を否定したことで、共和党支持者の結束は固まったのではないかな、と思いました。

ドル円は動かず。
つまり引き分けだったのでしょう。

昨日の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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106.04円 <上限⑧・Pivot Day・R3(欧米式)>
106.00円 <上限⑦・大台>
105.91円 <上限⑥・Pivot Day・R2(欧米式)>
105.89円 <上限⑤・B.B +1σ (日足)>
105.85円 <上限④・一目均衡表(日足)・雲下限>
105.78円 <上限③・昨日高値、Pivot SR・R3>
105.76円 <上限②・Pivot Day・R1(欧米式)>
105.72円 <上限①・Pivot SR・R2、10/01 高値、Horizon Line>
◆ 105.69円 <設定レンジ上限、Pivot SR・R1> 
105.64円 <B.L①・Pivot Day・Key(欧米式)、Pivot SR・Key>

2020/10/08(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.11円。下限は105.93円です

ターゲット

106.54円 <上限⑥・適応型移動平均・転換線>
106.51円 <上限⑤・Pivot Day・R2(欧米式)>
106.40円 <上限④・Pivot Day・R2>
106.35円 <上限③・B.B +2σ (日足)>
106.26円 <上限②・Pivot Day・R1(欧米式)、Horizon Line、Pivot SR・R3>
106.18円 <上限①・一目均衡表(日足)・雲上限、Pivot SR・R2>

◆ 106.11円 <設定レンジ上限、昨日高値、Horizon Line> 
106.09円 <B.L①・Pivot SR・R1>
106.01円 <B.L②・Pivot SR・Key>
◆ 105.93円 <設定レンジ下限、Pivot SR・S1、Horizon Line>

105.86円 <下限①・Pivot Day・Key(欧米式)>
105.85円 <下限②・一目均衡表(日足)・雲下限、Pivot SR・S2>
105.80円 <下限③・Horizon Line>
105.72円 <下限④・Pivot SR・S3、Horizon Line>
105.63円 <下限⑤・Pivot Day・S1(欧米式)>
105.61円 <下限⑥・昨日安値>
105.53円 <下限⑦・一目均衡表(日足)・転換線>
105.45円 <下限⑧・B.B MA21 (日足)>
105.23円 <下限⑨・Pivot Day・S2(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

昨日の押し目基点となった105.85円 <上限④・一目均衡表(日足)・雲下限>は、今日も動かず。
105.86円 <下限①・Pivot Day・Key(欧米式)>
105.85円 <下限②・一目均衡表(日足)・雲下限、Pivot SR・S2> を試しにいくでしょう。

ドル円市場が活況を呈してきたら
106.26円 <上限②・Pivot Day・R1(欧米式)、Horizon Line、Pivot SR・R3>
106.51円 <上限⑤・Pivot Day・R2(欧米式)> が視野に入ります。

一方の円高への流れになるにはは
105.61円 <下限⑥・昨日安値> が第1関門です。

 

八重咲きトルコキキョウ。
バラのような華やかさを作出できました。
秋の「生け花」でも、日の光や優しさを演出するときには重宝されます。
かつての改良品種は華道が支えていましたが、今ではガーデニング。
ガーデニング人口が増えれば増えるほど、新しい花が生まれてきます。
(撮影:ルイアさん)

 

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)