こんにちは、天野愛菜です。

昨日のドル円の上昇は、トランプ大統領による「追加景気対策の増額指示」からでした。

民主党のペロシ下院議長も少し好感。「米政権と民主党の経済対策が若干前進」とツイート。
しかし共和党のマコーネル上院院内総務はこれを拒否しましたが、これはトランプ大統領は了承済み。

現在トランプ大統領と共和党が是が非でも達成したい目的は、米最高裁ギンズバーグ判事の死去による後任人事。
<最高裁判事候補のエイミー・コニー・バレットさんの上院での承認>です。
それが大統領選挙までに間に合うか、という大問題があるのです。

トランプ大統領と共和党が、信仰心の篤いエイミー・コニー・バレットさんを最高裁判事にしたという実績が出来れば、米国の40%を占めるといわれ、共和党の最大派閥であるキリスト教福音派が、トランプ大統領と共和党を全力で、一丸となって応援するからです。

現在共和党のマコーネル上院院内総務は、トランプ大統領との綿密な打ち合わせを経て、エイミー・コニー・バレットさんを最高裁判事に任命すべく、22日の上院議会承認に向けて全力を尽くしています。

ですから正直なところ、「追加景気対策」の議会対策に時間を取られたくない、というのが本音で、22日までは他のことは却下なのです。

来週の22日の上院での承認が現実となれば、ドル円もアメリカ勢が積極的に買い上げてくるといわれています。

楽しみ!

昨日の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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105.50円 <上限④・節目>
105.43円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米式)>
105.38円 <上限②・B.B MA21 (日足)>
105.34円 <上限①・Pivot SR・R1>
◆ 105.30円 <設定レンジ上限>
105.25円 <B.L①・Pivot Day・Key(欧米式)>
105.22円 <B.L②・Pivot SR・Key>
105.14円 <B.L③・一目均衡表(日足)・基準線、Pivot SR・S1>
◆ 105.10円 <設定レンジ下限>

2020/10/16(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は105.43円。下限は105.24円です

ターゲット

106.00円 <上限⑨・大台、目均衡表(日足)・雲下限>
105.96円 <上限⑧・Pivot Day・R3>
105.75円 <上限⑦・Pivot Day・R3(欧米式)>
105.70円 <上限⑥・8/6,9/25 高値>
105.63円 <上限⑤・10/13 高値、Horizon Line>
105.58円 <上限④・一目均衡表(日足)・転換線、Pivot SR・R3>
105.56円 <上限③・Pivot Day・R2(欧米式)>
105.50円 <上限②・Pivot SR・R2>
105.49円 <上限①・昨日高値、Horizon Line>

◆ 105.43円 <設定レンジ上限> 
105.42円 <B.L①・Pivot Day・R1(欧米式)、B.B MA21 (日足)>
105.39円 <B.L②・Pivot SR・R1>
105.32円 <B.L③・Pivot SR・Key>
◆ 105.24円 <設定レンジ下限>

105.23円 <下限①・Pivot Day・Key(欧米式)>
105.20円 <下限②・Pivot SR・S1>
105.17円 <下限③・Horizon Line>
105.12円 <下限④・一目均衡表(日足)・基準線、Pivot SR・S2>
105.10円 <下限⑤・昨日安値>
105.09円 <下限⑥・Pivot Day・S1(欧米式)>
105.06円 <下限⑦・B.B -1σ (日足)>
105.02円 <下限⑧・Pivot SR・S3>
104.90円 <下限⑨・Pivot Day・S2(欧米式)>
104.81円 <下限⑩・適応型移動平均・転換線>
104.75円 <下限⑪・Pivot Day・S3(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

テクニカルでは、ドル安方向に傾いています。
105.12円 <下限④・一目均衡表(日足)・基準線、Pivot SR・S2> を見極める必要があります。
105.09円 <下限⑥・Pivot Day・S1(欧米式)> を下抜けたら
105.02円 <下限⑧・Pivot SR・S3>
104.90円 <下限⑨・Pivot Day・S2(欧米式)> が視野に入ります。

一方のドル高への方向転換は
英国の「ブレグジット」に関するファンダメンタルズが影響します。
それと「21:30 米国 9月 小売売上高」の想定外の好結果ではないでしょうか。

上値第1目標は
105.50円 <上限②・Pivot SR・R2>

その後は、
105.56円 <上限③・Pivot Day・R2(欧米式)>
105.58円 <上限④・一目均衡表(日足)・転換線、Pivot SR・R3>
105.63円 <上限⑤・10/13 高値、Horizon Line> と重たい雰囲気です。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

「コレオプシス ムーン・ビーム」といいます。
ムーン・ビームなんて、いろいろと想像をかき立てられます。
いくつかあるなかで、わたしの好きな花言葉は「愛の始まり」。
この花は冬になると姿を消しますが、寒さに強いので春になると再び大地から芽を吹き出します。
「さぁ、もう一度恋をしようよ。月に祈ってさ。」といっているのかな。

 

今週も、ありがとうございました。

ここでお詫びなのですが、メールサーバーの調子がよくないらしくて、メールの送受信が滞っています。
週末には復旧するとのことなので、どうぞご容赦ください。
本当に、ごめんなさい。

それでは、素敵な週末をお過ごしください。

天野 愛菜(まな)