こんにちは、天野愛菜です。

昨日25日から、欧州各国が冬時間入りしました。これで英国との時差は9時間、仏独伊とは8時間になります。
ちなみに米国は、11月1日(日)からです。
夜が長くなりますね。ふぅ。。。

さて、米国大統領選挙の投票日まで数えること8日。
先週金曜日の討論会が終わってから米国では、
「トランプ大統領とバイデン候補のどちらが勝つか、ということよりも、法廷闘争が予見されるなど、年を越しても決まらないリスクの方が大きい。」
というトレーダーさんたちの意見が増えてきています。
このことは全体的にドル安基調になると、暗示しているように思えてなりません。

今日の午前中のトピックスは、中国では今日から「第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)」が開催されるなかでの、上海株の大幅下落
それを受けて、中国マネーによるリスク回避のドル買い、という構図がありました。

今週は、ほんの些細なことで神経質に相場が変動することがありそうです。
わたしの基本戦略は「戻り売り」ですが、それにこだわることなく、注意してトレードしていきます。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

10/26 (月)
・日本 菅総理 所信表明演説
・中国 第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会~29日)
・米国 最高裁判事人事 上院本会議採決
23:00 米国 9月 新築住宅販売件数

10/27 (火)
21:30 米国 9月 耐久財受注
22:00 米国 8月 ケース・シラー米住宅価格指数
23:00 米国 10月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
         10月 リッチモンド連銀製造業指数

10/28 (水)
・日本 日銀金融政策決定会合(~29日)
・経済指標は、特にありません。

10/29 (木)
・欧州 欧州中央銀行(ECB)定例理事会(独フランクフルト)
・米国 7-9月期 「GAFA」4社決算
15:30 日本 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
21:30 米国 7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)

10/30 (金)
16:00 独国 7-9月期 国内総生産(GDP、速報値)
19:00 欧州 7-9月期 四半期域内総生産(GDP、速報値)
21:30 米国 9月 個人消費支出(PCEデフレーター)
22:45 米国 10月 シカゴ購買部協会景気指数

ポイント

今週の経済指標は、
「10/29 (木) 21:30 米国 7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)」
がメインイベントになります。
市場予想値の31.8%に対して、アトランタ連銀のGDPnowでは、10月20日現在での予想値は35.3%。好調な結果が反映されそうです。
あさってのblogでは、最新のアトランタ連銀の予想値をお伝えします。

先週金曜日(23日)の「設定レンジ&ターゲット」概況図

20201023_str

 

◆ 104.94円 <設定レンジ上限> 
104.92円 <B.L①・昨日高値>
104.87円 <B.L②・Pivot SR・R1>
104.77円 <B.L③・Pivot SR・Key>
104.75円 <B.L④・B.B -2σ (日足)>
104.69円 <B.L⑤・Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 104.67円 <設定レンジ下限>

104.60円 <下限①・Pivot SR・S1>
104.52円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米式)、Pivot SR・S2>

2020/10/26(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は104.88円。下限は104.62円です

ターゲット

105.21円 <上限⑥・Pivot SR・R3、一目均衡表(日足)・基準線>
105.13円 <上限⑤・Pivot Day・R2(欧米式)>
105.05円 <上限④・Pivot SR・R2、一目均衡表(日足)・転換線>
105.00円 <上限③・B.B -1σ (日足)>
104.95円 <上限②・Pivot SR・R1>
104.93円 <上限①・Pivot Day・R1(欧米式)>

◆ 104.88円 <設定レンジ上限> 
104.79円 <B.L①・Pivot SR・Key>
104.74円 <B.L②・Pivot Day・Key(欧米式)>
104.69円 <B.L③・Pivot SR・S1>
◆ 104.62円 <設定レンジ下限、B.B -2σ (日足)>

104.55円 <下限①・Pivot Day・S1(欧米式)、10/23 安値>
104.52円 <下限②・Pivot SR・S2>
104.48円 <下限③・10/22 安値、Horizon Line>
104.43円 <下限④・Pivot SR・S3>
104.35円 <下限⑤・Pivot Day・S2(欧米式)>
104.33円 <下限⑥・10/21 安値、Horizon Line>
104.24円 <下限⑦・B.B -3σ (日足)>
104.15円 <下限⑧・Pivot Day・S3(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

20201026_1uy_p

 

ポイント

テクニカルはドル高傾向を示していますが、このご時世では「急落注意」です。

上値第1目標は、
105.00円 <上限③・B.B -1σ (日足)> となります。

下値第1目標は
104.55円 <下限①・Pivot Day・S1(欧米式)、10/23 安値>
続いて、
104.48円 <下限③・10/22 安値、Horizon Line> と細かく刻んでいます。

今日は高値からの「売り」作戦で挑戦してみます。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

 

三尺バーベナ(柳花笠)。
盛りの頃の花びらはマゼンダ色ですから、そろそろ来春に向けて「こぼれ種」の準備でもしているのでしょう。
元々は外来種。その上耐寒性、耐暑性が共にあって、ドンドン増えていくものですから、「将来的に生態系に被害を及ぼす恐れのある外来種」として警戒されているのです。
要は、キチンと管理しましょう、ということです。

 

今週も、どうぞ宜しくお願いいたします。
動かないといって諦めないで、今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)