こんにちは、天野愛菜です。

とうとう大統領選挙を明日に控えた「ラリーWeek」となりました。
この言葉は、欧米のトレーダーさんたちの造語みたいで、大きく上下運動を繰り返しながら相場を形成していくということらしいです。

現在、アメリカでは「中国利権の攻防」で、なり振り構わない報道が横行しているし、極左集団であるBLMやANTIFAなどによる全米各地での暴動が懸念されているし、FacebookのCEOのザッカーバーグさんの奥さんが中国人ということもあって、先週は中国&民主党支援を鮮明にしたオフレコ発言が流れたりと、民主党のバイデン候補が圧勝でもしない限りは、混迷の事態が危険水域に入りつつある状況です。

そのような事情から、今週のファンダメンタルズは「ドル安」とわたしは勝手に決めて、「売り」しか手を出さないようしようと考えています。
買いへの転向は、106円を越えてから、と見立てています。

「ラリーWeek」なので、当然ドル高もあるでしょうが、前回のトランプ大統領を決めたときは15円も値幅があったので、「売り」での勝負だけでもある程度は利益をいただけるのではないでしょうか。

余談ですが…
「空港封鎖」という極端な噂も流れてきたので、取りあえず一昨日、日本に帰ってきました。

今週、ドル円に影響を与えそうな経済指標

11/2 (月)
24:00 米国 10月 ISM製造業景況指数

11/3 (火)
*米国 大統領選挙・投開票日
24:00 米国 9月 製造業新規受注

11/4 (水)
22:15 米国 10月 ADP雇用統計
24:00 米国 10月 ISM非製造業景況指数

11/5 (木)
21:00 英国 英中銀資産買取プログラム規模
28:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
28:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

11/6 (金)
22:30 米国 10月 雇用統計


大統領選挙の投票日前後は、ヘッドラインニュースの書き方でも大きく変動する可能性があります。
経済指標は、霞んでしまうかも知れません。

先週金曜日(30日)の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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★到達ターゲット

104.73円 <上限③・昨日高値>
104.15円 <下限⑦・Pivot Day・S1(欧米式)>

★先週金曜日(30日)の記載ターゲット(抜粋)

104.77円 <上限④・Pivot SR・R3>
104.73円 <上限③・昨日高値>
104.70円 <上限②・Pivot SR・R2>
104.67円 <上限①・B.B -1σ (日足)>
◆ 104.63円 <設定レンジ上限、Pivot Day・R1(欧米式)> 
104.58円 <B.L①・Pivot SR・R1>
104.50円 <B.L②・Pivot SR・Key>
◆ 104.43円 <設定レンジ下限>
104.38円 <下限①・Pivot SR・S1>
104.33円 <下限②・Pivot Day・Key(欧米式)>
104.31円 <下限③・Pivot SR・S2>
104.25円 <下限④・適応型移動平均・転換線>
104.19円 <下限⑤・Pivot Day・S1、Pivot SR・S3>
104.17円 <下限⑥・B.B -2σ (日足)>
104.15円 <下限⑦・Pivot Day・S1(欧米式)>

2020/11/02(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は104.76円。下限は104.56円です

ターゲット

105.13円 <上限⑧・Pivot Day・R2(欧米式)>
105.07円 <上限⑦・一目均衡表(日足)・基準線>
105.05円 <上限⑥・10/26 高値、Horizon Line>
105.00円 <上限⑤・大台>
104.95円 <上限④・Pivot SR・R3>
104.90円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米式)>
104.85円 <上限②・Pivot SR・R2>
104.78円 <上限①・一目均衡表(日足)・転換線>

◆ 104.76円 <設定レンジ上限、Pivot SR・R1> 
104.74円 <B.L①・10/30 高値、Horizon Line>
104.66円 <B.L②・Pivot SR・Key>
104.64円 <B.L③・B.B -1σ (日足)>
◆ 104.56円 <設定レンジ下限、Pivot SR・S1>

104.51円 <下限①・Pivot Day・Key(欧米式)>
104.46円 <下限②・Pivot SR・S2、Horizon Line>
104.41円 <下限③・適応型移動平均・転換線>
104.37円 <下限④・Pivot SR・S3>
104.33円 <下限⑤・10/21 安値>
104.29円 <下限⑥・Pivot Day・S1(欧米式)>
104.24円 <下限⑦・適応型移動平均・転換線>
104.13円 <下限⑧・10/30 安値、B.B -2σ (日足)>
104.11円 <下限⑨・10/28 安値>
104.02円 <下限⑩・10/29 安値、Horizon Line>
103.90円 <下限⑪・Pivot Day・S2(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

今日は、
104.78円 <上限①・一目均衡表(日足)・転換線> を上抜けたら
104.90円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米式)> が上値第1目標。

午前中は設定レンジ内で推移していましたが、
104.51円 <下限①・Pivot Day・Key(欧米式)> に戻って
朝一番で付けた
104.46円 <下限②・Pivot SR・S2、Horizon Line> を試しにいってもおかしくない展開です。
その価格を下抜けると、
104.29円 <下限⑥・Pivot Day・S1(欧米式)> が下値第1目標です。

現時点のテクニカルはドル高傾向ですので、
今日のわたしは、「戻り売り」からの参入です。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

*花手箱・羽毛ケイトウ*
羽毛ケイトウ。
当然改良種です。そして作出した種苗屋さんの液肥を使わなければ、素敵な花にはなりません。
別に非難するわけではありませんが、安く苗を売って高い液肥を売る、という現代の花き産業の申し子。
でもこの手の花では、日本は世界一の技術と生産量を誇っているので、わたしは育てるより、種苗屋さんの意図する観賞用の花としての「鉢植え」を購入しています。
それにしても見事は作出品ばかりです。

今週も、宜しくお願い致します。
頑張りましょう。 !(^^)!

天野 愛菜(まな)