こんにちは、天野愛菜です。

今週も始まりました。
ここ八ヶ岳の麓でも、午前中からグングン気温が上がってきました。
陽光に大地が温められて、多年草の草花も越冬の準備がしやすいかな、って思えるほどの快適さです。

3人の風邪も治り、わたしたちも越冬の準備です。
午後からは車のタイヤをスタッドレスに履き替え、倉庫の奥にしまっていた除雪機を手前に移動して、雪が降ると停電することがあるので発電用のプロパンガスも到着。
備蓄用の追加の薪も届くので、その分のスペースを空けるために、家に続く倉庫に薪を移動。
極寒が訪れると、ごく稀に水道の出が悪くなるので、最悪お風呂にも使えるように、キュービック状のミネラルウォーターも30個到着します。

ここまで書くと、そんなこと週末にやれよ、っていわれそうですが、昨日は4人で銀座に行って、お買い物三昧でした。
少し前までは、海外の方が爆買いしていたので、わたしのようにチマチマ買うお客は、ぞんざいに扱われる感がありましたが、昨日はご機嫌で帰って来られました。

昨年の今頃とは、街の様相も変わっていました。
わたしたちの心に落とす影も、得体が知れないものになってきました。
為替の世界も、各種データとの相関性を見つけるのが難しくなってきました。
何か、の予兆でしょうか…。
何が起こってもいいように、こちらも準備万端の思慮で臨みたい、と思っています。

 

今週、ドル円の変動に影響のありそうな経済指標の発表時刻

11/16 (月)
・欧米における週末のコロナ感染状況の発表に市場は反応するか?
22:30 米国 11月 ニューヨーク連銀製造業景気指数

11/17 (火)
・米国政府の追加経済対策の遅れの議論が再燃するか警戒
22:30 米国 10月 小売売上高・他
23:15 米国 10月 鉱工業生産・他
24:00 米国 11月 NAHB住宅市場指数

11/18 (水)
・翌日のEU首脳会議に向けて、英国ジョンソン首相が牽制発言をすると警戒
22:30 米国 10月 住宅着工件数・他

11/19 (木)
・EU首脳会議 ▶英欧FTA交渉の行方がポイント
22:30 米国 11月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数・他
24:00 米国 10月 中古住宅販売件数・他

11/20 (金)
・APEC首脳会議▶首脳宣言を採択できるかがポイント
08:30 日本 10月 全国消費者物価指数(CPI)
16:00 英国 10月 小売売上高


最近の経済指標での値動きの方向性は、その結果に順応するとは限らなくなっています。
ですから方向性を予想するよりも、経済指標の発表時刻に注意して、発表後から対応していく方が賢明かも知れません。

先週金曜日(13日)の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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★到達ターゲット

・104.56円 <下限⑤・Horizon Line>

★先週金曜日(13日)、記載ターゲット(抜粋)

◆ 105.14円 <設定レンジ上限> 
105.08円 <B.L①・Pivot SR・R1、昨日安値>
105.03円 <B.L②・Pivot Day・S1(欧米基準)>
104.97円 <B.L③・Pivot SR・Key>
◆ 104.86円 <設定レンジ下限>
104.78円 <下限①・Pivot Day・S2(欧米基準)、Pivot SR・S1>
104.73円 <下限②・Horizon Line>
104.68円 <下限③・Pivot SR・S2>
104.62円 <下限④・10/26 安値>
104.56円 <下限⑤・Horizon Line>


「そして次の強力はサポートは
 104.56円 <下限⑤・Horizon Line>」とblogで書いておきました。
わたしが想像していたより強いサポートでした。

今日の午前中は、
日本の「7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)」の結果がよかったのにも関わらず、最終的には下落して、104.56円を簡単に割り込みました。

リスク回避の円高が本格的に始まるのでしょうか。

2020/11/16(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は104.72円。下限は104.50円です

ターゲット

105.33円 <上限⑨・Horizon Line>
105.26円 <上限⑧・B.B +1σ (日足)>
105.15円 <上限⑦・11/13 高値>
105.07円 <上限⑥・Pivot Day・R1(欧米基準)>
104.99円 <上限⑤・Pivot Day・R1(日本基準)>
104.95円 <上限④・11/2 高値>
104.89円 <上限③・Pivot SR・R3>
104.82円 <上限②・Pivot Day・Key(欧米基準>
104.80円 <上限①・Pivot SR・R2、11/3 高値>

◆ 104.72円 <設定レンジ上限> 
104.71円 <B.L①・B.B MA21 (日足)>
104.67円 <B.L②・Pivot SR・R1>
104.58円 <B.L③・Pivot SR・Key>
104.56円 <B.L④・11/13 安値>
◆ 104.50円 <設定レンジ下限>

104.47円 <下限①・一目均衡表(日足)・基準線>
104.45円 <下限②・Pivot SR・S1>
104.42円 <下限③・一目均衡表(日足)・転換線>
104.36円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米基準)、Pivot SR・S2>
104.31円 <下限⑤・適応型移動平均・転換線>
104.23円 <下限⑥・Pivot SR・S3>
104.16円 <下限⑦・B.B -1σ (日足)>
104.11円 <下限⑧・Pivot Day・S2(欧米基準)>
104.02円 <下限⑨・10/29 安値>
103.87円 <下限⑩・適応型移動平均・転換線>
103.65円 <下限⑪・Pivot Day・S3(欧米基準)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

今日は、下値の抵抗価格の
104.50円 <設定レンジ下限>に、ドル円はどう挑んでいくのか注目しています。

この価格を割り込んだら
104.42円 <下限③・一目均衡表(日足)・転換線> が下値第1目標。
そして、次の分岐点は
104.36円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米基準)、Pivot SR・S2>
ここで反転できるか、要注意です。
そして次の下値のメドは
104.11円 <下限⑧・Pivot Day・S2(欧米基準)> と考えています。

一方で、ドル円が元気を取り戻したら、
104.82円 <上限②・Pivot Day・Key(欧米基準> が上値の第1目標。
その後、ポジティブサプライズが発生したら、
104.99円 <上限⑤・Pivot Day・R1(日本基準)> が次のターゲット。
そして、105.15円 <上限⑦・11/13 高値> までの上昇を考慮に入れます。

今日のわたしの狙いは、
104.72円 <設定レンジ上限>や、バランスラインからの「売り」。
基本的には「売り」目線です。
「買い」への転向は、
104.82円 <上限②・Pivot Day・Key(欧米基準>を1時間足チャートで終値が上抜けてから、と思っています。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

*愛菜の花手箱*

 

南八ヶ岳 花の森公園
手前から、紅いカンナとドウダンツツジ、そして松に絡まる紅葉したツタです。
わたしの拙い写真ではお伝え出来ないのですが、手入れが行き届いている分、息を飲むような燃える紅色の風景でした。
オペ看のサクラは、「紅葉って、血と一緒に毒素を出して、健康な体を作るようなものなのかな? 実際の手術でも、敢えて出血させることがあるんだよ。」と教えてくれました。
紅葉も、自然が秘めている生命力の表れなのでしょうか。

 

今週も、宜しくお願い致します。
コロナにしろ、インフルエンザにしろ、見えない敵との闘いです。
手洗い、うがい、マスク着用。
簡単にして、最強の自己防衛の手段だと、アメリカから帰ってきてそう実感しています。

天野 愛菜(まな)