こんにちは、天野愛菜です。

まずは、昨日のトレードから。

昨日のトレード

昨日の「独国・11月IFO企業景況感指数」は予想に反して結果は上振れ
ユーロ売りではなくて、ユーロ買いになってしまって、ドル円は下降。
104.15円 <下限⑥・11/04 安値> でピタッと止まって反転。
トレード戦略は「売り」目線だったので、

1回目 売り 20銭
104.56円 <B.L③・一目均衡表(日足)・転換線、Pivot SR・Key>
104.36円 <下限②・Pivot Day・R2(欧米基準)、Pivot SR・S2>

2回目 戻り売り 30銭
104.45円 <設定レンジ下限、Pivot SR・S1>
104.15円 <下限⑥・11/04 安値>

と無難にトレードしましたが、予定では103円台を狙うと思っていたので、104.15円 <下限⑥・11/04 安値> ではドテンは出来ませんでしたが、ATRチャンネルでしっかり弾かれたことを確認して

3回目 買い 53銭
104.20円 <下限⑤・Pivot Day・R1(欧米基準)>
104.73円 <上限①・10/29 高値、Horizon Line、Pivot SR・R2>

ということで、買いのトレードも無難に終了しました。

blogでは
「104.84円 <上限③・Pivot SR・R3> を上抜けたら「買い」に転向します。」と書きましたが、下値からの流れで買いに転向してしまいました。
ごめんなさい。

その後 午前0時の「米国 11月消費者信頼感指数」は予想値と前回値を下回り、同時刻の「米国 11月リッチモンド連銀製造業指数」も同様に低迷。
ですからここで急落すると予想してblogにも書いておきましたが、実際の現象は上下運動。
しばらくして、下落傾向に入りましたが、わたしの思っていたような急落とはならなかったので、ヤケドしたくないや、と昨日のトレードは終了しました。

「ダウ平均株価 3万ドル突破」と「為替」

今回のダウ平均株価の史上最高値の更新は
・新型コロナウイルスのワクチン開発の進展、
・米国の政権移行開始 ということになっています。

これらは、ビックメディア煽動の株価構築となっています。
特に「米国の政権移行開始」については、少し強引です。

政権移行に伴う費用を拠出する「一般調達局」がバイデン政権への移行プロセスを許可した、という理由で政権移行開始となっていますが、しかし現時点ではバイデン候補の大統領の当選は、ビックメディアが当選確実を出しているだけで、正式な結果は発表されていません。

時間が経てばたつほど、「ネバダ州で投票率が125%」をはじめとする奇っ怪な事実が噴出してきているなか、バイデン大統領という既成事実を作ってしまおうとする何者かが、今まで移行プロセスを拒否してきた一般調達局に圧力を掛けていました。

それが昂じて、一般調達局のエミリー・マーフィー長官個人やその家族に対してまで脅迫していることを知ったトランプ大統領が、
「エミリー・マーフィー長官には感謝する。そのような脅迫が職員にまで及ぶのは見たくない。われわれは最後は必ず勝利する。だからバイデンには、初期の手続きだけはやらせてやれ、と言った。」 とTwitterで発信しました。

そのことを含めて、実体経済からかけ離れた今回の「ダウ平均株価の史上最高値の更新」はもしかすると砂上の楼閣を見ているのかも知れません。
このことは、海外の為替ディーラーさんたちの多くが懸念していることで、それがドルは他の通貨に対して、ドル円を除くとドル売り優勢となっている理由です。

陰謀論とか言われそうですが、念のため、お伝えしておきますね。

昨日の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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★到達ターゲット

・104.15円 <下限⑥・11/04 安値>
・104.73円 <上限①・10/29 高値、Horizon Line、Pivot SR・R2>

★昨日、記載ターゲット(抜粋)

104.80円 <上限②・11/03 高値>
104.73円 <上限①・10/29 高値、Horizon Line、Pivot SR・R2>
◆ 104.64円 <設定レンジ上限、Pivot SR・R1> 
104.63円 <B.L①・昨日高値>
104.61円 <B.L②・Pivot Day・R3(欧米基準)>
104.56円 <B.L③・一目均衡表(日足)・転換線、Pivot SR・Key>
104.46円 <B.L④・B.B MA21 (日足)>
◆ 104.45円 <設定レンジ下限、Pivot SR・S1>
104.42円 <下限①・一目均衡表(日足)・基準線>
104.36円 <下限②・Pivot Day・R2(欧米基準)、Pivot SR・S2>
104.28円 <下限③・Pivot Day・Key(日本基準)>
104.26円 <下限④・Pivot SR・S3>
104.20円 <下限⑤・Pivot Day・R1(欧米基準)>
104.15円 <下限⑥・11/04 安値>

2020/11/25(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は104.60円。下限は104.41円です

ターゲット

105.21円 <上限⑫・Pivot Day・R2(欧米基準)>
105.13円 <上限⑪・一目均衡表(日足)・雲下限>
105.07円 <上限⑩・Pivot Day・R2(日本基準)>
105.03円 <上限⑨・B.B +1σ (日足)>
105.00円 <上限⑧・大台>
104.95円 <上限⑦・Pivot Day・R1(欧米基準)>
104.89円 <上限⑥・10/27 高値>
104.80円 <上限⑤・Pivot SR・R3>
104.76円 <上限④・昨日高値、Pivot SR・R3、Horizon Line>
104.73円 <上限③・Horizon Line>
104.70円 <上限②・Pivot SR・R2>
104.64円 <上限①・Horizon Line>

◆ 104.60円 <設定レンジ上限、Pivot SR・R1> 
104.50円 <B.L①・Pivot Day・Key(欧米基準)、Pivot SR・Key>
104.42円 <B.L②・一目均衡表(日足)・基準線、Pivot SR・S1>
◆ 104.41円 <設定レンジ下限、一目均衡表(日足)・転換線>

104.36円 <下限①・11/16 安値>
104.32円 <下限②・Pivot SR・S2>
104.27円 <下限③・Horizon Line>
104.23円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米基準)、Pivot SR・S3>
104.15円 <下限⑤・昨日安値、Horizon Line>
104.06円 <下限⑥・11/17 安値>
104.00円 <下限⑦・大台>
103.98円 <下限⑧・適応型移動平均・転換線>
103.92円 <下限⑨・適応型移動平均・転換線>
103.90円 <下限⑩・B.B -1σ (日足)>
103.84円 <下限⑪・Pivot Day・S2(日本基準)>
103.78円 <下限⑫・Pivot Day・S2(欧米基準)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

わたしの知り合いの米系トレーダーさんたちは、明日から4連休。
「24:00 米国 10月 個人消費支出(PCEデフレーター)・他」でドル売りとなれば、売り込んで利益確定して、午後からはムリはしないで終了、と言っています。

今日は、
104.41円 <設定レンジ下限、一目均衡表(日足)・転換線> を割り込むか、がポイント。
この価格を1時間足チャートのローソク足が下抜ければ、
104.23円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米基準)、Pivot SR・S3> が下値第1目標。

一方で、反発して、
104.50円 <B.L①・Pivot Day・Key(欧米基準)、Pivot SR・Key> が目先の下値となれば、
104.76円 <上限④・昨日高値、Pivot SR・R3、Horizon Line> が上値第1目標。

欧米時間になって勢いが出てくれば、
104.95円 <上限⑦・Pivot Day・R1(欧米基準)> が視野に入ってきます。

いずれにしても、今日は午前0時の経済指標の結果からの動きに要注意です。

今日のトレードは、まずは下値の確認に追随して、反発すれば買い。そして午前0時からの調整売りに乗れたらいいな、って思っています。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

*愛菜の花手箱 サザンカ(山茶花)*

 

以前のblogでも書きましたが、花姿が立体的なのが椿で、平面的なのが山茶花。
ですから今日のお花は、山茶花です。
山茶花の花の色は、赤・白・ピンクなのですが、以前から黄色味の花を咲かせようと、園芸界では開発競争が盛んなのです。
黄色コスモスは日本の玉川大学が作出して、今や世界中で咲いていますが、山茶花の黄色はどこが咲かせるか、と注目されています。
ただ草花のコスモスと違って、山茶花は花木なので、研究開発も数十年というスケールで行われていて、わたしの知っている植木屋さんでは親子二代で研究しています。
実は、今日のお花も別種の接ぎ木から黄色の花姿を期待されていたのですが、活着したのは残念ながら白色でした。
しかし花姿に表現されている風合いの優しさは、それはそれで見事ではないでしょうか。

 

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)