こんにちは、天野愛菜です。

昨日は、以下の変動を期待していた経済指標にドル円の反応はありませんでした。
特に、24:00の経済指標群には期待していたのですが、残念でした。

22:30 米国 7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)・他
24:00 米国 10月 個人消費支出(PCEデフレーター)・他
28:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

そして、今日から米国は4連休。
インパクトのあるニュースでもなければ、小動きとなることが予想されています。

だからといって何もしなければ、わたしはタダのお気楽人になってしまう…。

なのでドル円は、テクニカルを信じて「売り」だけを考えて、ユーロ円とポンド円に集中でしょうかと考えています。
トレードの材料としては、英国とEUの通商交渉の不透明感に活路を見い出すことになるのではないでしょうか。

昨日は、欧州市場が開場してすぐに、

フォンデアライエン欧州委員長
「英国と合意に至るよう全力を尽くしているが、合意できるかわからない」
「大きな隔たりが残っている」
「EUは合意なしシナリオも準備する」
と、英国の妥協を引き出せない苦渋の発言。

それに対してジョンソン英首相は、
「漁業権に対する立場に変更はない。EUサイドの建設的な受け入れが必要だ」
「移行期間は延長しない」
と、強気の応酬。

そんなこともあって、昨日はポンドとユーロが売りが優勢となりました。
今日も、英国とEUの通商交渉に関する要人発言で、クロス円が動いてくれる可能性があります。

余談ですが、漁業権に関しては、欧州委員会がフランスを説き伏せなくてはいけないのに、ある意味で英国に非があるように責任転換しているから、まとまらない。
漁業権と北アイルランド利権の二兎を追う欧州委員会に勝算はあるのかしら、って思ってしまいます。

昨日の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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★到達ターゲット

・104.27円 <下限③・Horizon Line>

★昨日、記載ターゲット(抜粋)

◆ 104.60円 <設定レンジ上限、Pivot SR・R1> 
104.50円 <B.L①・Pivot Day・Key(欧米基準)、Pivot SR・Key>
104.42円 <B.L②・一目均衡表(日足)・基準線、Pivot SR・S1>
◆ 104.41円 <設定レンジ下限、一目均衡表(日足)・転換線>
104.36円 <下限①・11/16 安値>
104.32円 <下限②・Pivot SR・S2>
104.27円 <下限③・Horizon Line>
104.23円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米基準)、Pivot SR・S3>

2020/11/26(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は104.48円。下限は104.25円です

ターゲット

105.00円 <上限⑪・大台>
104.95円 <上限⑩・11/02 高値>
104.90円 <上限⑨・Pivot Day・R2(欧米基準)>
104.85円 <上限⑧・適応型移動平均・転換線>
104.80円 <上限⑦・11/03 高値>
104.76円 <上限⑥・11/24 高値、Horizon Line>
104.73円 <上限⑤・Horizon Line>
104.64円 <上限④・Pivot SR・R3>
104.61円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米基準)>
104.60円 <上限②・昨日高値>
104.56円 <上限①・Pivot SR・R2>

◆ 104.48円 <設定レンジ上限> 
104.44円 <B.L①・Pivot Day・Key(欧米基準)>
104.41円 <B.L②・Pivot SR・R1>
104.33円 <B.L③・Pivot SR・Key>
◆ 104.25円 <設定レンジ下限、昨日安値>

104.19円 <下限①・Pivot SR・S1>
104.15円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米基準)>
104.10円 <下限③・Pivot SR・S2>
104.06円 <下限④・11/17 安値>
104.00円 <下限⑤・大台>
103.98円 <下限⑥・Pivot Day・S2(欧米基準)>
103.96円 <下限⑦・Pivot SR・S3>
103.90円 <下限⑧・B.B -1σ (日足)>
103.84円 <下限⑨・適応型移動平均・転換線>
103.75円 <下限⑩・適応型移動平均・転換線>
103.69円 <下限⑪・Pivot Day・S3(欧米基準)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

今日は正午になる直前に、昨日の安値で設定レンジ下限を確定。
104.25円 <設定レンジ下限、昨日安値>
今日は下落に対して、買い支える力が発揮されなければ、ズルズルと下降傾向になっていく可能性があります。

今日の下値第1目標は
104.15円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米基準)>
ここで反発するかな…?
このタイミングで好感されるニュースが欧州からでもあれば、ユーロやポンドの上昇にドル円も引き上げられる可能性を考慮します。
今日の下値メドは
103.98円 <下限⑥・Pivot Day・S2(欧米基準)>

一方でドル高傾向となっても
104.60円 <上限②・昨日高値>
104.61円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米基準)> の付近からの上値が重い展開を予想しています。

今日のわたしのトレード戦略は、「売り」目線です。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

*愛菜の花手箱 キミノセンリョウ(黄実の千両)*

花言葉は、『利益』『祝福』『富』『財産』。
一般的には赤実の千両や万両が有名ですが、今回は、「黄実の千両を西方を背景にして見ると金運上昇」という「ニューエイジ風水」に則って撮影しました。
黄実の数は少ないけど、真珠のようで素敵でしょう。
あなたの魂が、偉大なる金運を引き寄せますように!

 

今日は、あかりとサクラはお仕事。
メリーは鴻池さん夫婦と銀座にお買い物に行ったので、今はわたしひとりでお家にいます。

なので、これから欧州市場が開くまでお昼寝タイム。のびのび。(‘-‘*)。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)