こんにちは、天野愛菜です。

先週は木・金と、blogをお休みさせていただきました。
m(_ _)m

お陰様で、心配性のあかりと一緒に過ごせて、わたしも少しは役に立てたようです。
一人暮らしのお母さまは、お風呂に入るときの温度差によるヒートショックで脳卒中となってしまわれましたが、幸いにも倒れた際の大きな物音をお隣さんが聞いて、すぐに駆けつけてくださったので、病院への搬送も早くて、あと一週間もすれば退院出来るまでに回復致しました。
ご心配をいただき、本当にありがとうございました。

さて今週のドル円。
海外トレーダーさんたちの関心は、16日(水)のFOMC
変動期待は、同日、その前の時刻に発表される独・欧州・英国・米国のPMI
また経済指標では、16日(水)の米国・小売売上高
ユーロドル経由だと18日(金)の独・12月 IFO企業景況感指数となっています。

またファンダメンタルズでは、クリスマス前までの更なる英国・EUの通商交渉の行方によっては、ポンドやユーロの動きにドル円は影響されるかも知れません。

そして「ワクチン相場」といわれている米国株価が、米国では今日から始まるワクチン配布で、先週の金曜日に引き続き利益確定売りがあるかも知れないので、こちらも注意です。
その場合のドル円の動きは、FOMC前ということもあって、米国長期債権の利回りと相関すると考えられています。

今週は、一時的なドル高はあっても長続きしない予想。
その理由は、日本では報じられていないのですが、米国民の間でくすぶっている対立感情の昂まりが、近未来の米国に大きな蔭を落とすと考えられていて、そのことが、年末に向けたドルの調達コストが上昇しているなかでさえ、ドル高の流れを形成出来ないでいると分析されているからです。

さあ今週も、頑張りましょう、ね!

今週、ドル円の変動に影響のありそうな経済指標の発表時刻

12/14 (月)
・日本 12月 日銀短観
・経済指標は、特にありません

12/15 (火)
11:00 中国 11月 小売売上高/ 鉱工業生産
22:30 米国 12月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
23:15 米国 11月 鉱工業生産

12/16 (水)
16:00 英国 11月 消費者物価指数(CPI)・他
17:30 独国 12月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00 欧州 12月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:30 英国 12月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22:30 米国 11月 小売売上高
23:45 米国 12月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
28:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
28:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

12/17 (木)
・米国 食品医薬品局 モデルナのワクチン審議
19:00 欧州 11月 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)
22:30 米国 12月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数・他

12/18 (金)
08:30 日本 11月 全国消費者物価指数(CPI)
15:30 日本 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
16:00 英国 11月 小売売上高
18:00 独国 12月 IFO企業景況感指数
24:00 米国 11月 景気先行指標総合指数

 

2020/12/14(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は104.06円。下限は103.83円です

本日のターゲット

104.53円 <上限⑩・一目均衡表(日足)・雲下限>
104.49円 <上限⑨・適応型移動平均・転換線>
104.41円 <上限⑧・B.B -1σ (日足)>
104.36円 <上限⑦・Pivot Day・R1(欧米基準)>
104.31円 <上限⑥・Pivot SR・R3>
104.27円 <上限⑤・12/11 高値>
104.22円 <上限④・一目均衡表(日足)・転換線>
104.18円 <上限③・B.B MA21 (日足)、Pivot SR・R2>
104.15円 <上限②・Horizon Line、12/11 戻り売り基点>
104.09円 <上限①・Pivot Day・Key(欧米基準)、Pivot SR・R1>

◆ 104.06円 <設定レンジ上限> 
104.00円 <B.L①・大台>
103.95円 <B.L②・B.B -1σ (日足)、Pivot SR・Key>
103.85円 <B.L③・Pivot SR・S1>
◆ 103.83円 <設定レンジ下限、12/11 安値>

103.81円 <下限①・適応型移動平均・転換線>
103.76円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米基準)>
103.72円 <下限③・B.B -2σ (日足)、Pivot SR・S2>
103.68円 <下限④・11/23 安値>
103.65円 <下限⑤・11/18 安値>
103.62円 <下限⑥・Pivot SR・S3>
103.55円 <下限⑦・適応型移動平均・転換線>
103.49円 <下限⑧・B.B -3σ (日足)、Pivot Day・S2(欧米基準)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

ポイント

104.00円を巡る攻防があって、
104.09円 <上限①・Pivot Day・Key(欧米基準)、Pivot SR・R1> を上抜ければ
104.22円 <上限④・一目均衡表(日足)・転換線> が上値第1目標。
勢いがあれば、
104.36円 <上限⑦・Pivot Day・R1(欧米基準)> が視野に入ります。

一方で下限ターゲットを見ると
103.76円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米基準)>
103.72円 <下限③・B.B -2σ (日足)、Pivot SR・S2> がしっかりサポートしています。
これらの価格を下に抜けても
103.65円 <下限⑤・11/18 安値> で反発する可能性も視野に入れます。
この価格で反発しなければ、
103.49円 <下限⑧・B.B -3σ (日足)、Pivot Day・S2(欧米基準)>
103.18円 <11/06 安値> が意識されます。

 

今日のわたしのトレード戦略は、上限ターゲットからの「売り」「戻り売り」を基本に考えています。
注意したい価格は
104.15円 <上限②・Horizon Line、12/11 戻り売り基点>。

このターゲットの付近は、先週の金曜日(12/11)に何度も戻り売り基点となっていますから、ここを上抜けて勢いがあったら、下落に注意しながら、「買い」の追随も考えてみます。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

 

*愛菜の花手箱 皇帝ダリア*

奈良の皇帝ダリア、といっても、どこでも同じみたい…(笑)。
この写真は、あかりの実家のお庭に咲いていました。

草丈が5~6mもあるので、晴れている日は青空を背景に、花を見上げて鑑賞することになります。しかも花びらが薄いので、陽が透けて、輝く花姿に時間を忘れてしまいます。

この皇帝ダリアは、日が短くなって夜の時間が長くならないと咲き始めません。
有名な花言葉は、皇帝という名前とは少しかけ離れて、「乙女の真心」「乙女の純潔」。
西洋の人たちはこの花に、夜の時間を恥じらいながら待つ乙女 を連想するそうです。

 

 

 

今週も、宜しくお願い致します。
天気予報では、寒波到来。
暖かくして、頑張りましょう。

天野 愛菜(まな)