こんにちは、天野愛菜です。

昨日のFOMCの声明のポイントは、資産買い入れ規模(月額1200億ドル)は据え置かれましたが、買い入れの継続期間について、さらなる延長を明確にしたことでした。
それを受けてドル円は、
103.88円 <上限⑤・Pivot Day・Key(欧米基準)、Pivot SR・R3> を越えて
103.91円 <12/11・設定レンジ下限> まで急騰しました。

しかしその後のパウエルFRB議長の会見で、資産買い入れについては「強力」に対処すると発言されて、ここでやっとダウが上昇し始めて、ドル円は「売り」優勢となりました。
ドルを売って、米国株を買いましょう、ということでしょうか。

そして「2023年まではゼロ金利の継続」が、経済・金利概況に示されて、ドルは「売り」傾向となることが印象付けられました。

ここまで言われてしまうと、ドル買いには勇気が必要となってきます。

昨日の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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★到達ターゲット

・103.88円 <上限⑤・Pivot Day・Key(欧米基準)、Pivot SR・R3>
・103.28円 <下限⑧・適応型移動平均・転換線>

★昨日、記載ターゲット(抜粋)

103.88円 <上限⑤・Pivot Day・Key(欧米基準)、Pivot SR・R3>
103.86円 <上限④・B.B -1σ (日足)>
103.82円 <上限③・12/11 高値>
103.79円 <上限②・Pivot SR・R2>
103.76円 <上限①・11/06 高値>
◆ 103.72円 <設定レンジ上限、Pivot SR・R1> 
103.65円 <B.L①・Pivot SR・Key>
103.61円 <B.L②・B.B -2σ (日足)、Pivot Day・S1(欧米基準)、昨日安値>
◆ 103.57円 <設定レンジ下限>
103.55円 <下限①・Pivot SR・S1>
103.51円 <下限②・12/14 安値、Horizon Line>
103.48円 <下限③・Pivot SR・S2>
103.45円 <下限④・適応型移動平均・転換線>
103.43円 <下限⑤・Pivot Day・S2(欧米基準)>
103.40円 <下限⑥・Pivot SR・S3>
103.35円 <下限⑦・B.B -3σ (日足)>
103.28円 <下限⑧・適応型移動平均・転換線>

※ 昨日は 103.28円 <下限⑧・適応型移動平均・転換線> の岩盤を割ることが出来ずに撤退。その後はblogでお伝えした「利益確定の買い戻し」となりました。
うまくトレード出来ましたか?

2020/12/17(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は103.56円。下限は103.29円です

本日のターゲット

104.09円 <上限⑪・B.B MA21 (日足)>
104.07円 <上限⑩・Pivot Day・R2(欧米基準)>
104.00円 <上限⑨・大台>
103.92円 <上限⑧・一目均衡表(日足)・転換線>
103.91円 <上限⑦・昨日高値>
103.84円 <上限⑥・適応型移動平均・転換線>
103.79円 <上限⑤・Pivot Day・R1(欧米基準)、B.B -1σ (日足)>
103.76円 <上限④・Pivot SR・R3>
103.70円 <上限③・11/20 安値>
103.66円 <上限②・Pivot SR・R2>
103.60円 <上限①・12/15 安値>

◆ 103.56円 <設定レンジ上限> 
103.53円 <B.L①・Pivot Day・Key(欧米基準)>
103.49円 <B.L②・Pivot SR・R1、B.B -2σ (日足)>
103.39円 <B.L③・Pivot SR・Key>
◆ 103.29円 <設定レンジ下限>

103.26円 <下限①・昨日安値>
103.25円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米基準)>
103.21円 <下限③・Pivot SR・S1>
103.19円 <下限④・B.B -3σ (日足)>
103.18円 <下限⑤・11/06,11/09 安値、Horizon Line>
103.15円 <下限⑥・適応型移動平均・転換線>
103.11円 <下限⑦・Pivot SR・S2、Horizon Line>
103.00円 <下限⑧・大台>
102.99円 <下限⑨・Pivot Day・S2(欧米基準)>
102.94円 <下限⑩・Pivot SR・S3>
102.88円 <下限⑪・適応型移動平均・転換線>
102.76円 <下限⑫・適応型移動平均・転換線>
102.71円 <下限⑬・Pivot Day・S3(欧米基準)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

今日は
103.49円 <B.L②・Pivot SR・R1、B.B -2σ (日足)> を基点とした「戻り売り」の傾向があります。
「買い」でエントリーするには、勇気のいる決断が必要なチャートの風景。

そうは言っても、今日は申し訳ないことに、下限ターゲットでは1銭刻みでサポートされている所もあって、「売り」は「売り」でも反発する可能性にも注意が必要です。

下値第1目標は、
103.25円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米基準)>
ここから、現在注目されている
103.18円 <下限⑤・11/06,11/09 安値、Horizon Line> に到達するには、ある程度の勢いが必要です。
またこの価格に到達したからといって、更に下押し予想で売りに追随すると、
103.11円 <下限⑦・Pivot SR・S2、Horizon Line> が強いサポートとなっているので、この価格前後で反発する可能性があります。
そして
103.00円 <下限⑧・大台> をクリアーブレイクすると
102.76円 <下限⑫・適応型移動平均・転換線> から
102.71円 <下限⑬・Pivot Day・S3(欧米基準)> の間が、視野に入ってきます。

一方で、ポジティブサプライズが発生すれば、上値第1目標である
103.70円 <上限③・11/20 安値> を経て
103.76円 <上限④・Pivot SR・R3> が次の目標。
そして、今日の強い抵抗線となっている
103.79円 <上限⑤・Pivot Day・R1(欧米基準)、B.B -1σ (日足)> が上値メドです。

今日のトレード戦略は、「戻り売り」です。
「買い」の追随は控えて、高値からの「売り」にも挑戦したいです。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

*愛菜の花手箱 ツワブキ(石蕗)*

 

真冬でも日陰でも、いつも大きくて、強い緑色の葉を見せてくれます。
花は10月頃から咲いて、そろそろ終演を迎えます。
艶のある葉っぱでフキに似ているから、艶フキ→ツワブキ と呼ばれるようになったと聞きました。
写真のツワブキは野生種ですが、最近では葉っぱに模様がある園芸品種が「カラーリーフ」としてお店に並んでいます。

もう40年以上も会っていなくて消息不明のわたしの母は鹿児島出身で、わたしが小さかった頃、このツワブキの葉をグツグツと火にかけてあく抜きしてから、鰹節とお醤油で、白いご飯のおかずとして、食べさせてくれました。
後に知ったことですが、鹿児島と熊本・大分の南部地方しか、ツワブキは食べないそうです。

最近になって、ツワブキを見るたびに母を思い出すようになりました。
もう、年かな…。(笑)。

 

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)