イギリスの貴族サロンのレポート

こんにちは、愛菜(まな)です。

昨日はアメリカ時間になるまで、ドル円が設定レンジをなかなか越えずに時間を持て余していました。

そこで以前、猪八戒先生に紹介していただいたイギリスのFXコミュニティにアクセスしました。

ここは会員制の貴族サロンで、私など下々の者は入会など当然出来ないのですが、Visitor資格で重要な情報の要点だけは閲覧することが出来るのです。
ここの凄さは情報分析力で、リーマンショックやサブプライムローン問題を予見していたことでシティからも絶大な評価を受けています。

私が最初に「中国が北朝鮮を武力制圧する…」というレポートを目にしたときは、「中国」ではなくて「アメリカ」でしょうと思って、つたない英語力ですが何度読み返しても、中国が北朝鮮を武力制圧する可能性が高いと書いてありました。

米中の密約

このレポートによると、先日トランプ大統領が中国を訪問したことはまだ記憶に新しいと思いますが、その時に中国からアメリカへの日本円にして28兆円強もの投資と引き換えに、武力制圧を含めた北朝鮮問題を、中国に一任する密約が結ばれたというものでした。

対話による平和的解決を一番望んでいないのが中国で、軍事力で北朝鮮を制圧することによって、アメリカと並ぶ大国として中国は世界に認知され、アジア諸国は中国に服従する。

南シナ海の領有権も、場合によっては周辺国の賛同を得て尖閣諸島も中国が手にすることが出来る

それ以来中国は、アメリカに歩調を合わせるように北朝鮮への制裁の度合いを強めています。

その時ロシアは?

そのコミュニティの資金力にものを言わせた情報では、中国はアメリカと密約を結ぶ前にロシアと同盟関係を確認していて、来年からロシアの主要な輸出産品である原油、石炭を中国が大量に買い受けることになっているので、ロシアは国境付近に軍隊を配備するものの静観することになっている、と。

アメリカもロシアにしても、北朝鮮は地球の反対側のことだから戦争になっても体制に影響はないと分析しています。

つまり北朝鮮問題は、中国の独壇場となる。

日本の対応

どうも今回の北朝鮮問題について日本は「蚊帳の外」という結論になっていました。

それは日銀の金融政策に変更がないこと。

アメリカなどは減税に向かっているのに日本は消費税を上げることだけに血眼になっていること。

海外の情報収集を商社に頼っている外務省には情報分析力に劣るところがあり、北朝鮮問題については「被爆国日本にしか出来ない核放棄で主導権を握ろうとしている」だけなので、アメリカから密約の情報を得ていないことは十分に推測出来る、と書いてありました。

中国が北朝鮮に武力侵攻した時の日本経済

もし中国が北朝鮮に対して武力制圧を実行したらー

外国人投資家が7割を占める日本の株式市場は彼らの資金引き上げによって大暴落。

日銀の低金利政策が裏目に出て資金流出。

一旦は日本人が海外資金を円に換えるので円高。その後ドル買いが始まって超円安。

平時であれば輸出企業にとっては大恩恵となるはずが海外で物は売れず、逆に原油や食料など生活物資を輸入に頼る日本にとっては超円安で満足な原油や食料を購入することも出来ず、外貨準備も底をつきハイパーインフレになる。

と分析していました。

1950年に始まった朝鮮戦争の時には、特需で日本は景気を回復しその後高度経済成長期に移行しましたが、中国が主導して北朝鮮問題を解決した場合の戦後特需は、中国とアメリカ、そして中国に忠誠を誓う国々で分かち合うことになるだろう。

北朝鮮には原油も資金もないことから考えると日本にとっての悲劇は、アメリカに言われて北朝鮮の復興費用の600兆円を拠出させられて、その費用が中国やアメリカなどの実際に復興に携わる国に配分されることだ、とありました。

習近平さんの心ひとつ

しかしと、最後に書かれていたのが

北朝鮮はすでに核武装している。
ミサイルの発射台は移動式なので北京や上海も容易に狙える

そのことを中国の習近平さんは冷静に判断出来るのか。

それともー
毛沢東が全権を掌握した翌年、朝鮮戦争に突入したように
鄧小平が全権を掌握して翌年、中越戦争に突入したように
今年、全権を掌握した中国で三人目の習近平が来年北朝鮮に侵攻して、歴史に名前を残すことに執着するかだ。

つまり北朝鮮問題は習近平問題でもある、と結論していました。

中国の習近平さんも北朝鮮の若大将も、国内の敵や部下を平気で粛正するところなどはそっくりじゃないですか。
力を見せつけ、力で相手を屈服させる。

…不安です。

私たちはどうすればいいか

どう考えても北朝鮮がこのまま引き下がるとは思えないし
暗殺があっても混乱しそうだし、トランプさんだって日本を見捨てるかも知れない。
いずれにしても、日本がまったく巻き込まれないでいられるとは思えません。

だから今はしっかりとお金を貯めておきましょう。
私たちはお金を稼ぐことに集中しましょう。
消費税が上がったって物を買わなければ、せめて今まで使った10%を節約すれば出費は抑えられます。
国は、国家の体制と公務員しか守りません。それが、歴史が教える民主主義と割り切って、下々の者は自分と家族の生活は自分たちで防衛していきましょう。

昨日のトレード

午後11時台に5銭。零時台に5銭。ともに買いで参入。
112.90円までは上昇すると思っていたのですが上値が重たいですね。

昨日のチャートです。

20171205

ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.67円。下限は112.16円です。

さきほど、「トランプ大統領が中東諸国の指導者に対して、在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移設する考えがあることを電話で伝えた」とのニュースがありました。また「フェイクニュース」かな、とも思いましたが、まだトランプ大統領の考えの段階とあったので、世論の観測用の気球を上げたのか、地ならしなのか、それとも「フェイクニュース」なのかはっきりしません。ツイッターへの投稿もないし。

いずれにしても現時点でアメリカは夜中ですし、アメリカが始動したら少しは見えてくる話だと思います。

しかし真実でなくても噂で相場は動くので、ストップをきちんと置いて気を抜かずに取引していきたいと思います。

今日は、朝までコースです。