【今日のドル円】FX生活・ブログ ~心のままに~ 天野愛菜(まな)

フェイクニュース賞 発表 11項目の対訳

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「フェイクニュース」に翻弄されるFX

私が取引をしているFX・外国為替証拠金取引は、国際経済の大きな流れとは別に、政治のパフォーマンスや「フェイクニュース」によって翻弄されます。

とくに最近のドル円相場では、「北朝鮮のミサイル発射情報」と「トランプ大統領のロシア疑惑」の報道があると急落します。

この数ヶ月の間、急落をともなったそれらの報道は、ほとんどが「フェイクニュース」でした。

以前の「フェイクニュース」の投稿⇒

かつては、「政治」と「経済」の駆け引きで形成されていた為替相場が、いまや真偽に対する責任者の顔が見えない「報道」によって世界経済は右往左往させられています。

17日トランプ大統領は「フェイクニュース賞」を発表

― 嘘だって広まってしまえばそれが真実だと人々は信じてしまう。

アメリカのマスコミは、トランプ大統領の就任当時、彼にツィッターをやめさせようとしていましたよね。「私たちを信じてください」といって。

彼ほどマスコミに媚びへつらわない政治家は、資本主義経済の国の中では唯一の存在ではないでしょうか。

中国やロシアなどの共産主義や社会主義の国では、マスコミが政権に媚びへつらってくるからきっと楽なんだろうな、と思っています。

トランプ大統領が発表した「フェイクニュース賞」の原文を悪戦苦闘しながら読んでみると、「フェイクニュース」を流した人たちは、トランプ政権に対する不信感をあおっているように思えてなりません。

今回の「フェイクニュース賞」は、「国民を欺くな」というマスコミに対する警鐘なのでしょう。

そして何よりも、「フェイクニュース賞」の筆頭に上げられたのが「経済」関するものでした。

FXで生計を立てている私としてはそれが何よりも嬉しかったです。

今の日本の好景気は「フェイクニュース」ではありませんよね

日本の平均株価が26年ぶりに高値をつけているといわれても、アメリカの株価が史上最高値を更新しているといわれても、私自身の経済には直接反映されていません。

これからの将来、税金も電気ガス水道料金も上がる保証はあっても、私たちの収入が上がる保証はありません。

どんどん上がっていく社会保障費だって、会社に入ってから強制的に控除された分の全額を私たちが「年金」として受け取ることはもう不可能になってしまいました。

そして近い将来私たちに突きつけられる課題は「年金を放棄するか」という問題になるのでしょう。

今のままでいくと、若い世代の一人が老人5人分の年金を支えていくことになるわけですから、私たちが若い世代の人生を苦しめることになる…。

自分たちは自分たちでしっかりと稼ぐ

だから私たちは将来の自分のためにも、上がることはあっても下がることのない所得税や住民税などの直接税、消費税、酒税などの間接税、地方道路税や入湯税などの目的税など、40種類もの税金を払い、そして社会保険料を納めながら、少しでもお金を増やしていかないと、あと10年先でさえ満足な暮らしを送ることが出来なくなるかも知れません。

国は国民のためにあるということは理想であり妄想です。

いつの時代でも、国は国家機関の維持が大前提であって、その中からこぼれ落ちた「お情け」を私たちはいただいているだけです。

だから私はFXのトレードを通して、FXに興味がある人や、実際に取引をしていて利益を出せていない人たちのお手伝いをしながら、一人ひとりがお金に困ることがない人生を送ることができることを祈りながらブログを続けていきたい、と思っています。

私みたいなトランスジェンダーでも、きっと誰かの役に立てることがあると信じています。

「フェイクニュース賞」対訳

私の解釈が間違っているかも知れないので、共和党のサイトからダウンロードした原文を載せました。参考にしてください。

“1.The New York Times’ Paul Krugman claimed on the day of President Trump’s historic, landslide victory that the economy would never recover.”
「ニューヨークタイムズのポール・クルーグマン氏は、トランプ大統領が地滑り的(歴史的)な圧勝を果たした日に、経済が回復することは決してないと主張した」

“2. ABC News’ Brian Ross CHOKES and sends markets in a downward spiral with false report.”
「ABC Newsのブライアン・ロス氏は、虚偽のレポートで株式市場を大幅下落させた」

“3. CNN FALSELY reported that candidate Donald Trump and his son Donald J. Trump, Jr. had access to hacked documents from WikiLeaks.”
「CNN は、虚偽の報告候補ドナルド・トランプ氏と息子のドナルド・ J ・トランプ氏は、ウィキリークス(注・匿名者からの寄せられた機密情報を公開しているウェブサイト)の情報にアクセスした、と虚偽の報道をした」

“4. TIME FALSELY reported that President Trump removed a bust of Martin Luther King, Jr. from the Oval Office.”
「TIME誌は、トランプ大統領がマーティン・ルーサー・キング牧師の胸像を執務室から撤去したと虚偽の報道をした」

“5. Washington Post FALSELY reported the President’s massive sold-out rally in Pensacola, Florida was empty. Dishonest reporter showed picture of empty arena HOURS before crowd started pouring in.”
「ワシントンポスト紙は、満員だったフロリダ州ペンサコラでの集会が、空っぽだったと虚偽の報道をした。 不誠実な記者が撮影した写真は、群衆が殺到する前の空っぽの会場だ」

“6. CNN FALSELY edited a video to make it appear President Trump defiantly overfed fish during a visit with the Japanese prime minister. Japanese prime minister actually led the way with the feeding.”
「CNNは、日本の首相を訪問した時に、トランプ大統領が横柄に鯉に餌を与えていたように見えるように動画を不当に編集した。 実際は、日本の首相が(先に)餌やりのお手本を見せてくれていた」

“7. CNN FALSELY reported about Anthony Scaramucci’s meeting with a Russian, but retracted it due to a ‘significant breakdown in process.’”
「CNNは、アンソニー・スカラムーチ元広報部長がロシア人と会談していたと虚偽の報道をしたが、『編集していなかった』と言い訳をして後で撤回した」

“8. Newsweek FALSELY reported that Polish First Lady Agata Kornhauser-Duda did not shake President Trump’s hand.”
「ニューズウィークは、ポーランドのアガタ・デュダ大統領夫人がトランプ大統領と握手をしなかったと、虚偽の報道をした」

“9. CNN FALSELY reported that former FBI Director James Comey would dispute President Trump’s claim that he was told he is not under investigation.”
「CNNは、トランプ大統領が元FBI長官ジェームズ・コーミー氏から(あなたは)調査対象ではないと伝えられたという主張に対して、コーミー氏が反論すると虚偽の報道をした」

“10. The New York Times FALSELY claimed on the front page that the Trump administration had hidden a climate report.”
「ニューヨークタイムズは、トランプ政権が気候変動に関する報告書を隠していた、という誤報を新聞の第一面で掲載した」

“11. And last, but not least: “RUSSIA COLLUSION!” Russian collusion is perhaps the greatest hoax perpetrated on the American people. THERE IS NO COLLUSION!”
「そして最後は何よりも、『ロシアとの共謀! 』ロシア疑惑は、おそらくアメリカの国民に向けた最大のデマだ。 共謀など存在しない! 」

  

が「困ったことだなぁ」と思うことがあって、それは日本のマスコミはこれらの「フェイクニュース」を、そのまま流していたこと。残念。