常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
昨日の動きと反省
こんにちは。天野愛菜です。
昨日のアメリカの株価
◆ダウ 24,640.24 前日比+354.29(+1.46%)
◆スダック総合 7,081.85 前日比+142.87(+2.06%)
◆S&P 500 2,673.45 前日比+40.89(+1.55%)
そろって反発。上昇。
昨日の「愛菜の実戦トレード。攻略法」で次のように書きました。
「ドルインデックス」は上昇。
「米国10年債利回り」は下降傾向。
現時点では、アメリカの株価は上昇するかも、という暗示。
これはあっていましたが、私が間違ったのは、「アメリカの株価が上昇すると、短期機関投資家が決済してその資金が債券に回ってドル安になる」という見立てでした。
アメリカの投資家は「強気」でした。
昨日はユーロ売りが一服したところで、株価の上昇速度がゆるみましたが、そこから「米国10年債利回り」がはっきり上昇。
利回りが上がるということは、債権が売り決済されているということで、その資金が株価に反映されていくわけです。
つまり「さぁ株式投資だ!」みたいな号令から「ドル円」も上昇しました。
昨日の欧州勢は、日本が築いた高値に少しだけ上乗せして113.35円。それからは日本時間の上げ幅を打ち消すような動き。
その動きに日本勢は午後6時頃までは対抗していましたが、「残業は禁止だし」みたいな感じで勢力ダウン。
ですから私も午後6時の「ドイツの経済指標の結果」を見てドル円に影響がないことを確認してトレードは休止、「食事&バスタイム」。
午後10時からの決戦に備えました。
昨日の主な経済指標
18:00 ドイツ
IFO企業景況感指数
結果:102 予想:102.3 前回:102.8
⇒ドイツ経済の悪化によるEU経済の先行き不安が増幅されました。
昨日のトレード 利益53銭
○上限・ターゲット オールクリア
昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は113.28円。下限は112.88円。
上限越えのターゲットは
113.35円、113.42円、113.49円。
下限越えのターゲットは
112.70円、112.61円、112.51円。
★
1回目 17:00
設定レンジ上限113.28円→第1ターゲット113.35円。「買い」7銭。
⇒第1ターゲット113.35円から下落開始
2回目 17:15
第1ターゲット113.35円→113.20円。「売り」15銭。
⇒ドテンの成功パターンでした。
3回目 23:00 「愛菜の3MAトレード」5分足
設定レンジ上限113.28円→第3ターゲット113.49円。「買い」21銭。
⇒1時間半弱もかかりました。ヘトヘト。
4回目 0:55 「愛菜の3MAトレード」1分足
113.50円→113.60円。「買い」10銭。
⇒約5分で10銭。こういう調子がいい。
今日のドル円に影響を与えそうな経済指標
※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。
11月27日(火曜日)
日本 天皇陛下御即位30周年奉祝委員会・設立総会
8:50
日本 10月企業向けサービス価格指数(前年同月比)
23:00
米国 9月住宅価格指数(前月比)
米国 7-9月期四半期住宅価格指数(前期比)
米国 9月S&Pケース・シラー米住宅価格指数
米国 9月S&Pケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)
24:00
米国 11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
住宅価格指数
アメリカの住宅価格の代表的な指標には、FHFA(連邦住宅金融局)住宅価格指数とS&P/ ケース・シラー(Case-Shiller)住宅価格指数があります。
一般的にいわれている住宅価格指数とは、FHFA(連邦住宅金融局)住宅価格指数の方。
発表は、アメリカ連邦住宅金融局。
調査地域は
ニューイングランド、パシフィック、ミドル・アトランティック、サウス・アトランティック、マウンテン、イースト・ノース・セントラル、ウエスト・ノース・セントラル、イースト・サウス・セントラル、ウエスト・サウス・セントラル。
そのなかで、住宅ローン専門の政府系金融機関の「ファニーメイ(Fannie Mae)」と「フレディマック(Freddie Mac)」から住宅ローンを受けたり保証されたりした1 戸建て住宅価格が対象。
つまり生活基盤がしっかりした人が対象。
S&Pケース・シラー米住宅価格指数
カール・ケースさんとロバート・シラーさんが開発した住宅価格指数。
金融機関向けのITサービス会社のファイサーブ社が算出して、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(S&P Dow Jones Indices)が毎月発表します。
10大都市圏指数と20大都市圏指数があります。私たちに届くのは10大都市圏指数。
-10大都市圏―
ボストン、シカゴ、デンバー、ラスベガス、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク、サンディエゴ、サンフランシスコ、ワシントン
―20大都市圏―
10大都市圏+アトランタ、シャーロット、クリーブランド、ダラス、デトロイト、ミネアポリス、フェニックス、ポートランド、シアトル、タンパ
この指数は、個人消費の動向を示すので景気指標として重要視されています。
ドル円に影響を与えるのは、FHFA(連邦住宅金融局)が発表する住宅価格指数よりも分析力の勝るS&Pケース・シラー(Case-Shiller)住宅価格指数の方です。
2018/11/27日(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は113.57円。下限は113.42円です
ターゲット
設定レンジの上限を越えたらー
113.65円、113.70円、113.80円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
113.35円、113.22円、113.12円をターゲットとします。
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
「ドル円/今日の設定レンジ」上昇は諦めず、反転の場所探し
20181127_1uy_p
「ドル円/日足」昨日の調整反落という感じ
20181127_duy_p
愛菜の実戦トレード 今日の攻略法
今日注目の経済指標は
23:00
米国 9月住宅価格指数(前月比)
米国 7-9月期四半期住宅価格指数(前期比)
米国 9月S&Pケース・シラー米住宅価格指数
米国 9月S&Pケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)
最近はアメリカの金利の上昇で、景気がいいのに住宅ローンの契約件数が頭打ちになっています。
その分値引きがあったりして、住宅価格も下降傾向とみられています。
市場予想を出しているいくつかの会社の数値を見比べてみても、どれも前回結果を下回った判断。
結果が市場予想を下回れば「ドル安」。
結果が市場予想よりは悪くても、前回よりもいい場合は、少し上がってからの「ドル安」と判断できます。
正午時点で
「ドルインデックス」は中立
「米国10年債利回り」は売り
1時間足チャートの上昇トレンドは、まだしっかり生きています。
今後の展開では、設定レンジ内の113.50円がどのように意識されるか、です。
昨日のドル上昇理由であった「EUの政治的懸念よるユーロの下落」が一服すると、その反動でドルは売られます。
EUの政治的懸念とは、英国のブレグジットとイタリアの予算案。
今日のポイントはここです。
今朝配信された海外のニュースベンダーの記事には、イタリア側が多少の妥協案を提示する用意があるとのこと。
これが好感されると、ユーロ高になってドル円はその余波でドル安となります。
その逆で、「なんだぁ」となったら「ドル買い」再燃です。
とりあえず夕方からは、欧州勢の動向をみながら「売り」場を探して攻略。
「売り」「戻り売り」で参入してみて、獲得利益が少なくなってきたら「買い」に転換です。
アメリカ勢が参入するころには、それまでのトレードは忘れて心機一転して臨みます。
当然、設定レンジ上限を越えたら「買い」。
戦況は刻々と変化していきますから臨機応変が大切です。
インディケータはあくまでも過去のデータから導き出していますから、反転などの変化に対応するには時間がかかります。
FXトレードで大切なのは、「勘」と「運」。
トレードをしながら、磨き込んでいきましょう。
そういえば私の人生は「勘」と「運」だけ。まるでFXのトレードのようです。(笑)。
今日も頑張りましょう。集中力を切らさないように!
※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。
愛菜