こんにちは、天野愛菜です

昨日は日本時間の午後5時前から、英国のメディアは「英国・EUの通商交渉が数時間後に締結される」と報じ始めていました。

その前からポンド円は、少しずつ下値を切り上げていました。
ただ、スプレッドが不安定で大きく変動していたので、収縮した瞬間を狙って「買い」でエントリーすることがとっても難しかったです。

本来狙った価格は
140.41円 <設定レンジ上限>→141.20円 <Pivot 1H・R2>
でしたが、実際にはスプレッドのセイで!
140.441円→141.163円 「買い」約72銭。
インターバンクのスプレッドも、そんなに広がっていたの? とFX業者を恨めしく思いました。

ドル円のスプレッドは安定していたので、
103.60円 <B.L①・Pivot SR・R1>→103.76円 <上限④・11/06 高値>
「買い」16銭。

103.67円 <上限②・Pivot Day・R1(欧米基準)、Pivot SR・R2> を越えた頃からそれなりに勢いが出てきて、103.76円 <上限④・11/06 高値>はピッタンコ!
と、いつものように利幅は少なかったのですが、クリアー出来ました。

昨日のポンド円は、「英国・EUの通商交渉」の締結が確実になった段階から利益確定売り。
つまり「Sell the fact(事実で売る)」。
しかしドル円は、実際の発表待ちまで上昇継続。

昨日は日本時間の朝から、「聖夜の前に英・EUの通商交渉が成立する」と英国と欧州のネット界隈では報道より前に、噂としてしきりに流れていたのですが、それが本当になりました。

欧州のトレーダーさんに
「今日は休みじゃなかったの?」とメールすると
「愛菜のところが夕方なら、こっちは朝。妥結予定の速報で上司から午前中だけ出社してくれと頼まれて出て来たよ。みんないるよ。」
そして米国のトレーダーさんにメールすると
「休みだよ。朝から敬虔な気持ちでいっぱいだ。働いている場合じゃない。」と返信されてきました。

つまり昨日の欧州通貨は、欧州勢が主導となって構築して、ドル円は日本勢が主導していたから、高値の時間にズレがあった、ということかなっていう愛菜的解釈です。

昨日のわたしは、「お家クリスマス」ならぬ「お一人様クリスマス」でした。
お酒もなし、ケーキもなし、おしゃべりもなし。
でも一応夕食は雰囲気重視で、ケンタッキーのチキンフィレサンドとコールスロー。

そんななかで、みんなで飾ったクリスマスツリーを横目に、トレード三昧のイブを過ごした愛菜でした。

 

昨日の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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★到達ターゲット

・103.76円 <上限④・11/06 高値>

★昨日、記載ターゲット(抜粋)

103.76円 <上限④・11/06 高値>
103.72円 <上限③・Pivot SR・R3>
103.67円 <上限②・Pivot Day・R1(欧米基準)、Pivot SR・R2>
103.65円 <上限①・昨日高値>
◆ 103.62円 <設定レンジ上限> 
103.60円 <B.L①・Pivot SR・R1>
103.55円 <B.L②・Pivot SR・Key>
103.52円 <B.L③・Pivot Day・Key(欧米基準)、一目均衡表(日足)・転換線>
◆ 103.50円 <設定レンジ下限>

2020/12/25(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は103.66円。下限は103.50円です

本日のターゲット

103.91円 <上限⑧・Pivot Day・R2(欧米基準)>
103.88円 <上限⑦・B.B MA21 (日足)>
103.85円 <上限⑥・適応型移動平均・転換線>
103.82円 <上限⑤・一目均衡表(日足)・基準線>
103.79円 <上限④・Pivot Day・R1(欧米基準)>
103.76円 <上限③・昨日高値、Horizon Line>
103.73円 <上限②・Pivot SR・R2、12/22 高値、Horizon Line>
103.68円 <上限①・適応型移動平均・転換線>

◆ 103.66円 <設定レンジ上限> 
103.63円 <B.L①・Pivot SR・R1>
103.59円 <B.L②・Pivot Day・Key(欧米基準)>
103.56円 <B.L③・Pivot SR・Key>
103.52円 <B.L④・一目均衡表(日足)・転換線>
◆ 103.50円 <設定レンジ下限、昨日安値、B.B -1σ (日足)>

103.48円 <下限①・Pivot Day・S1(欧米基準)、Pivot SR・S1>
103.44円 <下限②・11/05 安値>
103.40円 <下限③・Pivot SR・S2>
103.36円 <下限④・12/23 安値、Horizon Line>
103.31円 <下限⑤・Pivot SR・S3>
103.28円 <下限⑥・12/22 安値、Horizon Line>
103.27円 <下限⑦・Pivot Day・S2(欧米基準)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

今日は、FX業者のなかにはすでに「取引時間外」の表示が出ているところもあったりして、動いたらスプレッドが広がりそうだし、と悩むところです。
ドル円への波及を期待した「英国・EU通商交渉」も合意で終わったので、欧州通貨の値動きから影響もなさそう…。
しかし波乱要素は、28日(月)には米国政府の「つなぎ予算」が切れること。
議会は、追加経済対策を含めてそれなりに対応しているようですが、現時点ではその成立の見込みが立っていません。
そうなると、またまた「政府機関の一部閉鎖」の可能性が出てきます。

テクニカルもファンダメンタルズも「売り」を示しています。

今日は、設定レンジ内のバランスラインからの「売り」戦略です。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

ひと休みに… ❣
*愛菜の花手箱 シクラメン*

 

毎年、新しい品種がお花屋さんに並ぶシクラメン。

日本最大の「太田花市場」は有名で、ここに行くと珍しい花たちに出会えます。
ここで今年も、新種のシクラメンがデビューしたとニュースで放映していました。
田舎に住んでいると手に取って見ることは出来ませんが、テレビに出演していた作出者さんの誇らしげな優しい笑顔が印象に残っています。

昨日のポインセチアはクリスマスの花ですが、シクラメンはクリスマスからお正月を経て、上手に育てれば、節分の頃まで咲いていてくれます。

数えれば10年近くも前の話ですが、猪八戒先生がお年賀にシクラメンを選ばれて、それを車いっぱいに乗せて先様にお届けに上がるときに、ご一緒させていただいたことを覚えています。

その車中で、「花を見て、イヤな顔をする人はいない。だから愛菜も花になれ。」って猪八戒先生に言われたことを、シクラメンを見る度に思い出します。

 

今週も、ありがとうございました。
今日は金曜日で、クリスマス。
チャートを横目に、楽しいひとときをお過ごしください。
そして、よい週末を。

天野 愛菜(まな)