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イラン制裁の再発動。トランプ大統領が署名

こんにちは。天野愛菜です。

昨日、トランプ大統領がイランに対する経済制裁の一部を再発動する大統領令に署名しました。

大統領令が実効されるのは今日の日本時間の午後1時。

ここでの問題はこの経済制裁の再発動が、アメリカだけではなく、イランと取引のある国々に対して、「自動車や貴金属の取引停止を求め、イラン政府による各国の銀行を通じたドルの獲得を禁止する。」といもので、11月には「イラン産原油の取引停止」も視野に入っています。

 

それを受けたEUの対応について日本の報道では、EUはアメリカに協調しない、となっていますが、欧州の経済サイトを閲覧すると、

「EUは域内の企業を守るために『ブロッキング規制』を発動して体裁を整えながら、トランプ大統領に協調する」

となっていて、それよりも、中国がイランとの取引を今のところ継続する構えを見せているところに焦点をあてています。

 

為替市場は中国の出方を注視しています

しかし中国は、このトランプ大統領によるイランの経済制裁を対中貿易制裁緩和のカードとして温存しているとの見方が市場にはあるようです。

中国がアメリカに同調するような報道が出れば「ドル高」。上海総合も上昇。

対中貿易制裁と同様に、徹底抗戦の宣言でドルは一時的に急落します。

気になる出来事

日本は原油の80%をペルシャ湾から輸送していますが、最近になってそのペルシャ湾の出口にあたるホルムズ海峡で、イラン系とみられる海賊による航行の妨害行為が始まったというニュースが中東発で配信されました。

これが中東の火種と意識されるとドル安円高の流れとなりますので、イランに関するニュースの中でも注意していてください。

昨日のトレード 利益31銭

第2ターゲットの手前で折り返し

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昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
設定レンジの上限は111.36円。下限は111.20円。
上限越えのターゲットは、111.42円、111.56円、111.72円。
下限越えのターゲットは、111.10円、110.98円、110.80円。
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昨日はあまりにも動かないので、「愛菜の3MAトレード」で5分足チャートを使ってトレードしました。

 

111.30円で「買い」。

第1ターゲットの111.42円は越えたものの、RSIなどのオシレータ系のインディケーターは下がっているのに上昇。

たまにあるパターンで、ダイバージェンス発生要因なので、そういうとき私は、70ティックか1分足チャートでトレードしています。

結果的に昨日の高値となった111.52円から下がった111.50円で「決済」。20銭。

 

それから3度目の正直といかなかった111.50円を付けて下落したので、安心して111.46円で「売り」。

5分足チャートのローソク足が一気に伸びきった111.35円で「決済」出来ました。11銭。

 

昨日は午前0時を前にしておしまい。合計31銭の利益でした。

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

8月7日 (火曜日)
米国 中間選挙の候補者を選ぶ予備選挙(カンザス・ミシガン・ワシントン・ミズーリ)

14:00
日本 6月景気先行指数(CI)・速報値
日本 6月景気一致指数(CI)・速報値

15:00
ドイツ 6月貿易収支
ドイツ 6月経常収支
ドイツ 6月鉱工業生産(前月比)

翌4:00
米国 6月消費者信用残高(前月比)

 

2018/08/02(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.40円。下限は111.25円です

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)に注意

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「ドル円・日足」上値の重さが意識されている状態

20180807_duy_p

今日のトレード戦略

現在の為替市場は、どうしていいかわからない、というのが正直なところではないでしょうか。

一口にアメリカの株価は堅調といっても、その内容をみると業種によって大きな差があるので、為替市場としてはつかみ所が見えてきません。

 

今日は設定レンジを越えてからトレード開始です。

 

設定レンジの上限を越えたら、111.49円、111.58円、111.70円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、111.16円、111.11円、111.01円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。

 

ドル円。今日は動いてくれるといいですね。

愛菜