こんにちは、天野愛菜です。

今日は月末。そして明日からの10月は「米中貿易戦争」における追加関税の影響が現れている経済指標が目白押し。
頑張ってトレードしたいと思います。

今週は「米国の実体経済よりも強気のトランプ大統領」が主導して、4日の雇用統計に向かってドル円は動いていくのかな、と思っています。

中国の野望

このことはblogで何回か取り上げていますが、
「中国の野望。それは人民元をドルに代わって世界の基軸通貨にすること。そして人民元をバンバン印刷して世界制覇!」。
この話は日本のメディアは書きませんが、欧米の経済誌にはよく出ています。

中国による人民元の世界基軸通貨を目指す政策においては、域内では人民元でしか決済できない「一帯一路政策」と、失敗しかけている「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」ですが、欧米では、各国に極左政権を樹立することに資金を投入している中国の暗躍が指摘されています。

欧州でも実際に行われていますが、その最初の成功例はお隣、韓国の極左・文在寅大統領政権の樹立と言われています。
今、日本のネットユーザーの間では、韓国経済の危機が盛んに言われていますが、文在寅大統領は意に返えさず。
その理由は、
「近い将来、韓国はウォンを捨てて、人民元を韓国の自国通貨にする密約がある。だから今年に入ってから中国に対する輸入代金が未払いでも中国は文句をいっていない。」ということらしいです。

トランプ大統領の弾劾

その極左政権の樹立につながってくるのが、「トランプ大統領の弾劾」なのです。
えっ?えっ?って感じでしょう。

先週、ペロシ米下院議長の「トランプ大統領の正式な弾劾尋問を決定」というニュースがあがりましたが、この決定は異例中の異例

普通なら、弾劾尋問を決定するために、下院の弾劾委員会の採決を求めるのですが、それをしなかった。
共和党が過半数を得ている上院で3分の2以上の賛成がなければ、弾劾を行えない。

つまりペロシ米下院議長にとっては負け戦ということがはじめからわかっているのですが、結局は民主党内の極左議員グループに押し切られました。

そして「弾劾尋問決定」を切っ掛けにして、それまで民主党の大統領候補の最有力であったバイデン元副大統領が、今回の弾劾の主題であるウクライナ問題で名前が上がって、支持率が急落
それに代わって、先々週の調査で2位に浮上していた極左のウォーレン候補が、週末の調査で見事1位となりましした。

アメリカでも着々と、極左政権への中国の目論見が実行されていると言われはじめました。

 

余談ですが、アメリカに極左政権が誕生したら、当然世界はパニックになりますが、わたしたちは大丈夫。
ドルを売って売って売りまくれば、大儲けです。(笑)。

先週金曜日(27日)のトレード 利益1円25銭

☆達成ターゲット/上限・第4ターゲット

先週金曜日(27日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.82円。下限は107.66円。

上限越えのターゲットは
107.88円、107.95円、108.05円、108.12円。
下限越えのターゲットは
107.58円、107.50円、107.43円、107.35円。

設定レンジ内のバランスラインは、107.78円。

———-日本時間———-
1回目 14:10
設定レンジ下限107.66円→設定レンジ上限107.82円。「買い」16銭。

ここでエントリーした理由。
12:57から107.69円を中心にして停滞。市場はThinkingタイム。
13:32から4分間はまったく動かず。ボリンジャーバンドは収束。
この間、39分間。こういう場合は必ず大きく動く前兆ですから集中して集中。
とっても疲れる時間。そして目も乾燥してきて涙が出て来る始末です。

13:37、意を決したように上昇。107.73円まで。しかしそこから設定レンジ下限107.66円まで下落。
1分足チャートで見て、ボリンジャーバンドが収束しはじめたところでの動きは「観測気球」なので絶対に手を出してはいけません。
案の定、下がりましたでしょう。
そして13:48から13:55まで、設定レンジ下限107.66円で停滞。
この時点でも、これから上に行くか下に行くかわかりません。

この日はblogに書いた通り、欧米時間には「ドル買い」。
しかし時計を見ると13:55。
これが14:50くらいなら、安心の「買い」なのですが、「いつも」でいうとまだ早い。
頭によぎっていたのは「売り」。
チャートをガン見。15:56。瞬間で1銭の窓開き上昇。
この瞬間で「買い」を確信しました。

ここでわたしは、設定レンジ下限106.66円に「買い」ポジション。
14:10分に見事に「ヒット」
そしてこの日の上昇が、開始されたのでした。

結局、エントリーのタイミングを待ち構えた12:57から、1時間13分後にやっと参入出来ました。

———-欧米時間———-
2回目 16:51
設定レンジ上限107.82円→上限・第4ターゲット108.12円。「買い」30銭。

1回目の決済から107.78円まで下落して、停滞。
この時点で価格は5分足も15分足チャートも移動平均線(21)の上でした。
わたしの狙いは、直近の高値107.86円を目標にした、トリプルトップに向かう下値からのエントリー。
16:40に107.86円を付けたところで、設定レンジ上限107.68円に「買い」ポジションを作りました。
そして「ヒット」。
17:00には、15分足の移動平均線(21)が移動平均線(26)をうわ抜けました。
こうなると安心のトレードです。

安心と言っても、急落に備えて15分足の移動平均線(21)にストップを移動させながらです。
そしてそのまま、上限・第4ターゲット108.12円で「決済」するまで放置でした。
この決済は、108.17円から戻ったところでした。19:45。

ここで夕食&お風呂タイム。

3回目 21:30 「愛菜の経済指標トレード」
上限・第3ターゲット108.05円→上限・第4ターゲット108.12円。「買い」7銭。


21:30 米国経済指標

□8月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比]*
 結果:1.4% 予想:1.4% 前回:1.4%
▼8月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比]*
結果:0.1% 予想:0.2% 前回:0.2%
□8月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前年同月比]*
結果:1.8% 予想:1.8% 前回:1.7%
▼8月 個人所得 [前月比]*
 結果:0.1% 予想:0.4% 前回:0.1%
△8月 個人消費支出(PCE) [前月比]*
結果:0.4% 予想:0.3% 前回:0.6%
△8月 耐久財受注 [前月比]*
結果:0.2% 予想:-1.0% 前回:2.1%
△8月 耐久財受注・輸送用機器除く [前月比]*
結果:0.5% 予想:0.2% 前回:-0.4%

ここで一段の上昇に期待していましたが、伸びきらず。慌てて決済&ドテンしました。

4回目 21:32
上限・第4ターゲット108.12円→108.02円(Pivot 1H・S3)。「売り」10銭。

これは素直なPivotトレード。

5回目 21:51
108.02円(Pivot 1H・S3)→108.13円(Pivot 1H・R1)。「買い」11銭。

これも素直なPivotトレード。

6回目 0:36
上限・第4ターゲット108.12円→バランスライン107.78円。「売り」34銭。

blogで書いた通り、ドル売りを待って上限・第4ターゲット108.12円に作っていた「売り」ポジションが、突然ヒットしたというラッキートレードでした。
バランスライン107.78円を、勢いで瞬間付けて上昇。

7回目 1:00
上限・第3ターゲット108.05円→上限・第1ターゲット107.88円。「売り」17銭。

ここで、前回の発射台まで届かないことを見定めて「売り」。
急落して元の位置まで戻らなければ、相場は下降、というパターン。
最終的には設定レンジ上限107.82円までいきましたが、その直前で何度も跳ね返されたので、戻ったところの上限・第1ターゲット107.88円で決済しました。
その理由は、眠たくなったから。(笑)。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

9月30日(月曜日)
仏国 シラク大統領死去で「国喪の日」

17:30 英国 4-6月期 四半期国内総生産(GDP、改定値)
22:45 米国 9月 シカゴ購買部協会景気指数

10月1日(火曜日)
日本 消費税10%に引き上げ
中国 中国建国70周年・国慶節(~7日)

08:50 日本 7-9月期 日銀短観
13:30 豪国 豪中央銀行、政策金利発表
16:55 独国 9月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
18:00 欧州 9月 消費者物価指数(HICP、速報値)
23:00 米国 9月 ISM製造業景況指数

10月2日(水曜日)
独国 ドイツ主要経済研究所秋季経済予測発表
21:15 米国 9月 ADP雇用統計

10月3日(木曜日)

16:55 独国 9月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
18:00 欧州 8月 卸売物価指数・小売売上高
23:00 米国 9月 ISM非製造業景況指数

10月4日(金曜日)
日本 臨時国会召集・安倍首相/所信表明演説

21:30 米国 雇用統計

2019/09/30(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.00円。下限は107.85円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
108.11円、108.22円、108.32円、108.43円、108.50円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
107.78円、107.66円、107.50円、107.42円、107.34円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、107.93円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日注目されている価格は、月末、7-9月期末ということで、NYカットオプションの107.50円と108.00円。
今日の海外勢のドル売り派の狙いは、107.50円の買いを捌いてのストップロス売り。
これはユーロドルも同じような狙い。
そして「米国10年債利回り」は、強めの低下を示しています。

しかし一方の海外勢のドル買い派は、108.00円上のトライを諦めていません。
そしてさらに高見を目指してからの急落で、107.50円を割り込み狙い。

どっちも最終的には「売り」狙いじゃんという感じ。

機関投資家の方は、第4ターゲット108.43円付近の攻防戦からの下落が望ましいと言っていますが、はたしてそういう展開になるかです。

今日のわたしは、設定レンジ上限108.00円までの上昇にはお付き合いして、それからは「売り」、さらに上昇しても高値からの「売り」でいきたいと思っています。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

週末はゆっくりするどころか、海外からお客さまがいらっしゃたので東京に出ました。

東京スカイツリーから鎌倉と、ちょっと離れているけどわたしの得意なコースにご案内しました。
近代の東京と古風な鎌倉。その落差がよかったみたいで、喜んでくださいました。

そして今日は沖縄に帰るつもりでしたが、台風の影響を言い訳にして、しばらくは東京にいるつもりです。

材木座の夕暮れ。
サーファーの皆さんが、海岸で帰り支度に忙しくしていました。

今週もがんばりましょう、ね。

天野 愛菜(まな)