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2018/01/24(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.35円。下限は109.86円です。

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昨日のトレード

昨日は、設定レンジの下限からの「戻り売り」を3回と110.40円からの「売り」で合計60銭の利益でした。

ねっ、設定レンジを越えると動きが出で来るし利益も出しやすいでしょう!?

ユーロドルの動き

ユーロドルが2014年5月1日に1.39930ポイントの高値を付けて、昨年2017年1月1日(日本時間)に1.03401ポイントの最安値から反転して今日にいたっています。

2014年の欧州は、ロシアがウクライナに侵攻して大騒ぎでした。

それからの2年半というものは、ECB/欧州中央銀行が懸命に舵取りをして危機的状況を乗り切ってきました。

その間に漁夫の利を得たのはアメリカと中国。

とくに中国は欧州からのリスク回避の投資があったり、また中国の資本を欧州は受け入れたりと欧州各国との経済の結びつきが強くなりました。

2010年に高級車ブランドの「ボルボ」を買収した中国は、その時のノウハウを最大限に生かして、イタリアのタイヤメーカーの「ピレリ」やファッションブランドの「フェラガモ」。イギリスのヒースロー空港やフランスのトゥールーズ空港、ギリシャのビレウス港、国際的リゾート企業のクラブメットにも出資。大小合わせれば数え切れないほどの欧州企業を買いあさっていきました。

結局、いまだに損をしているのはロシアだけ。

ECB/欧州中央銀行は更なるユーロドルの上昇を目論んでいます

そのような背景があって、EBC/欧州中央銀行は中国にとても気を遣いながら、ここまで欧州経済を牽引してきて、やっと今は一息ついている感じです。

そうはいってもユーロドルは2014年当時の半分くらい。「半値戻し」といったところでしょうか。

ですから国際経済ジャーナリストの方々は「現在のユーロは天井」と言われていますが、しかしECB/欧州中央銀行はまだ上を目指しているので、一度は調整反落があるとしても、ユーロドルは再度の上昇に挑んでくるのではないでしょうか。

つまりドル円は、上昇しても下落の可能性はまだまだ残されているということです。

 

本日のトレード

欧米勢が狙う上の節目は、110.25円

「設定レンジの上限」の110.35円。上限を越えたら110.60円

下値は、「設定レンジの下限」の109.86円109.64円109.50円109.35円です。

欧州勢の今週は、もがいている感じですから振り回されないように。

そしてアメリカ勢は、欧州勢の参加者が減ってきたところを見計らって今日の方向性を出してきますから、トレンドが形成されたらしっかりとついていきましょう。

今日も頑張りましょうね。愛菜。