常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

「円高」基調が本物になってしまうのか

こんにちは。天野愛菜(まな)です。

今の為替相場の基調は「ドル安」というより、他の通貨ペアを見ても「円高」なんです。

しかし昨日と今日の動きを見ていると、日本の金融機関は「円安」方向に誘導しています。

昨日の仲値は108.41円。今日は108.71円。

仲値とは、銀行などの金融機関が午前9時55分頃に発表する顧客との「外国為替取引の基準レート」のことですが、おおむね日本時間の午前中はその価格に一旦は集約されます。

昨日は功を奏して、午前10時に仲値108.41円は軽くクリアーしてそれから上昇相場を作れました。

今日も午前10時には仲値108.71円を付けたのですが、その後下落。

ところが正午過ぎに、世界中の投資家が恐れている日本の個人投資家軍団「ミセス・ワタナベ」がお昼休みの時間を使って参入。

一気に108.71円を抜けて12時20分前には108.80円まで上昇しました。

しかし設定レンジの上限を押し上げるまでにはいきませんでした。

今日は、日本の金融機関が設定した「円安誘導」の108.71円をそのままキープ出来るのか、

それとも世界的な流れの「円高」に向かうのか、興味のあるところです。

昨日のトレード

昨日は、設定レンジの上限108.78円を越えたのが午後7時過ぎに108.80円で「買い」。

しかし第一ターゲットの108.98円まで0.6銭届かず108.974円。

もうダメ、と思って108.95円で「決済」。15銭。

午後9時過ぎに再度設定レンジの上限108.78円を上抜けたので108.80円で「買い」で、ストップを108.78円において、今日の動きはわからないなぁ、と思って放置。

そうしたら午前0時過ぎに第一ターゲットの108.98円に到達。

今日はおしまい、と思い切って「決済」しました。18銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

5月31日(木曜日)
G7先進7カ国 財務相・中央銀行総裁会議(於;カナダウィスラー、-2日)

14:45
スイス スイス1-3月期GDP(前期比)
スイス スイス1-3月期GDP(前年比)

16:00
スペイン スペイン1-3月期GDP・確報値(前期比)
スペイン スペイン1-3月期GDP・確報値(前年比)

18:00
ユーロ圏 ユーロ圏4月失業率
ユーロ圏 ユーロ圏5月消費者物価指数(HICP)・速報値

20:30
米国 米5月チャレンジャー人員削減予定数(前年比)

21:30
米国 米4月個人所得
米国 米4月個人消費支出
米国 米4月コアPCEデフレーター
米国 米新規失業保険申請件数
カナダ 加1-3月期GDP(前期比)
カナダ 加3月GDP

22:45
米国 米5月シカゴ購買部協会景気指数

23:00
米国 米4月中古住宅販売保留件数指数

翌0:00
米国 米週間原油在庫

2018/05/31(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.90円。下限は108.53円です。

「ドル円/今日の設定レンジ」設定レンジの上限が上値の目標

20180531_1uy_p

「ドル円・日足」設定レンジ下限の108.63円が意識されています

20180531_duy_p

今日のトレード戦略

午後9時30分の4月の個人所得と個人消費支出は、4月に所得税還付があったので「良好」なはずなので上がっても下がる可能性がありますから気を付けて。

そして海外の経済ニュースは、原油価格の動向に注目しています。

そこで今晩午前0時の「米国週間原油在庫」の発表で為替が大きく動くことも予想されているので注意が必要です。

日本もレギュラーガソリンの価格が150円になったとお昼のニュースにありました。

余談ですが、民主党政権のときに啖呵を切った「レギュラーガソリンの価格が150円以上になったら、ガソリンの価格に含まれているガソリン税のうちの暫定税率分を非課税にする」という話はどうなっているんだろう、と思っています。

 

設定レンジの上限を越えたら、109.07円、109.15円、109.48円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、108.35円、108.11円、107.98円をターゲットとします。

今日も頑張って、少しでもいいですから稼ぎましょう

愛菜