常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

最近、設定レンジについてのお問い合わせの波が押し寄せてきているので、あらためてお伝えしたい、と思います。

先日、石黒さんへ返信した内容のコピペに加筆修正しました。
でも決して、手抜きではありません。(^_^)/。

設定レンジ

 

設定レンジの基本は、ニューヨークボックスと言われているもので、5年ほど前までは、日本時間の「午後2時から午後9時まで」のニューヨークの動きを中心として設定されていました。

しかし現在では、日本時間の午前6時から正午までをボックスとした設定が主流となっているので、「ジャパンボックス」と呼ぶ人もいます。

その変更の主な理由は、日本の機関投資家や、「ミセスワタナベ」という言葉に代表される個人投資家の存在が、為替市場に大きな影響力を持つようになったのもひとつの理由です。

 

この時間帯にはー

① アメリカの個人投資家が、仕事を終えて帰宅した後のトレード結果が反映されています。つまりクローズしたニューヨーク市場の流れを受け継いでいるのです。
アメリカ人トレーダーの就寝時間を現地時間の午後11時とすると、日本時間の正午となります。(夏時間の場合)

② オセアニア時間の資源国通貨の動きが反映されたドル円。

③ 午前8時50分の「日本の経済指標」

④ 午前10時の「日本の金融機関の仲値」

⑤ 中国の人民元と株価の動向

⑥ 日本の個人投資家、専業トレーダーの動向

― が凝縮されているのです。

為替市場は日本時間から欧米時間まで連続しています。

この「設定レンジ」には欧米の機関投資家の関与がないので、欧米のトレーダーが毎日取引を始める際に、最初に大きな抵抗線や支持線として、自分のチャートに線を引きます。

設定レンジを越えると、その日の欧米勢の買いか売りか、という方向性がはっきりしてくるのです。

つまり「トレードのチャンスですよ」ということです。

 

実際には設定レンジを越えてすぐに戻ったり、出たり入ったりを繰り返すこともありますが、それはギリギリまでせめぎ合っているということで、方向性が決まったら大きく動く予兆とも考えられています。

この設定レンジは「3日間のチャレンジライン」と欧米の個人投資家の中で言われていて、数日間の隠れたトレンドラインなのです。

ターゲットライン

今日のトレード戦略で、上下に各三本のターゲットラインを設けています。

これは決済の目標価格です。

ターゲットラインは、適応型移動平均線の変動値と1日単位のピボットとから算出しているのですが、本当は毎時間、1時間ピボットを使ってチャートをみていただければもっと正確となります。

最近では、ドル円の変動幅が小さいので、その分ターゲットラインも狭めに設定。

ですから大きく儲けることはありませんが、確実に利益を取っていただければと思っています。

 

昨日のトレード 利益51銭

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昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
設定レンジの上限は110.95円。下限は110.70円。
上限越えのターゲットは、111.14円、111.27円、111.43円
下限越えのターゲットは、110.58円、110.40円、110.28円
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昨日は設定レンジを越えてからの動きが小さくて疲れました。

設定レンジ上限110.95円から「買い」で入って第1ターゲットの111.14円で「決済」するまで3時間。19銭。

それから「愛菜の3MAトレード」で3MAがローソク足を覆った111.10円からの「売り」で、設定レンジ上限110.95円で「決済」15銭。

午前1時過ぎに再度、設定レンジ上限110.95円から「買い」で、第1ターゲットの手前で下がった111.12円で「決済」。17銭。

 

ゆっくりとした動きだったので、チャートから目を離すわけにもいかず悶々としながらのトレードでした。

合計51銭。

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

8月10日(金曜日)

13:30
日本 6月第三次産業活動指数(前月比)

17:30
香港 4-6月期四半期域内総生産(GDP)(前期比)
香港 4-6月期四半期域内総生産(GDP)(前年比)

17:30
英国 6月貿易収支
英国 6月鉱工業生産指数(前月比)
英国 6月製造業生産指数(前月比)
英国 4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
英国 4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
英国 6月月次国内総生産(GDP)(前月比)

21:30
米国 7月消費者物価指数(CPI)(前月比)
米国 7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
米国 7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
米国 7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)

翌3:00
米国 7月月次財政収支

8月11日(土曜日)
米国 中間選挙の候補者を選ぶ予備選挙(ハワイ)

 

2018/08/10(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.17円。下限は110.85円です

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)に注目です

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「ドル円・日足」方向感が見られません

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今日のトレード戦略

欧米のトレーダーさんたちは、バカンスに心が奪われているようです。

しかし今日は、油断しないでトレードしましょう。

 

設定レンジの上限を越えたら、111.25円、111.34円、111.47円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、110.78円、110.70円、110.58円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。

 

明日からお盆休み

よい夏休みをお過ごしください。

愛菜