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第3弾 対中貿易制裁の発動は9月24日

こんにちは。天野愛菜です。

昨日は「対中制裁関税の発動」の観測から小動きでした。

市場では、午前1時の発動を想定していましたが、
午前4時にトランプ大統領が「マーケット終了後に終了後に発表する」とコメント。

トランプ大統領の市場の混乱を避けたいという考えが好感されて、緩やかな下降となりました。

午前7時40分。
「2000億ドル相当の対中追加関税を24日に発動。当初は10%」と発表。

ロイターさんは次のように配信。

・米アップル、フィットビットの腕時計端末、自転車用ヘルメットなど、一部の消費者向け製品は適応除外となる。

・9月24日に発動する追加関税の税率は年末には25%になる。この間に米国企業はサプライチェーンの調整を進めることが出来ると政府高官。

市場の反応は限定的でした。

トランプ大統領には、このように市場の安定を考えながら発言していただければ、小さな投資家にとっては大変にありがたいと思いました。

そしてロイターさんの一昨日のニュース通りとなりました。

反トランプ政権のロイターさんですが、今回は情報のみを的確に配信してくれたので、裏読みの必要もなく、発表後の市場には情報の錯綜もありませんでした。

今回のロイターさんの報道は五つ星でした!(偉そうにスミマセン)

 

ここで貿易問題を簡単に整理します

大別すると、EU・カナダ・日本と中国との二極化が鮮明になっています。

EU・カナダ・日本とは中間選挙を見据えた短期戦。中国とは長期戦

対EU・カナダ・日本

EU・カナダ・日本に対する要求は、自動車輸入関税25%をちらつかせた「アメリカ製品の購入拡大」

各国は11月6日の中間選挙に向けて、トランプ大統領に花を持たせようと試行錯誤中。

実際に自動車輸入関税25%はあり得ない話で、それは譲歩してもらう国のメディアが国民に恐怖を煽って「その程度なら仕方ないか。」とスムーズにアメリカの要求を飲めるような雰囲気作りのための道具です。

対中国

一方の中国に対する要求は

① 補助金の大量投入による「中国製造2025」の取り下げ

② 知的財産侵害の取りやめ

―中国はそれに対して応じる気配はまったくありません。

 

中国に市場経済を持ち込めば中国も資本主義国になるだろう、としたかつてのアメリカの政策の過ちが論議されているくらい根本的な政策変更が基底にあります。

中国も「ハイテク分野で世界の覇権を握る」なんて公言しなければよかったのに、虎の尾を踏んづけている形です。

そのハイテク分野で中国は覇権を握るなら、中国独自の基礎研究からはじまったものであればアメリカもここまでしませんが、今の中国の技術のすべてが欧米と日本の技術の盗用。

日本が中国に輸出した新幹線の技術を、中国が開発したものとして国際特許を申請するなどの事例には枚挙にいとまがありません。

 

今やデータを握る会社が世界を操る、といわれているくらい、ハイテク分野はこれからの世界の支配図を一変させてしまうくらいの脅威があります。

そのことを承知した上で中国は、世界の覇権王であるアメリカに挑戦状を突きつけた訳ですから、この問題は中間選挙後も続きます。

昨日のトレード ノートレード

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.12円。下限は111.93円。
上限越えのターゲットは
112.16円、112.28円、112.42円。
下限越えのターゲットは
111.83円、111.66円、111.53円。

私も頑張る、なんていっておきながら、マキちゃん主催の「敬老会」に、想定を越えた人たちがお集まりになって、私もお手伝いにかり出されました。

チラチラとチャートを見ていましたが、とてもトレード出来るような状況ではありませんでした。

―ごめんなさい。

沖縄の飲酒に検問は朝から開始

そして朝までスタッフのみなさんの慰労会。

私は沖縄に来てはじめて知りましたが、沖縄のお酒の検問は、朝方から始まって午前中までやることが多いそうです。

通勤途中で捕まることも頻繁にある、と言っていました。

 

そういうことで、朝の6時に車の代行運転が8台も、マキちゃんのお家の前の道路に並んでいました。

一斗樽に入った泡盛の古酒60度がひと晩で空っぽ。

沖縄の人たちは本当にお酒が強い!

 

今でも私の身体は、疲労感満載ですが、とっても楽しい一日になりました。

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

9月18日(火曜日)
日本 日銀・金融政策決定会合(~19日)
日本  基準地価
北朝鮮 南北首脳会議
米国  第73回国連総会(~10月1日)

16:15
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

23:00
米国 9月NAHB住宅市場指数

2018/09/18(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.00円。下限は111.66円です

「ドル円/今日の設定レンジ」テクニカルは上昇

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「ドル円・日足」112.16円が抵抗線

20180918_duy_p

 

今日のトレード戦略

今日の注意点は、昨日のブログでも書きましたが、「一方の中国の出方」です。
急落注意です。

設定レンジの上限を越えたらー
112.07円、112.16円、112.26円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
111.55円、111.46円、111.35円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。

 

今日は頑張ります!

愛菜