常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

メイ首相からの「英国海軍艦艇を日本海に派遣する」との約束

こんにちは。天野愛菜です。

私がロンドンにいたときに安倍首相が英国訪問。
10日に行われた安倍首相とメイ首相と会談ではさまざまな取り決めがありましたが、そのなかでメイ首相に感謝の気持ちを寄せたのは、「英国海軍の艦艇を日本海に派遣する」という約束。

昨年12月20日。韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊P-1哨戒機に対して火器管制レーダーを照射しました。
この話は英国でも報道されていて、その後の韓国の反論に対して英国の軍事評論家は、「韓国の言い訳は国際軍事社会ではまったく通用しない、赤子の弁明。」といっていました。

そのなかで私が驚いたことは、
「日本の排他的経済水域で、韓国船は北朝鮮船に大量の物品を日常的に引き渡している。それを警護していた韓国軍が、日本軍(そう言っていました)を追い払うためのレーダー照射であった。」と断定していたことです。

 

英国海軍艦艇の日本海への派遣は、日本の新聞では中国の海洋進出への牽制となっていますが、英国では「自衛権しか持たない日本軍支援」と言っていました。

 

昨日は、レーダー照射を巡ってシンガポールで行われた日韓実務者協議」で韓国は「われわれも威嚇飛行をする」と日本に対して恫喝してきました。
韓国は英国でも日本の悪口を言い続けていますが、国際的な視点で自分たちの行いを客観的にみる、ということが出来ないのでしょうか。

また他の軍事評論家は、「韓国軍が、英国海軍に対して日本軍にしたようなレーダー照射を行ったら、即時に韓国艦艇を撃破するだろう。」ともいっていました。

―スッキリ!

ニューヨークでもそうでしたがロンドンでも安倍首相の海外貢献には高い評価があって、そのことが結果的に日本に対する海上警護支援となったことに嬉しさを感じました。

韓国の化粧品は、安くて品質もいいのです。
だから私としては、韓国の反日行動はとっても残念なのです。

韓国内のフラストレーションを、日本に向けてほしくないな。

こっちにだって感情はあるんだから。

昨日の主な経済指標の結果

22:30 ニューヨーク連銀製造業景気指数
結果:3.9 予想:10 前回:10.9
⇒とても悪い結果で急落しましたが、しかしすぐに上昇しました。

昨日のトレード 利益92銭

○上限。ターゲット オールクリア

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.46円。下限は108.14円。

上限越えのターゲットは
108.56円、108.60円、108.71円。
下限越えのターゲットは
108.06円、108.00円、108.88円。

設定レンジ内のバランスラインは
108.40円、108.21円。

———-日本時間———-
1回目 12:00
設定レンジ上限108.46円→第3ターゲット108.71円。「買い」25銭。

———-欧州時間———-
2回目 15:30
第3ターゲット108.71円→バランスライン108.40円。「売り」31銭。

———-米国時間———-
3回目 22:30
第1ターゲット108.56円→バランスライン108.40円。「売り」16銭。

4回目 0:00
第2ターゲット108.60円→バランスライン108.40円。「売り」20銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

1月16日(水曜日)
ユーロ圏 12月欧州新車販売
米国企業決算・金融 ゴールドマン・サックス/バンク・オブ・アメリカ/USバンコープ

8:50
日本 12月国内企業物価指数(前月比)
日本 12月国内企業物価指数(前年同月比)
日本 11月機械受注(前月比)
日本 11月機械受注(前年同月比)

13:30
日本 11月第三次産業活動指数(前月比)

16:00
ドイツ 12月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)
ドイツ 12月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)

18:15
英国 カーニー英中銀(BOE)総裁、発言

18:30
英国 12月消費者物価指数(CPI)(前月比)
英国 12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
英国 12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
英国 12月小売物価指数(RPI)(前月比)
英国 12月小売物価指数(RPI)(前年同月比)
英国 12月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)

21:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

22:30
米国 12月小売売上高(前月比)
米国 12月小売売上高(除自動車)(前月比)
米国 12月輸入物価指数(前月比)
米国 12月輸出物価指数(前月比)

24:00
米国 11月企業在庫(前月比)
米国 1月NAHB住宅市場指数

翌4:00
米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

♥ 愛菜の用語解説 ♥

英国・消費者物価指数

消費者物価指数は、経済用語ではCPI(Consumer Price Index)。
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。
発表元は、国家統計局。
最近はブレグジットを控えているので注目度は高く、EU経済牽引しているドイツの指標よりもドル円に影響を与えます。

米国・小売売上高

国内総生産(GDP)の7割を占める「個人消費トレンド」を表す指標。
変動が激しい自動車を除いた指標の方が重視されています。
発表は、商務省。
サンプルデータが少なくサービス業が除外されていて、さらに月ごとの変動が激しいので経済全般までは把握出来ません。
しかし先月のデータを基礎とした速報値なので、現在の経済状況の判断に使われます。

米国・輸入物価指数

米国が外国から輸入した非軍事物資、サービスの価格変動を指数化したもの。
発表は、米国労働省。
一般的な経済効果の考え方としては、輸入物価指数→生産者物価指数→消費者物価指数と波及していくので、インフレ動向を知る上での先行指数といわれています。
しかしこの輸入物価指数は、為替レートの変動の影響を受けているので、前月比といっても、実際はその比較が難しいのです。
そのため結果が、市場予想と余程かけ離れていない限りは、ドル円が大きく動くことはありません。

米国・輸出物価指数

輸出価格指数は、米国の輸出製品・サービスの価格を指数化したものです。
発表は、米労働省。
輸入物価指数の対象品目と違って、軍事物資も含まれます。
またこの輸出物価指数も、生産者物価指数や消費者物価指数為替レートの変動を受けているので前月比との比較が難しいため、この指標の発表でドル円が動くことはめったにありません。

企業在庫

報告される月末の在庫について、小売業者や卸売業者および製造業者の調査にもとづいて計算される企業在庫の増減数値のこと。
米商務省センサス局が発表。

この企業在庫は、卸売在庫とならんで指標結果の判断が難しいのが特徴です。
在庫増加が、売れ行きが悪くなったためなのか、今後の売れ行きを見込んで在庫を増やしたのかわかりません。
また在庫の減少についても、売れ行きの落ち込みを見込んで在庫を減らしたのか、予想以上の売れ行きが原因なのか、結果からではわからないからです。
その見方の優劣で相場は動きます。

NAHB住宅市場指数

米国の不動産業者(住宅建設業者)の景況感を示す経済指標のこと。
発表は、NAHB=全米住宅建設業者協会。
NAHB住宅市場指数の上昇は、今後の景気拡大や住宅価格の上昇を見込んでいる人が多いということで、ドル買いの要因。

米地区連銀経済報告(ベージュブック)

米地区連銀経済報告(ベージュブック)とは、地区連銀経済報告のこと。
米国の12の地区連銀が管轄地域の経済状況を報告する文章のことで、FOMCの討議資料となり、年8回、FOMCが開催される2週間前の水曜日にFRB(連邦準備理事会)が公表します。
12の地区連銀とは、アトランタ・ボストン・シカゴ・ミネアポリス・ニューヨーク・フィラデルフィア・セントルイス・クリーブランド・ダラス・カンザスシティー・リッチモンド・サンフランシスコの各地区連銀のことです。
報告書の表紙がベージュ色をしているため、ベージュブックと呼ばれています。

この米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表は、為替には直接影響しませんが、米国株価や債権が反応するとそれに連動することがあります。

2019/01/16(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.70円。下限は108.42円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
108.76円、108.92円、109.02円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
108.36円、108.28円、108.21円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、108.51円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)に注視

20190116_1uy_p

「ドル円/日足」上値が重いです

20190116_duy_p

愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

ここ数日のアメリカ勢は、設定レンジ下限108.40円付近を底値と考えていて、そこから買い上げ。
その前までは、108.10円が底値と意識されていたので、下値は上がってきています。

しかしそのアメリカ勢でさえも上昇の値幅は30~35銭止まり。
かつての勢いはどうしたのかしら、と思っています。

今日は、設定レンジ重視のトレードを推奨。

設定レンジ下限を下抜けたら、気分は「ドル売り」に傾くでしょう。

上限第1ターゲット108.76円を越えたら、目指せ109.00円です。

そのときに注意することは、第2ターゲット109.92円や第3ターゲット109.00円近くになったら、その手前で「売り」攻勢があるということ。急落注意日です。

 

1時間以内で、バランスライン108.51円からみて設定レンジ上限や下限を越えたらトレンドになります。

ニューヨークに行ったときに教えていただいたのですが、アルゴリズム取引では、価格変動のスピードが重要視されているらしいです。

 

★正午現在★
「ドルインデックス」=中立
「米国10年債利回り」=中立
「ユーロドル」=ユーロ売り/ドル買い
「ダウ先物」=買い

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)