常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

今日はマキちゃんの検診にお付き合いして病院まで行っていたので更新が遅くなりました。

ごめんなさい。

「愛菜の実戦トレード」で書いたように109円をつけました

昨日の最初のトレードはバランスラインからでした。
1時間足チャートのコメントにも書いておきましたが、ちょうど移動平均線(75)がバランスラインと重なったので、今日は行けると思って嬉しくなりました。

「愛菜の実戦トレード」で書きましたが、上限の第1ターゲットを越えたので109円台が視野に入りました。
でもやっぱり、アメリカ勢が参入しないと大台には届きませんでした。

第2・第3ターゲットの手前の「売り」にはうまく対応できましたか?
まぁ自分で書いていたこともあって「下落」に対して身構えていたので、難なくクリアーできました。
そして109円突破。
久しぶりに爽快なトレードでした。眠かったけど…。

今日は設定レンジ内にバランスラインはないのです。
それだけ市場は方向性を決めかねているのではないでしょうか。

イスラム国掃討作戦のための「仇討ち大空爆」の可能性

日本時間の今朝から欧米市場の注目点は、英国のブレグジットからシリア問題に移行しています。

昨日、米軍とクルド人勢力が「イスラム国掃討作戦」の拠点としていたトルコ国境付近のマンビジというところで、駐留米軍に対する「自爆テロ」がありました。

兵士が16人死亡という米軍が2015年にシリアに駐留して以来最悪の事態となりました

シリアからの米軍撤退を宣言したばかりのトランプ大統領にとっては、踏んだり蹴ったりの出来事かと思いきや、「メキシコとの国境の壁建設」の予算問題で、政府機関の一部閉鎖にみられるような「膠着状態を打開出来るチャンス」という欧米のコメントが増えてきています。

つまりー「大空爆」です。

16人の兵士が死亡して、そのまま引き下がるトランプ大統領ではありません。

危ないからといって全軍撤収なんていうはずはありません。

支持率アップには都合もいいでしょう。

民主党も賛成せざるを得ないでしょう。

米兵が亡くなった訳ですから、ロシアも中国も文句は言えないでしょう。

「冷静に対処しましょう」などという国があったら、制裁関税を掛けられるでしょう。

 

このBlogを書いている時点では、英国とフランスが協力を申し出ているようです。

それがいつ行われるか、を市場は注目しています。

大空爆の実行はいつか

そのいつかについては、3つの見方があります。

ひとつ目は、米国株式市場が終る今週末まで待つという意見。
当然、リスク回避で株価は下落するからです。

ふたつ目は、マティス国防長官が辞任した来月早々
なにもわざわざトランプ大統領と対立して辞める人に花を持たせないだろう、という意見。

みっつ目は、今晩から明日にかけて、というもの。
仲間が殺られた報復に昂揚している駐留米軍の意識が冷めないうちにという理由と、電光石火の早業が大好きなアメリカ国民を意識したもの。

いずれにしても当分の間は、エントリーしたらチャートから目を離さないことです。

 

個人的には、再空爆が実行されるとますます世界が混沌としてくるだけなので、アサド政権がアメリカから資金を担保してもらって、内戦終結に向けて領土割譲ぐらいの覚悟で臨めばいいのにな、と思っています。

そもそもイスラム国は、アメリカがいちゃもんをつけてサダムフセインを打倒したときに追い出された官僚組織が母体となっている国なのだから…。

恨みが恨みを生んでいます。

 

 

昨日の主な経済指標の結果

18:30 英国 
12月 消費者物価指数(CPI)[前月比]*
結果:0.2% 予想:0.2% 前回:0.2%

12月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]*
結果:2.1% 予想:2.1% 前回:2.3%

12月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]*
結果:1.9% 予想:1.8% 前回:1.8%

12月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) [前年同月比]*
結果:2.5% 予想:2.4% 前回:2.4%

12月 小売物価指数(RPI) [前月比]*
結果:0.4% 予想:0.5% 前回:0%

12月 小売物価指数(RPI) [前年同月比]*
結果:2.7% 予想:2.9% 前回:3.2%

⇒英国経済の底堅さがみられました。

22:30 米国
12月 輸入物価指数 [前月比]*
結果:-1% 予想:-1.3% 前回:-1.6%

12月 輸出物価指数 [前月比]*
結果:-0.6% 予想:-0.7% 前回:-0.9%

⇒商務省の小売売上高が発表されなくてアルゴリズム取引が停止状態(だったという噂)。
ドル円は3分ほど動きが止まって、ドキドキしてしまったのは私だけでしたでしょうか。

昨日のトレード 利益1円1銭

○上限・ターゲット オールクリア

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
108.70円。下限は108.42円。

上限越えのターゲットは
108.76円、108.92円、109.02円。
下限越えのターゲットは
108.36円、108.28円、108.21円。

バランスラインは、108.51円。

———-欧州時間———-
1回目 17:30
バランスライン108.51円→上限。第1ターゲット108.76円。「買い」25銭。

———-米国時間———-
2回目 22:30
第1ターゲット108.76円→第2ターゲット108.92円。「買い」16銭。

3回目 0:00
第2ターゲット108.92円→設定レンジ上限108.70円。「売り」22銭。

3回目 0:45
設定レンジ上限108.70円→第2ターゲット108.92円。「買い」22銭。

4回目 3:00 「愛菜の3MAトレード」1分足と5分足の併用
108.98円→108.85円。「売り」13銭。

5回目 4:15
108.85円→第3ターゲット越え109.15円。「買い」30銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

1月17日(木曜日)
日本 阪神大震災から24年
日本 G20財務大臣・中央銀行総裁代理会議
米国企業決算・金融 アメリカン・エキスプレス/情報通信 ネットフリックス

9:00
日本 黒田東彦日銀総裁、発言

19:00
ユーロ圏 11月建設支出(前月比)
ユーロ圏 11月建設支出(前年同月比)
ユーロ圏 12月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
ユーロ圏 12月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)

22:30
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数
米国 12月住宅着工件数(年率換算件数)
米国 12月住宅着工件数(前月比)
米国 12月建設許可件数(年率換算件数)
米国 12月建設許可件数(前月比)

 愛菜の用語解説 

米国・住宅着工件数

着工建築物の中から住宅だけに特化した指数。
米国商務省が1ヵ月単位の着工件数と前月比で発表します。
住宅投資が活発化すると、それに伴って家具や家電製品などの耐久財の購入も増加するために景気動向と密接な関連性があると考えられています。景気変動や個人消費動向を予測する上でも重要な指標のひとつです。
また住宅着工件数は、金利状況にも左右されていることも覚えておいてください。

米国・建設許可件数

米国商務省が、建設を始めるために取得された許可証数と前月比を、1ヵ月単位で発表。
着工前の件数なので、足元と近い将来の景気判断ができます。
なお住宅の建設許可は、全米すべての地域で必要ではないので、建設許可件数は景気動向の概要として認識されています。

2019/01/17(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.12円。下限は108.87円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.19円、109.32円、109.45円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
108.80円、108.71円、108.60円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」欧米時間待ち

20190117_1uy_p

「ドル円/日足」伸び切れません

20190117_duy_p

愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の経済指標のメインは、本来であれば米国の12月住宅着工件数と12月建設許可件数なのですが、ともに商務省管轄なので、政府機関の一部閉鎖の影響で今のところ発表はないと思います。

米国株価については昨日も書きましたが、アナリストの方々は株価底上げのために米国企業の決算内容を低い予想値で公表しているので、予想と比較した結果で好調を維持するでしょう。

地政学的リスクは、ずばりシリア=イスラム国への空爆です。

いままでも潜在化していたのですが、今日になって顕在化しました。
そして時間が経てば経つほど、現実化してきます。

今日の私のトレードは、設定レンジを重視して「売り」「戻り売り」戦略です。

★午後3時現在★
「ドルインデックス」=買い
「米国10年債利回り」=売り
「ユーロドル」=ユーロ売り/ドル買い
「ダウ先物」=売り

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日は用心しながら頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)