日曜日の朝は、予定がない限り、ゆっくりと起きてブランチです。

このところ、何となく風邪気味かな、と感じているので今日は家の中に引きこもりでした。

そしてご報告。クリスマスの夜は、予定ができました。(^_^)/。
遅い時間になってからですが、美容院のお姉さんが仕事を終えてから家に遊びに来てくれることになりました。
今から楽しみです。

さて日曜日の午後はいつも通り、先週のトレードの反省やこれからの展望を考えています。

最近のドル円は冴えないですけど、一日50銭とか大きく狙わなければ昔みたいに最大瞬間風速に翻弄されることが少なくなった分、利益は取りやすいのではないか、と考えています。

しかし買いのことを「ロング」、売りのことを「ショート」というくらい下落するときのスピードは相変わらず速くて、立ち直りに時間が掛かっているので注意が必要です。

最近のドル円の下落要因を考えてみました。

① アメリカの税制改革法案

先月からもっとも大きく下がる要因となっているのは、アメリカの税制改革法案の先行きに対する懸念材料が報道されたときです。

しかし私たちにその情報が届くのは、しばらく時間が経ってからのことですから、買いでエントリーをしていると突然の下落に呆気に取られている分、損切りも遅くなって降参するしかありません。
でもその代わり、1分足、5分足、30分足、1時間足のすべてで底値を確認できたら買いで参入してじっくり待てば損失の半分以上は取り戻せるので、諦めてはいけないと思っています。

② アメリカ10年国債の利回りの低下

多くのプロトレーダーの方々がコメントされているように、確かにドル円は10年国債の利回りが低下するとつられて下落します。

しかし毎週水曜日に発表されるアメリカの原油在庫量の増減の幅によっては、原油在庫量が原油価格に影響してリスク回避orリスク選好に動いて、ドル円が動いてから国債の利回りが変動することがあります。

アメリカの原油在庫量が減る→原油価格が上がる→国民生活や企業活動に負担となる→アメリカの景気低迷が予想される→為替相場からドルを引き上げて安全資産の国債を買う→利回りが下がる、ということになります。

国債が買われるとなぜ利回りが下がるか

それは、国債は支払われる年間の金利の総額が決められているからです。

例えば、
① 市場で取引をされている国債の総額が1000億円とします。

② その国債にあらかじめ設定されている金利の総額が10億円とします。

③ そうすると、利率で計算すると 10億円÷1000億円×100=1%
(利率の出し方は、部分÷全体×100=%)

④ 景気が悪くなりそうだからと、株やFXに投資している資金を引き揚げて国債を買う人が増えて、国債の総額が2000億円になったとします。

⑤ それでも、その国債にあらかじめ設定されている金利の総額の10億円は変わらないので利率で計算すると 10億円÷2000億円×100=0.5%

儲けは少ないですが、その国が破綻しない限りはもっとも安全な資産である国債が買われる=利回りが下がるということは、潜在的なリスクを感じている人が多いということです。

③ 北朝鮮リスク

一時よりも市場は北朝鮮リスクに馴れてきた様子ですが、依然としてモヤモヤ感はあります。

ですから北朝鮮に関する報道があると下落はしますが、なぁんだ、となって元の鞘に収まるのが最近の相場ではないでしょうか。

取引量が世界最大のユーロドルに対する相場の反応はそれほどでもないですが、日本のお隣さんのことですからドル円は神経質に動きます。

最近ではアメリカ政府や国防総省のコメントよりも、中国の北朝鮮に対する報道の方がドル円を動かしています。

明日からのトレードも頑張りましょう

簡単に私なりのドル円の下落要因をまとめてみました。

明日からはクリスマスを控えた週となって、昨年までは積極的な取引ではなくてポジション決済に重点がありましたが、アメリカの税制改革法案の行方、ダウは最高値を更新しているのに国債が買われている現状、北朝鮮に対する中国の圧力の本気度に注目が集まっていることもあって、いつどのように相場が反応するかもわからないので、油断することなくトレードしていきたいと思っています。