常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

「総量規制」の亡霊

こんにちは。天野愛菜です。

 

「金融緩和政策をこれからも続けていきます。」

昨日記者会見された「日銀の黒田総裁の発言」の主旨はこれにつきます。

さらに金融緩和政策を継続していくために「政策金利のフォワード・ガイダンス」を導入すると表明されました。

フォワード・ガイダンスとは、金融政策の方向性を説明する指針のことです。

今回のように「金利をあげるのではないか」という市場を誘導して混乱を招く憶測的な報道や発言を押さえる狙いがあります。

 

金融機関には、かつて日銀がおこなった「総量規制」に対するトラウマがあるのです。

だからどうしても金利を正常化させたい。

「総量規制」は明らかに日銀の大失敗でした。

アメリカの圧力に屈して自国を顧みることなく、バブルで急成長していた日本の経済に急ブレーキをかけるどころか、高速道路でいきなりバックにギヤをいれたようなものでした。

そのために日本の経済システムは瓦解して、多くの金融機関が破綻して、現在のようなわけのわからない銀行名になったように、再編に次ぐ再編を余儀なくされました。

 

金融機関といえどもあくまで私企業です。

ですから自分の身を守るためになら何でもします。

当時の「貸し剥がし」はひどかった。

銀行が自らを守るために中小企業への貸付金の返済を強要して、多くの自殺者を出しました。

そのときの、日銀の政策の誤りは後に「日本の失われた20年」といわれたように、日本をどん底に落としました。

日銀の過ち

現在の日銀が犯している抜本的な過ちは、インフレ目標を2%としていてそれを修正しないこと。

EUでも1%を挟むインフレ率です。

そもそも2%という数字は、消費税増税に向けて国民を納得させるためのレトリックであった訳ですから、もう必要ないと思います。

 

来年には消費税が増税されて日本の景気はガタ落ち。

政治家は、東京オリンピックに向けた財政出動があるから大丈夫といっていますが、そのお金を国が出すのか、東京都が出すのか、民間企業に負担させるのか、東京オリンピックの経済効果だけがひとり歩きして、実体経済の動向が不透明なままです。

 

愛菜の戯言としては、これからの恒久的な日本の繁栄を考えるのであれば、インフレ目標率を1.5%ぐらいにして、マイナス金利をやめることです。

長期金利も0.2%などとケチなことは言わないで、とりあえず0.8%とすれば、欧米からの圧力もかわせるのでいいんじゃないでしょうか。

海外では好感されました

いずれにしても今回の日銀の決定は、現状に視点を見据えれば金融機関には不満の種がくすぶっているでしょうが、国際社会の中の日本や今後の国民生活を考えると、とりあえず最良な判断だったと思います。

海外メディアや為替市場は、貿易戦争やEU経済の弱さ、新興国通貨の下落などから、今回の日銀の判断には大変に好感を持った論調が多いです。

昨日のトレード 利益2円50銭

ターゲットラインがうまく機能してくれました

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昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
設定レンジの上限は111.10円。下限は110.90円
上限越えのターゲットは、111.25円、111.38円、111.45円
下限越えのターゲットは、110.75円、110.60円、110.49円
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昨日は、正午過ぎに日銀の発表があるとヘッドラインニュースにありましたので、正午前には投稿していました。

あなたは、読んでいただけましたか。

経過報告

まずは一旦下がった設定レンジ下限越えの第1ターゲットの110.75円はドンピシャでした。

私は、最初の下落にはちょっと油断していてエントリー出来なくて、110.75円から「買い」。

それから設定レンジ上限越えの第1ターゲット111.25円で「約定」。50銭。

一旦、急降下。

続いて第2波。

設定レンジ上限の111.10円で「買い」。

第2ターゲットの111.38円を過ぎて第3ターゲットにわずか2銭届かずに下落。

第3ターゲットを前にして戻った111.42円で「決済」。28銭。

ターゲット通りの展開でしたから、楽々ゲットできました。

わずか10分くらいの出来事でした。合計で78銭。

 

それからはゆっくりと、定石の「元の位置」。

「愛菜の3MAトレード」を1分足チャートでやって111.31円から「売り」。

設定レンジ上限111.00円で「決済」。31銭。

 

契約しているレンタルサーバーのアクセス解析を見たら、正午までに28人の方に閲覧していただいていました。

うまくいきましたでしょう!

お昼からこれほど稼げるのは嬉しいし、何よりも読んでくださっている方々が利益を取れて、愛菜は幸せ者です。

 

そしてマキちゃんのお世話をしにきてくださっている兄弟子の奥さんたちの目が光っているなかで、何とか愛菜トレードの面目を保つことが出来ました。
「愛菜ちゃんもまあまあね。」といわれて嬉しさが倍増しました。

今後のドル円の展開を占う「黒田総裁の記者会見」の本番に向けてここで10分の昼食。

兄弟子の奥さんの誰かが猪八戒先生にさっきの愛菜トレードを報告してくれて、兄弟子たちがやっている「さや取り」トレードの許可がほしいな、と思いながらコールスローサラダのサンドイッチをいただきました。

 

午後2時15分

再度、設定レンジ上限111.10円で「買い」。今度は第2ターゲット手前の111.35円で「決済」。25銭。

そして第1ターゲット111.25円から「買い」。第3ターゲットの111.45円。20銭。

 

午後3時半過ぎ。

誰が何のために持ち込んだのか、円買いの下落。

うまく反応できて、第2ターゲットの111.38円から「売り」。

設定レンジ上限の111.10円で「決済」。28銭。

 

午後4時半。

安全を期して、第1ターゲットの111.25円から「買い」

第2ターゲットの111.38円で「決済」。13銭。

 

午後5時半

第2ターゲットの111.38円で「買い」。第3ターゲットの111.45円を越えて111.58円まで伸びて戻った111.53円で「決済」しました。15銭。

 

午後10時前

あとは午後10時前からの上昇に「愛菜の3MAトレード」でうまく乗れて、111.45円から「買い」。

決済は111.85円。40銭。

 

昨日は、全部で2円50銭。
今年初の快挙でした。

ターゲットラインがしっかり機能してくれて嬉しかったです。

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

8月1日(水曜日)
英国 英中銀金融政策委員会(MPC)(~2日)

16:55
ドイツ 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)

17:00
ユーロ圏 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)

17:30
英国 7月製造業購買担当者景気指数(PMI)

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:15
米国 7月ADP雇用統計(前月比)

22:45
米国 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)

23:00
米国 6月建設支出(前月比)
米国 7月ISM製造業景況指数 59.2

翌3:00
米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表

2018/08/01(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.91円。下限は111.70円です

「ドル円/今日の設定レンジ」上値狙い

20180801_1uy_p

「ドル円・日足」上昇のトレンドラインが引かれました

20180801_duy_p

 

今日のトレード戦略

いつもでしたら昨日のような大きな上昇があった場合は、一旦調整反落があって、それから112円超えを目指す展開となります。

ただ海外のトレーダーさんの中には、昨日の利益をもって早めのバカンスを宣言している方々が増えていて、定石通りにいくのか欧米勢の参入後の動向を見守ろうと思っています。

設定レンジの上限を越えたら、111.96円、112.04円、112.18円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、111.60円、111.55円、111.41円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください

 

今週は利益を積み上げることが出来る、と思っています。

そういうときこそ焦らないで、しっかり相場の波に乗っていきます。

愛菜