常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

昨晩は久しぶりに大きく動いたドル円でした。
ニューヨーク時間・午前中の実需筋取引が終わってから、アメリカ勢・投資家の「ドル買いの意欲の強さ」を見ることが出来ました。

昨日のトレードをしている間に気がついたことを、下記のそれぞれのところに書きました。

 

 

昨日・10月17日(水)の主な経済指標・結果

17:30
英国・消費者物価指数(CPI) [前月比]
結果:0.1% 予想:0.2% 前回:0.7%

英国・消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
結果:2.4% 予想:2.6% 前回:2.7%

英国・卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアCPI) [前年同月比]
結果:2.4% 予想:2.3% 前回:2.1%

英国・小売物価指数(RPI) [前月比]
結果:0% 予想:0.2% 前回:0.9%

英国・小売物価指数(RPI) [前年同月比]
結果:3.3% 予想:3.5% 前回:3.5%

⇒消費者物価の前年対比は2.4%の上昇はみられたものの、全体的に経済の鈍化が印象的でした。

今回の経済指標の発表を受けてイギリスの株価と金利は動きませんでしたが、なぜかポンドは対ユーロで上昇。ポンド高。

買い上げたのはイギリス勢。

これを受けて、市場の評価が混乱しました。

つまりイギリスはEU離脱について心配はしていないからポンドを買い上げた訳だけど、その根拠は何だ、ということです。

今朝までの書き込みをまとめると、次のようになりました。

対イギリスに対しての強行派は、EU連合の官僚群。

EU離脱を問うイギリスの「国民投票の選挙運動」で、「選挙で選ばれてもいない官僚が、選挙で選ばれた政治家を牛耳り、EUを治めている」と暴露された恨みが今も続いています。

最近になってEUの政治家が「官僚たちのイギリスへの報復はいかがなものか」と苦言を呈しました。

それについてフランスのマクロン大統領が、官僚を擁護する発言がありませんでした。

そこでEU側からイギリスに出される離脱案について、政治家が関与し始めたという観測がイギリス国民を安心させてポンド買いのきっかけとなったのではないか、と思われています。

⇒ドル円 動かず

 

21:30
米国・9月住宅着工件数[年率換算件数]
結果:120.1万件 予想:122.0万件 前回: 126.8万件

米国・9月住宅着工件数[前月比]
結果:-5.3% 予想:-5.6% 前回:7.1%

⇒大型ハリケーンの影響が反映されました。

米国・9月建設許可件数[年率換算件数]
結果:124.1万件 予想:127.8万件 前回:122.9万件

米国・9月建設許可件数[前月比]
結果:-0.6% 予想:2% 前回:-5.7%

⇒将来の景気予測に使われている許可件数は弱い数字でした。

ドル円、ほぼ動かず

 

翌3:00
FOMC議事要旨
⇒市場が反応したのは「長期予測を達成または上回るまで利上げは継続すべき」との内容。

ドル円は上昇。

 

昨日のトレード 利益91銭

○上限と下限のターゲット オールクリア それぞれ第3ターゲットが底値と天井

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は112.41円。下限は112.27円。

上限越えのターゲットは
112.49円、112.56円、112.71円。
下限越えのターゲットは
112.20円、112.12円、112.01円。

1回目 午後2時過ぎ
設定レンジ下限112.27円→第1ターゲット112.20円。「売り」7銭。

これは日経平均の上げ幅の縮小が原因。株での減益をドル安でバランス調整ということです。

 

2回目 午後3時過ぎ
第1ターゲット112.20円→設定レンジ下限112.27円。「買い」7銭。

ドイツ勢は買いで参入。というか一旦設定レンジに戻して仕切り直そうとした感じでした。

 

3回目 午後5時前
設定レンジ下限112.27円→第1ターゲット112.20円。「売り」7銭。

ロンドン勢が参入。午後5時半の「英国の経済指標の結果」が悪かったのに対ユーロでポンド買いが進行。
為替相場があっけに取られていました。ドル円は沈黙。

 

4回目 午後6時過ぎ
設定レンジ下限112.27円→第1ターゲット112.20円。「売り」7銭。

とりあえず流れには乗れましたが、ドル円はすでにレンジ相場化していました。

 

5回目 午後8時前
第1ターゲット112.20円→設定レンジ下限112.27円。「買い」7銭。

早出のアメリカ勢が参入。彼らもとりあえず設定レンジ下限に戻すことを考えたのでしょう。

 

6回目 午後10時半過ぎ
設定レンジ下限112.27円→第2ターゲット112.12円。「売り」15銭。

欧米勢が入り乱れての戦い。日本勢の機関投資家はお家に帰っている時間ですから、もっぱら相場に入っているのは、「ミセス・ワタナベ」勢。
アメリカの株価と国債の利回りを見る限りでは、アメリカの実需筋がドルを売って円を調達していたと思いました。

 

7回目 午後11時半
第2ターゲット112.12円→第3ターゲット112.01円。「売り」11銭。

第3ターゲットが底値となって、上昇に転じました。

 

8回目 午前1時
睡魔に打ち勝てず「ポジションメイク」。

午前3時のFOMCの議事録要旨は、とくに問題はないはずだから、それまでは上昇すると思ったので、ターゲット狙いをしました。

設定レンジ上限112.41円からそれぞれのターゲットに決済ポイントをおいて3枚。

損切りはそれぞれのターゲットから10銭下。

朝の8時にマキちゃんからダイニングに行こうと起こされて、その前にチャートを見たらナント、上限越えターゲットがすべて決済されているではありませんか!

しかも第3ターゲットの112.71円が天井でした。「買い」30銭。

 

ご機嫌で朝食をいただきました。

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

10月18日(木曜日)
日本 貿易統計
日本 超党派議員靖国神社参拝
日本 日銀支店長会議
ベルギー アジア欧州会議(ASEM)

15:00
ドイツ 9月卸売物価指数(WPI)(前月比)

17:30
英国 9月小売売上高指数(前月比)

21:30
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

23:00
米国 9月景気先行指標総合指数(前月比)

 

2018/10/18(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.72円。下限は112.49円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
112.81円、112.88円、112.96円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
112.42円、112.35円、112.27円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)が強いサポート線

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「ドル円・日足」上昇トレンドラインはしっかり

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今日のトレード戦略

昨日はアメリカ勢がドルを買い上げて、日本勢の十八番を奪った感じです。

「さぁ、日本よどうする」というアメリカ政府の声が聞こえてきます。

当然受け身の私は、お金持ちの投資家さんのご判断を尊重して、ひたすらついて参ります、という気持ちです。

 

今日のリスクはEU首脳の発言。

昨日も中国政府はアメリカに対していろいろと言っていますが、アメリカの反トランプ大統領のメディアですら無視しています。

 

中国関連で為替相場が動くとしたら明日の午前中ではないでしょうか。

欧米のトレーダーさんから「明日の日本時間は起きてトレードするから、愛菜のトレード戦略が決まったらメールくれ」なんて言われていますが、「私はついていくだけだよ」ともう返信しました。(笑)。

最高の戦略は「追随」です。少しモニターから離れてチャートを見てみませんか!

そして大きな流れを感じてください。

 

明日の投稿前に重要な経済指標の発表がありますから書いておきますね。

10月19日(金曜日)

8:30
日本 9月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
日本 9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)

11:00
中国 7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
中国 9月小売売上高(前年同月比)
中国 9月鉱工業生産(前年同月比)

 

「愛菜の3MAトレード」とターゲット狙いだけで利益は取れます。

今日も頑張りましょう、ね。

愛菜