こんにちは、天野愛菜です。

昨日のパウエルFRB議長の「追加措置が必要となる可能性は高い」などの発言からは、ドル売りが市場のコンセンサスになりました。

しかし午前中のドル上昇は、「余力はまだまだあるよ」と日本の底力を見せつけました。
これで「迂闊にドル売りは仕掛けられないなぁ。」と海外勢。
円を買って日本株投資の思惑がある投資家の意欲を、ちょっと削ぎました。

さて米国1-3月期GDPはマイナスでしたが、blogで書いておいた通りに、売りは危険でしたでしょう。

今のドル円は、自動車の運転に例えるならば、左に曲がるときに、反対の右側に遠心力が掛かっているような感じです。

アメリカにいて感じることは、日本のプロトレーダーの方々の見立てや、エコノミストの方々の意見は合っています。
しかし、遠心力で逆方向に行って、そしてすぐにまた逆方向にいくので、当たりづらいだけのこと。

今日は月末。
素直にドル売りでいくか、振られてドル高に向かうか注意が必要です。

昨日のトレード 利益1円54銭

☆達成ターゲット/下限・第1ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は106.89円。下限は106.51円。

ターゲット
⑤107.40円 <4/27 設定レンジ下限>
④107.33円 <4/28 設定レンジ上限、Horizon Line>
③107.19円 <4/28 設定レンジ下限、Horizon Line>
②107.03円 <適応型移動平均・転換線>
①106.96円 <4/28 Horizon Line>

◆ 106.89円 設定レンジ・上限
B.L① 106.80円 <4/28 Horizon Line>
B.L② 106.70円 <適応型移動平均・転換線>
B.L③ 106.56円 <4/28 Horizon Line>
◆ 106.51円 設定レンジ・下限

①106.44円 <適応型移動平均・転換線>
②106.35円 <3/ 6 高値>
③106.18円 <Pivot Day・S2(欧米式)>
④106.05円 <適応型移動平均・転換線>
⑤105.78円 <Pivot Day・S3(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します

―――日本時間―――
1回目 7:40
106.84円<Pivot 1H・Key>→106.51円<Pivot 1H・S1>。「売り」33銭。

―――欧米時間―――
2回目 16:29
106.51円<設定レンジ・下限>→106.44円<下限①・Target>。「売り」7銭。

3回目 17:36
106.44円<下限①・Target>→106.70円<B.L②>。「買い」26銭。

4回目 22:03
106.70円<B.L②>→106.56円<B.L③>。「売り」14銭。

5回目 22:07
106.56円<B.L③>→106.68円<Pivot 1H・R1>。「買い」12銭。

6回目 23:06
106.56円<B.L③>→106.68円<Pivot 1H・R1>。「買い」12銭。

7回目 0:08
106.56円<B.L③>→106.70円<B.L②>。「買い」14銭。

8回目 2:18
106.65円<Pivot 1H・S1>→106.75円<Pivot 1H・R2>。「買い」10銭。

9回目 2:58
106.70円<B.L②>→106.56円<B.L③>。「売り」14銭。

10回目 3:30
106.58円<Pivot 1H・S2>→106.70円<B.L②>。「買い」12銭。

2020/04/30(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.87円。下限は106.52円です

ターゲット

⑤107.33円 <4/28 設定レンジ上限、Horizon Line>
④107.19円 <4/28 設定レンジ下限、Horizon Line>
③107.08円 <Pivot Day・R3(THV)>
②107.00円 <大台>
①106.92円 <Pivot Day・R1(欧米式)>

◆ 106.87円 設定レンジ・上限
B.L① 106.80円 <4/28 Horizon Line>
B.L② 106.65円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
B.L③ 106.60円 <Pivot Day・Key(THV)>
◆ 106.52円 設定レンジ・下限

①106.47円 <適応型移動平均・転換線>
②106.36円 <4/29 安値>
③106.32円 <Pivot Day・S1(欧米式)>
④106.22円 <適応型移動平均・転換線>
⑤106.06円 <Pivot Day・S2(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※「愛菜のターゲット・トレード」は、上記ターゲットと近似値1時間Pivotを使用します

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

ファンダメンタルズは、総じて「ドル安」
そしてパウエルFRB議長の発言も、先日のblogで書いた通りに「金融抑圧」からのドル高是正。

今日のポイントは、ユーロ圏発の要人発言で、極端なユーロ売りドル買いにならなければ、ドル売り方向となります。

今日のトレード戦術は、107.00円<上限・第2ターゲット>を越えるまでは、「売り」目線。
下限ターゲットが1時間Pivotのサポートと重なったら、小さな買いへの反転。それが積み重なっていくと、ドル高への方向性が醸成されていきます。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です

街中でよく見掛けるゴミ箱…ではなくて「郵便ポスト」。
アメリカでは、ドライブスルーの郵便ポストもあります。
自宅のポストに切手を貼って、目印となる赤い旗を立てておけば、わざわざ郵便ポストまで行かなくても回収してくれるのです。
日本もそうなれば、個人の需要も増えそうだけど。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)