常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

注目の「ウォルマート」の決算は好結果

こんにちは。天野愛菜です。

昨日発表された小売業では世界最大手の「ウォルマート2018年11月―2019年1月期の決算が発表されました。

売上高 1,387億9.300万ドル(+1.9%)

純利益 36億8,700万ドル(+69.5%)

 

発表直後、一瞬で世界的なドル安引き起こした、先週2月14日の米国商務省・発表「12月小売売上高」

12月 小売売上高 [前月比]*
結果:-1.2% 予想:0.1% 前回:0.2 %

12月 小売売上高(除自動車) [前月比]*
結果:-1.8% 予想:0.0% 前回:0.2 %

 

その直後から、海外トレーダーさんたちの間で交わされているチャットでは

「政府閉鎖が解除されたばかりの連休ボケか?」

「あり得ない減少幅。これが本当なら1月の株価はリーマンショック並であるはず!」

「商務省は精査したのか!」

と疑念を抱くコメントが多数。

そして商務省が異例のコメント
「私たちは間違っていない」―と。

 

そこで注目されていたのが、昨晩の「ウォルマート」の決算でした。

純利益の69.5%増には、海外トレーダーさんたちの誰もが逆の意味で驚きました。

 

そして「米国経済の衰退の始まり」と市場にイヤな雰囲気を発信していたエコノミストさんたちは、「アメリカ経済の堅調さを物語っている」と、つい5日前に言っていたことなど知らん顔。

でも海外トレーダーさんたちは、しっかりと覚えています。

「もうあなたのことは、信用しません。」リストが出回っています。(笑)。

昨日の主な経済指標の結果

18:30 英国
1月 失業保険申請件数
結果:1.42万件 予想:―万件 前回:2.08万件

1月 失業率
結果:2.8% 予想:-% 前回:2.8%

12月 失業率(ILO方式)
結果:4% 予想:4% 前回:4%

⇒英国経済はしっかりしています。

24:00 米国
2月 NAHB住宅市場指数
結果:62 予想:59 前回:58

⇒もともと相場的には動かない指標ですが、それでも3銭ほどの上昇。
今後の住宅関連指標の発表に期待です。

昨日のトレード 利益65銭

○上限・第2ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は110.62円。下限は110.45円。

上限越えのターゲットは
110.69円、110.78円、110.91円。
下限越えのターゲットは
110.36円、110.25円、110.11円。

バランスラインは、110.55円。

昨日は、マキちゃんの検診にお付き合いして美容院に行って、そしてマキちゃんと美容院のお姉さんと私の三人でお食事に行きました。

行って帰って来たのが午後9時前。
お風呂にお湯を張っている時間で、マキちゃんとコーヒーTime。
肩と背中をマッサージしてあげて、マキちゃんはお風呂。

私はトレード開始。
どうせ動いていないのだろうと、チャートを開いたらビックリ!
なんと上限・第2ターゲット110.78円を付けているではありませんか。

110.80円少し上から下がって上限・第2ターゲット110.78円で上値を押さえられているのを感じて、急いでエントリーしました。

昨日は、設定レンジとターゲット、そしてバランスラインだけでトレード出来ました。
安全トレードでした。

———-欧米時間———-
1回目 21:45
上限・第2ターゲット110.78円→バランスライン110.55円。「売り」23銭。

2回目 0:15
上限・第1ターゲット110.69円→バランスライン110.55円。「売り」14銭。

3回目 2:00
上限・第1ターゲット110.69円→バランスライン110.55円。「売り」14銭。

4回目 3:30
バランスライン110.55円→上限・第1ターゲット110.69円。「買い」14銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

2月20日(水曜日)
日本  石油製品価格調査
日本  1月主要コンビニ売上高

8:50
日本 1月貿易統計(通関ベース、季調前)
日本 1月貿易統計(通関ベース、季調済)

16:00
ドイツ 1月生産者物価指数(PPI)(前月比)

21:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

24:00
ユーロ圏 2月消費者信頼感(速報値)

翌4:00
米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

愛菜の経済指標・用語解説

MBA住宅ローン申請指数

個人の住宅ローン申請が行われた指数。
米抵当銀行協会(The Mortgage Bankers Association)が、毎週水曜日に発表。
基準値は1990年3月16日を100としたものです。

あくまでも「申請」なので、住宅建設の着工に結びつくとは限りません。
また個人による複数の申請も計算に入れているので、住宅関連指数のなかでは概況として参考にします。

2019/02/20(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.92円。下限は110.56円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
111.00円、111.12円、111.23円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
110.45円、110.36円、110.24円をターゲットとします。

バランスラインは、110.82円と110.65円。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)に注意

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「ドル円/日足」移動平均線(75)に注意

20190220_duy_p

愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の経済指標での注目

「翌4:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨」
う~ん、おそらく寝てる…。
その前の「21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)」はほとんど動きません。

ということでテクニカルと、ファンダメンタルズを考えましょう。

テクニカルでは、以前から書いていますが、日足の移動平均線(75)がいまだにしっかり機能しています。

ここを抜けたら、111.00円!

ただし111.00円付近には強烈な「売り」ポジションが存在。

それこそ3回トライしなければ、しっかりと上抜け出来ない状況。

 

そうこうしている間に、市場は
「翌4:00 米国米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨」待ちになる可能性。

最近のドル円は、米中通商協議に対する思惑には、株価と違ってあまり動きません。

事実を確認してからそれなりの方向に行きましょう、という感じです。

ここでの為替市場の注目は

「人民元の切り下げはしない、と中国はアメリカに確約するか」という問題。

中国の為替操作に話が及んできています。

為替操作などはしたことがない、と中国がシラを切ると一気に「ドル安」。

 

トレードは、ジェットコースターに乗っているのと同じで、上昇中はドキドキ感があって「買え」ません。

地面と平行になって気持ちが落ち着いたところで、これから急降下するのに「買い」で入ってしまうことが最初は私もよくありました。

 

大切なことは上昇のスタート位置をしっかりと見定めておくことです。

今日のドル円はある程度の高見にきているので、引きつけてからの「売り」が安全です。

昨日の私のトレードも、トランプ大統領が「対中通商合意期限の延長を再度発表」するまでは、「売り」Onlyのエントリーでした

 

★正午現在★
「ドルインデックス」  日足=買い 1時間足=売り
「米国10年債利回り」 日足=低下 1時間足=低下
「ユーロドル」 日足=ユーロ売り/ドル買い 1時間足=ユーロ買い=ドル売り

★米ドルと日本円の強さの比較★
1時間足 米ドル日本円
日足   米ドル日本円

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

寒かったり暖かくなったり…。体調不安。
あなたも気を付けてください。

天野 愛菜(まな)